船越通信癸隠牽后 。横娃隠看12月7日
・11月30日の日曜日は、礼拝後Nさんが外階段壁に夜になると点滅するクリスマス用の点燭を設置して
くれました。形は上に十字架のあるクリスマスツリーです。教会に誰もいない日でも、アドベント・クリ
スマスの期間夜になると点滅するようになっています。その後もNさんは午後2時過ぎ頃まで、教会の道路
側の網をはった壁に伸びた雑草を切り取ったり、庭の木の手入れをしてくださいました。庭はもう一人の
Nさんがいつも手入れしてくださっていますので、お二人のNさんによって船越教会の庭や崖が雑草や伸び
た木の枝でむさくるしくなることなく、きれいに整えられています。ありがとうございます。
・この日私は午後4時半から教区事務所で行われました本年度の第3回オリエンテーションのための準備が
あり、私が教会を出たのは午後3時過ぎでした。4時には教区事務所に着き、私とほぼ同時にいらした委員
のMさんと、お茶の準備をしました。今回のオリエンテーションは「合同のとらえなおし」について、神
川教区議長の平良愛香さんに発題してもらい、参加者で話し合いました。この教区のオリエンテーション
は、多様性を認め、対話による一致をめざす教区形成基本方針に基づいて、戦責告白、万博東神大問題、
教師検定問題、合同のとらえなおし、聖餐問題など、70年来教団の中で論争されて来た諸問題について、
それがどういう問題であるのかを理解し、教区総会などでの議論の時に、これらの諸問題に対する無理解
の故に議論にならなかったり、初めから説明しなければならないために時間を取ってしまったりしないた
めに、神奈川教区ではオリエンテーションを設けて、そこで問題の所在と話し合いをすることにし、現在
に至っています。ところが、2010年の教団総会で常議員選挙が全数連記で行われ、50パーセント強の一部
の人たちの翼賛体制になってから特に、神奈川教区の連合長老会系の教会からはこのオリエンテーション
への参加がほとんどなくなっています。オリエンテーションの対象者は、神奈川教区の諸教会に迎えられ
た新任教師、按手・准允志願者、神奈川教区の諸教会・伝道所に在籍する神学生などです。神奈川教区の
オリエンテーションのような働きを持っている教区は、多分ほとんどないのではないかと思われます。問
題を風化させないためにもオリエンテーションの働きは重要に思いますので、私自身は今後も何とか続け
ていきたいと思っています。
・2日(火)は、午前10時5分からはじまる農村伝道神学校の礼拝の説教を頼まれていましたので、朝早く
から鶴巻を出て農伝に行きました。礼拝は20分くらいでしたので、その後農伝の図書館で本を読み、お昼
は農伝の食堂で賄いをしてくださる方によって用意された昼食をいただきました。手の込んだ美味しい昼
食でした。午後授業をして、午後4時20分過ぎに農伝を出て常置委員会が行われる蒔田教会へ向かいました。
常置委員会は午後6時から始まりますが、JR町田駅に着いた時、少し遅れるようでしたので、教区事務所に
遅刻の連絡をしておきました。案の定30分ほど遅刻して常置委員会に出席しました。既に私の担当のオリ
エンテーションと寿地区活動委員会の報告の時間は過ぎていて、後の議事の途中で報告させてもらいまし
た。この日の常置委員会では、私に関わる議案が二つ出ていました。一つは過日開催の第39回教団総会で
神奈川教区総会決議として出した「私の免職撤回と聖餐論議の場の設定を求める議案」が、教団総会議長
の「この議案は教憲に抵触するので取り上げない」との一言で葬られたことに対して、常置委員会として
抗議するという議案です。教団の教規には教区総会決議は教団総会議案となることが明記されていますの
で、この議案が教憲のどこにどのように抵触するのかという説明も全くなく、上記の一言で議長の一存で
この議案を葬り去ることは、明らかに教憲教規違反に値すると思われます。もう一つは、私の身分に関わ
る問題です。私が教団から免職処分を受けてから、教区では私が教師なのか信徒なのかということで、教
区総会で時々問題になっていました。しかしある時から免職されたけれども、私は今も教師であるという
認識を教区では共有していたように思います。それが今回の船越教会代務者申請を教団に出したところ、
教団は私の辞任を認めませんので、私についてはどんな書類が教団から来るかと思っていましたが、実際
に来たのは「証明書 氏名 北村慈郎 上記の者は、2010年9月15日付で日本基督教団教師の身分
および資格を喪失したことを証明します。日本基督教団総会議長 石橋秀雄」というものでした。これに
よれば、私は免職処分で教団の教師ではなくなったということです。では信徒なのか。信徒ならば教区総
会議員にも教団総会議員にもなれる可能性があることになります。そこで常置委員会ではその点を信仰職
制委員会へ諮問することになりました。
・4日の夜にTさんとHさんと私とで船越教会平和センターの今後の活動について話し合いました。Hさん
から今までのことを伺い、これからのことを考えました。一つは、今まで数回開催されたビデオを観る会
を、今後も計画してその時々の平和や人権の問題をビデオを観る会として継続していくこと。来年1月11日
(日)の役員会後にみんなで観たいビデオを持ち寄って、相談することにしました。もしこれはぜひみんな
で観たいというビデオがありましたら、上記3人の誰かにお伝えください。横須賀ではキリスト者の2・11
集会を以前持っていたが、今は開いていない。神奈川教区の中でも東湘南地区だけが2・11集会を行ってい
ないので、何とか開けないかという意見がありました。直ぐには難しくても今後の課題にしていくことに
しました。横須賀の市民運動との関わりも模索すること。月例でもなどの参加はできる人でしていくよう
にしたい。その他に、この日は話題になっていませんでしたが、平和センターが主催して、教区の基地自
衛隊小委員会などに働きかけて、横須賀基地監視体験を企画する話も前にでていました。今後横須賀在住
で教会に来ている方とも話し合っていくことにしました。