なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

マルコ福音書による説教(44)

マルコ福音書による説教(44)マルコによる福音書10:46-52、 ・今日のマルコによる福音書10章46節以下に出てきますバルテマイという目の不自由な人は、どのような所(場所)から、エルサレムに向かってエリコの街道を受難へと進んで行くイエス…

船越通信(55)

船越通信癸毅機 。横娃隠嫁4月29日 ・4月22日の日曜日は、礼拝後昼食を共にし、その後2012年度船越教会定期教会総会が開催されました。現住陪餐会員21名中10名の出席で、総会は成立しました。組織会を経て、2011年度活動総括と諸報告は訂正付加意見を反映…

第一回口頭弁論報告集会から

第一回口頭弁論報告会から 4月26日の私の第一回口頭弁論後に行われた報告会は下記のような内容で行われました。報告集会には約170名の方々の参加がありました。 〈北村慈郎牧師を支援する会・第1回口頭弁論報告集会〉 2012年4月26日 千代田区立日比…

第一回口頭弁論原告意見陳述

昨日、午前中に小沢一郎の裁判が行われた東京地裁で、私の第一回口頭弁論が行われました。弁護士からは前以て20分ぐらいで終わりますよと言われていましたが、実際には1時間かかりました。裁判には教団側から、石橋秀雄議長が二人の弁護士と被告席に座り、傍…

黙想と祈りの夕べ通信(108、復刻版)

今日は私の裁判の日です。「黙想と祈りの夕べ通信(108、復刻版)」を掲載します。 黙想と祈りの夕べ通信(108、復刻版) (通信 108[-3]2001・10・21発行) 2年前の夏にHさんの弟さんであるFさんが40年にわたる闘病生活の末に召されました。81歳…

明日の裁判を前にして

明日の裁判を前にして いよいよ明日私の裁判の第一回口頭弁論が東京地裁で行われます。弁護士から教団側からの答弁書と準備書面(1)が届きましたが、それを読む限り、教団側は仮処分申立のときと同じように、政教分離による宗教団体の自治と、戒規免職は教…

父北村雨垂とその作品(93)

今日も「北村雨垂とその作品(93)」を掲載します。 明後日が私の裁判の日です。傍聴席98席は満たされそうです。私の主張は、本来聖餐のような教会の教義に関わる問題は、法によってどうこうという問題ではないということです。福音と法ということからす…

父北村雨垂とその作品(92)

今日は「父北村雨垂とその作品(92)」を掲載します。 下記の父の句の中に、「レーニンもカウッキーも踏絵、それも踏絵」とあります。踏絵と言えば、遠藤周作の「沈黙」を思い出しますが、踏絵によっては踏んでしまってもかまわないものもあるでしょし、こ…

船越通信(54)

船越通信癸毅粥 。横娃隠嫁4月22日 ・4月15日の礼拝は6名でした。前週のイースター礼拝が21名でしたので、少し寂しい感じでした。けれども、何時ものように礼拝できることの喜びを共にしました。ただ紅葉坂教会のときには、100名前後の会衆によって礼拝が…

マルコ福音書による説教(43)

マルコ福音書による説教(43)、マルコによる福音書10:32-45 ・私たちは、自分自身のことを一番よく知っているのは自分であると思っているかも知れません。けれども、何かのことにぶつかって、自分のことを一番よくわかっていないのは、自分自身で…

黙想と祈りの夕べ通信(107、復刻版)

今日も「黙想と祈りの夕べ通信(107、復刻版)」を掲載します。 東電福島第一原発事故のことが気になりながら過ごしていますが、最近原発に関するある本を読んでいた時に、その本の中で紹介されていた『朽ちて行った命~被曝治療83日間の記録~』(新潮文…

黙想と祈りの夕べ通信(106、復刻版)

黙想と祈りの夕べ(通信 106[-1] 2001・10・7発行) 日曜学校で相手の顔が見えるということの大切さを考えさせられた。9月23日(日)の「老いを語る」礼拝に合わせて、日曜学校で年長者へのプレゼントを作った。幼少科はしおり、中高科はキャンディーを入…

黙想と祈りの夕べ通信(105、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(105、復刻版)を掲載します。 「黙想と祈りの夕べ通信」には、「分かち合い」での発言要旨(今までこの部分を掲載)の他に、その週のローズンゲンの聖書日課と聖書の言葉を思い巡らす短い文章の引用を入れて出していました…

父北村雨垂とその作品(91)

今日も「父北村雨垂とその作品(91)」を掲載します。 昨日は午後4時過ぎに鶴巻から寿地区センターに行きました。神奈川教区のオリエンテーション委員会があったからです。委員会では2012年度の予定を決め、終わってから数名で近くの中華店で飲んで食事を…

父北村雨垂とその作品(90)

今日は「父北村雨垂とその作品(90)」を掲載します。 この句の中にも既にこのブログに掲載してあるものが含まれているようです。ご容赦ください。私の父親の実存には、時代や社会に迎合できない何ものかがあったようです。下記の句の中にあります「神から…

船越教会通信(53)と私の書簡

船越通信癸毅魁 。横娃隠嫁4月15日 ・4月8日のイースター礼拝には、2人の子どもたちを入れて21名の礼拝出席者がありました。予定では礼拝後にテーマ話し合い「私の裁判をめぐって」をすることになっていましたが、急遽テーマ話し合いは中止して、イー…

イースター礼拝説教(ヨハネ福音書20章Ⅰ-18節)

「墓で起きたこと」ヨハネによる福音書20:1-18、 2012年4月8日 イースター礼拝 船越教会 ・もう7,8年前になりますが、紅葉坂教会での牧師の働きが11年目に入る時でした。求道者の方々にイースターの案内を、「11年目へ向けての挨拶に代えて」という…

第一回口頭弁論傍聴のお願い(2)

第一回口頭弁論傍聴のお願い(2) いよいよ私の裁判の第一回口頭弁論の日(4月26日)が近づいてきました。東京近辺の方傍聴よろしくお願い致します(案内はこのブログ3月27日にあります)。下記の文章は、「北村慈郎牧師を支援する会通信癸院廚坊悩椶気…

黙想と祈りの夕べ通信(104、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(104、復刻版)」を掲載します。 2001年にアメリカで起こった9・11「同時多発テロ事件」以後、10年と7ヶ月が経過しています。21世紀の初頭のこの10年は、ヨーロッパ近代以降のパラダイムの行き詰まりが顕著に現れ、世界…

父北村雨垂とその作品(89)

今日は「父北村雨垂とその作品(89)」を掲載します。 今回掲載します「川柳研究合同句集」に出した句は、幾つかは既にこのブログに掲載してあると思いますが、父としては自信のある句ではなかったかと思われます。下記の中にあります「弁証の諸君 見給え …

黙想と祈りの夕べ通信(103、復刻版)

今日は、昨日から船越教会に来ています。何時もは月曜日から木曜日午前中までは鶴巻にいるのですが、今晩常置委員会があり出席しなければなりませんので、昨日から船越教会に来て、「私の『戒規免職処分』問題はまだ終わっていません!」を教団の全教会・伝…

父北村雨垂とその作品(88)

昨日はイースターの礼拝でした。船越教会には子ども2人を入れて、21名が集いました。礼拝後予定していた「テーマ話し合い」(私の裁判をめぐって)は、急遽取りやめにして昼食会にしました。昼食会はカレーを準備していましたが、9合のご飯しか炊いてい…

船越通信(52)

船越通信癸毅押 。横娃隠嫁4月8日 ・4月1日の日曜日は礼拝後お茶を飲み懇談の時を持ち散会しました。その後イースターの準備をされる方、また、神奈川教区の社会委員会及び災害救援委員会の印刷物を船越教会で印刷し、神奈川教区の諸教会・伝道所に発送作…

マルコ福音書による説教(42)

マルコ福音書による説教(42)マルコによる福音書10:17-31、 ・今日の聖書のとこには、「金持ちの男」のことが記されています。同じ記事のマタイ版では、「金持ちの青年」となっています。ですから、この物語は、「富める青年の物語」として、語り…

黙想と祈りの夕べ通信(101、復刻版)

私は紅葉坂教会時代に「心病む」方と思えます2人の方と16年間、随分相手にはっきりと言うことはいってきましたが、関係を持続することができました。ただ、このお二人の力になることはほとんど出来なかったのではないかと思います。出来たことと言えば、忍耐…

父北村雨垂とその作品(87)

一昨日低気圧の影響で夕方から鶴巻も、相当激しい風と雨に見舞われました。しかし、昨日の朝は真っ青な空の快晴になりました。風はまだ少し冷たかったですが、春爛漫という感じで、連れ合いと渋沢駅から大倉という丹沢の登山口近くにあります、県立戸川公園…

黙想と祈りの夕べ通信(100、復刻版)

今日は、「黙想と祈りの夕べ通信(100、復刻版)」を掲載します。 黙想と祈りの夕べ(通信 100[-48] 2001・8・26発行) 19日の「黙想と祈りの夕べ」の参加者は、Kさんと私の二人でした。 「分かち合い」で私は自死についての話をしました。最近の新聞で一…

父北村雨垂とその作品(86)

本日4月3日は私たち夫婦の結婚記念日で、満45年になります。後5年でいわゆる金婚式です。昨夜娘と3人で鶴巻温泉駅の近くにあります「湯斗」という、フクロウのいるお店で食事をしました。夫婦の対幻想については、今も不安定を抱えながら、投げ出さないで担…

さとう・ゆう作 「神の島」

今日は、私が昨年4月から船越教会の牧師として働くようになってから、確か昨年11月頃からだったと思いますが、なか伝の機関紙に私の文章が載ったことによって、私が船越教会にいることを知って来るようになり、最近は毎日曜日礼拝にみえていますSさんの創作…

船越通信(51)

船越通信癸毅院 。横娃隠嫁4月1日 ・今日から船越教会で私は2年目に入ります。早いもので1年があっという間に過ぎてしまいました。昨年4月からこの3月までに船越教会の礼拝に一度でも出席した方は全体で86名になります。遠くでは、沖縄、大阪、名古屋、山…