なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(343)

      船越通信、癸械苅魁   。横娃隠掲12月17日   北村慈郎

・10日(日)は礼拝後、お茶を飲みながら、船越教会に関係するお世話になった牧師の方や遠方の教会

員の方々へのクリスマスカードに名前を書いたり、一言メッセージを記したりして、最終的にIさんにま

とめていただき、投函してもらいました。私は、今まで燭火礼拝に参加して下さった方々や、DVD鑑賞会

に参加してくださった方々に、クリスマスの案内と、ちょうどこの日に教会だより「船越の丘から」10

号が発行されましたのでそれを同封し、約35名の方々に出す準備をし、その日の夜に投函しました。

・この日は皆さんが帰った後も、私は船越教会に残り、北村慈郎牧師の処分撤回とひらかれた合同教会を

つくる会(以下支援会)が支援者約950名に、10月7日と10月28日に開催しました東京と大阪の

出前集会の報告を通信第20号にして発送する準備をしました。発送日は12日(火)に世話人会・事務

局会で決めていました。しかし今回は12月でクリスマスの時期ということもあり、発送日に作業ができ

る人が少な目でしたので、できるだけスムーズに発送作業ができるように、前以ての準備を十分しておき

たいと思いました。支援会がこれまでに出した通信は、大体16頁でしたが、今回は東京出前集会での講

演「地方教会の小さな歩みの中から~開かれた聖餐を巡り佐久教会が直面する問題~」(佐久教会信徒伝

道者:武田武長さん)、大阪出前集会での講演 屐秕譴龍飢顱筺狙擇衫?れる時代の場で~」(隠退教

師:村山盛忠さん)、大阪出前集会での講演◆崙鐱楷霪超誼弔粒莽を開く」(世話人代表:関田寛雄さ

ん)のそれぞれ内容の濃い三つの講演を通信第20号に掲載しましたので、通信第20号は24頁になり

ました。その他に村山盛忠さんの講演との関係でその資料集にキリスト新聞に支援会が出した意見広告の

写しを同封することになっていましたので、その印刷と紙折の作業と、その他封筒や振替用紙などの印刷

は、発送日までに終えておきたいと思いました。11日の月曜日も私は船越教会でその作業をし、11日

の夜からは連れ合いも手伝ってくれて、12日(火)の発送日までには、予定した準備は大体終えること

が出来ました。12日(火)は私たちの他に4人が来てくださり、午後2時半には全ての作業が終わり、

ヤマトに連絡して、午後4時には手持ちで届ける分は除いて約850通をDM便として出すことができまし

た。今回も予定通り発送できました。講演者をはじめ支援会事務局の方々のご協力を心から感謝いたしま

す。

・さて、みなさんにも是非支援会通信第20号をお読みいただきたいと思います。支援会の今後の運動と

しては、私の免職撤回獲得はもちろん大事な課題ですが、これは現在の教団の体制の中ではなかなか難し

い状況ですので、もう一つの支援会の運動目標である「ひらかれた合同教会をつくる」ためには何ができ

るかという課題への取り組みが求められています。今回の通信第20号に掲載されています村山盛忠さん

の講演にもありますように、現在の日本基督教団にあって、教団執行部がめざす宣教とは違ってもう一つ

のオータナティブな宣教のあり方をめざす様々なグループ、教会・伝道所、個人が教団内に存在するとい

う現実に立って、何かができないかということです。それらに緩やかなつながりをつけながら、現在の教

団執行部に対峙する教団内の連帯の運動が形成できないかという課題です。大阪の出前集会での協議の中

で、一人の方が大変力強い発言をしてくれました。「村山さんがおっしゃったオータナティブ教会という

ことも、ああなるほどなあと思って、この会を『ひらかれた合同教会をつくる』という点に重点を置い

て、『免職されても大丈夫だぜ』というネットワークを作って、『うちもそうや』という状況を作ってい

けば、オータナティブになれて、対話というのは、対等でないと成り立たないので、相手と対話できる体

制というのを、こっちも作っていくことが必要ではないか」と。

・最近沖縄の普遍間飛行場に隣接するバプテスト教会の保育園の庭に普天間基地に所属する米軍ヘリの落

下物と思われるものが落ちたり、小学校の庭に窓枠が落ちたりして、改めて世界で最も危険とされる普遍

間飛行場と沖縄の過重な基地負担の問題が突きつけられています。辺野古の新基地建設も政府は反対を力

で抑えつけて進めています。山城博治さんの裁判も近々最終弁論があり、来年3月には一審の判決が出る

ことになっています。このことも私たち自身の問題として夫々出来ることをしていきたいと思います。上

記保育園の父母会からの《子ども達を守るための署名活動にご協力をお願いいたします》という署名用紙

を受付の机に置いてありますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

・13日(水)には午後参議院会館で、沖縄から山城博治さんや北上田毅さんが来て、院内集会と政府交

渉「辺野古の工事、今どうなっているか」がありました。私は参加を予定していましたが、支援会の通信

発送作業の疲れが出てか、体が重く、家で休むことにしました。北上田毅さんは「チョイさんの沖縄日

記」というブログで、辺野古の状況を大変詳しく発信してくれています。私は目取真俊さんのブログ「海

鳴りの島から」と「チョイさんの沖縄日記」から、時々辺野古の状況を知るようにしています。

・15日(金)は午後紅葉坂教会に寄り、紅葉坂教会関係者の支援者に送る通信第20号の郵送物を届け

ました。郵送料の節約で、日曜日に手渡ししてもらうためです。それからこの日夜に寿地区活動委員会が

ありましたので、伊勢佐木町有隣堂で本を見た後、寿地区センターに行きました。この日はなか伝道所

の場所で委員会をしました。寿地区活動委員会では、前半の報告で寿地区センターの一か月の活動報告に

加えて、寿地区センター協力宣教師の報告、関連活動団体の報告、野宿者のパトロールの報告(相模原、

茅ヶ崎、鎌倉、大船、江の島、桜木町)があります。会計報告と共にこの諸報告が寿地区活動委員会での

重要な議事になっています。協議では具体的な活動の内容が議せられますが、場合によっては、報告に多

くの時間を取る時もあります。この日報告の中で、私は船越教会でも礼拝後の報告でさせてもらいました

が、大阪釜ヶ崎における「西成特区構想」について話しました。寿には同じような行政の動きは、今の所

ないようです。釜ヶ崎と違って寿は寄せ場として地域が狭いからかも知れませんが、日雇労働者や野宿生

活者が排除されないようにしなければなりません。