なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

船越通信(453)

船越通信、№453 2020年3月29日 北村慈郎 22日(日)は礼拝後、出来る人で庭の草取りと週報発送作業をしました。3月は29日も日曜日で3月最後の日曜日です。庭の草取りと週報発送作業(隔月)は毎月第4日曜日の礼拝後かその月の最後の日曜日の…

マタイによる福音書による説教(70)

天国のたとえ」 マタイ13:44-52 2020年3月22日 礼拝説教 以前名古屋にいたころ、箪笥貯金ということを聞いたことがあります。税金対策なのかどうかよく分かりませんが、現金を銀行などに預けないで、自分の家にしまっておくということのようです。中…

船越通信、№452 2020年3月22日 北村慈郎 14日の土曜日は午後4時頃鶴巻を出て船越に向かいました。途中用事をし、追浜で夕食を済ませ、午後7時過ぎに船越教会に着きました。ポストの郵便物を取り、懐中電灯を照らし、真暗な裏のスチール物置から…

マタイによる福音書による説教(69)

「判別できない」 マタイ13:24-43、 2020年3月15日(日)礼拝説教 イエスの種蒔きの譬えの解釈のところですでに触れていますが、キリスト教の歴史の中には「正統と異端」という問題があります。異端とされた人は断罪されたり、火あぶりにさせられま…

連れ合いの千賀が帰天して、荼毘に付したのは3月6日でした。その日から千賀はお骨になって、今鶴巻のマンションにいます。この2週間毎日のようにお花が届き、千賀のお骨の前にある写真の周りには美しいお花が絶えません。その中には三種類の根つきの欄もあり…

マタイによる福音書による説教(68)

「自分への問いかけ」 マタイ13:18-23 2020年3月1日礼拝説教 私は4月の終わりごろから5月のかけての新緑の季節が好きです。冬の間死んで枯れていたように思える草木が見事に芽を出し、葉をつけ、中には美しい花を咲かせます。今私は鶴巻温泉に住んでいますが…

説教「真理による自由」ヨハネ福音書8:31-32

「真理による自由」ヨハネ8:31-32 2020年2月16日(日)船越教会礼拝説教 さて今日は、先週の火曜日11日に連れ合いが緊急入院して、昨日まであわただしく過ごしていましたので、礼拝予告とは違って、以前東京の荻窪教会に招かれたときにした説教をほぼ…

マタイによる福音書による説教(67)

「無理解と拒絶を前にして」マタイ13:10-17 2020年2月23日 今日の説教題は、「無理解と拒絶を前にして」とつけました。 「無理解」と「拒絶」。 無理解ということは、誰にでもあるのではないでしょうか。私たちは自分で分かっていることはわずかであって、わ…

マタイによる福音書による説教(66)

「蒔かれた種」 マタイ13:1-9、2020年2月9日礼拝説教 今から14年前、私が紅葉坂教会の牧師だったときに、当時九州の直方教会の牧師だったHさんを招いて説教とセクシュアル・ハラスメントの講演をしていただいたことがありました。ちょうどその頃イラク…

マタイによる福音書による説教(65)

「絆」 マタイによる福音書12:43-50 2020年2月2日船越教会礼拝説教 今日はマタイによる福音書12章の最後の個所から、ここで何が私たちに語り掛けられているのか、私なりに聞いてみたいと思います。今までも何度となくお話してきましたが、マタイによる福音書…

マタイによる福音書による説教(65)

「絆」 マタイによる福音書12:43-50 2020年2月2日船越教会礼拝説教 今日はマタイによる福音書12章の最後の個所から、ここで何が私たちに語り掛けられているのか、私なりに聞いてみたいと思います。今までも何度となくお話してきましたが、マタイによる福音書…

船越通信(450)

今日は3月12日です。千賀が帰天して9日目ですが、日を追って彼女との生前の生活のこと、彼女がどんな思いでいたのかなどが、私の脳裏を駆け巡っています。彼女はもういませんが、これらもずっと彼女と一緒の生活が続くように思えています。 3月12日朝 船越通…

船越通信(449)

船越通信、№449 2020年2月23日 北村慈郎 16日(日)の礼拝説教は予告とは違って、5年ほど前に東京の荻窪教会に招かれて行った説教をほぼそのままの形で船越教会の礼拝で語らせてもらいました。今まで51年間牧師をしていて、そのようなことをした…

船越通信(448)

船越通信、№448 2020年2月16日 北村慈郎 9日の日曜日は、私が名古屋時代の教会で出会い、洗礼を授け彼女の婚約式の司式もしましたSさんが、わざわざ私を訪ねて船越教会の礼拝に出席してくれました。彼女は小平市に住んでいて、教団の三鷹教会のメ…

船越通信(447)

私の連れ合いの北村千賀は3月3日8時54分に、神と皆様方との交わりに支えられて、自分の人生を充分に生き抜くことができたことに満足し、「もう充分」と言って、安らかに帰天していきました。千賀は、2月25日に東海大学付属病院から鶴巻温泉病院緩和病棟に転…