なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マルコ福音書による説教(41)

マルコ福音書による説教(41) マルコによる福音書10:13-16、 ・マルコによる福音書10章13-16節は、その前にあるファリサイ人とイエスとの間になされた離婚問答に続いて起こった出来事として記されています。「イエスに触れていただくため…

父北村雨垂とその作品(85)

今日は「父北村雨垂とその作品(859」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(85) 冬 冬 あまり佳い月で ブランコに乗た 月を背に 吾が影を踏む 冬も 踏む 遂に アポリア 冬のせせらぎ月在るばかり 吾が道を 往く この冬を 流れ星 冬は 月も 呪てゐるぞ…

黙想と祈りの夕べ通信(99、復刻版)

今日も「黙想と祈りの夕べ通信(99、復刻版)」を掲載します。 黙想と祈りの夕べ(通信 99[-47] 2001・8・19発行) 8月12日(日)の「黙想と祈りの夕べ」は、日曜学校の夏期キャンプと重なり、休会にしました。8月は26日(日)も日曜学校の夕涼み会があ…

黙想と祈りの夕べ通信(98、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(98復刻版)」を掲載します。 下記の中に「信仰とはさめていることだ」という命題が出てきます。信仰の一面を言い表すものだと思います。けれども、信仰には同時にヘブライ人への手紙11章1節の「信仰とは、望んでいる事柄を…

第一回口頭弁論への傍聴のお願い(1)

第一回口頭弁論(4月26日、午後2時東京地裁103号法廷)傍聴のお願い(1) いよいよ私の裁判の第一回口頭弁論の日(4月26日)が一ヵ月後になりました。今私は第一回口頭弁論のときの原告意見陳述の内容を考えています。3月中にはまとめて文章化したいと思っ…

父北村雨垂とその作品(84)

今日は「父北村雨垂とその作品(84)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(84) 川研 329 1977年(昭和52年)5月 雷雲や 菩薩 氷河を 歩るく 歩るく 花 散るや 婦の肌の 愛しさに 千眼の蜻蛉(トンボ) 不覚や 蜘蛛の巣に 嬉びも 悲しびも 掌に いしく…

船越通信(50)

船越通信癸毅亜 。横娃隠嫁3月25日 ・3月18日の礼拝出席者は6名でした。礼拝後お茶を飲みしばらく懇談して散会しました。私はこの日18:00から早稲田教会で聖餐を考える会(北村教師への免職処分に抗議し撤回を求める有志の会)があり、船越教会から鶴巻…

マルコ福音書による説教(40)

マルコ福音書による説教(40)、マルコによる福音書10章1-12節 ・マルコによる福音書の10章1節に、「イエスはそこを立ち去って、ユダヤ地方とヨルダン川の向こう側に行かれた。群衆がまた集まって来たので、イエスは再びいつものように教えておら…

黙想と祈りの夕べ通信(97、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(97、復刻版)を掲載します。 黙想と祈りの夕べ(通信 97[-45] 2001・8・5発行) 7月26、27日と「寿青年ゼミ」が行われました。このゼミは、神奈川教区寿地区センタ-が主催して毎年開かれています。年3回あり、今回は2…

人に感動を与える教会を創造するには、Sさんから

今日は今朝早めに鶴巻を出て、正午には船越教会に着きました。今日の午後に横浜キリスト教書店の方がヒィムステイションを船越教会に搬入してくださることになっていますので、何時もより早めに船越教会に来ています。現在船越教会は、昨年4月以来私が牧師と…

黙想と祈りの夕べ通信(96)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(96、復刻版)」を掲載します。 沖縄の辺野古のテント村には右翼の宣伝カーがやっていきて、テントをたたんで出て行けと叫んだそうです。また、沖縄のある建築主がアメリカに行って、辺野古に基地をつくるように訴えたという…

父北村雨垂とその作品(83)

今日はこれから神奈川教区社会委員会主催の「東に本題震災被災者支援」平和フェスタが神奈川教会でありますので、私も出席します。今日も昨日に続けて「父北村雨垂とその作品(83)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(83) 川研 321 フラスコの中の…

父北村雨垂とその作品(82)

昨日の船越教会の礼拝は出席者6名でした。このところ10名は越していましたので、何時もより少ないという感じでしたが、マルコ福音書10章1-12節の離婚問答をテキストに説教をしました。Sさんという最近毎日曜日出席していて、聖書をよく読みこんでおり、幅広…

船越通信(49)

船越通信癸苅后 。横娃隠嫁3月18日 ・3月11日の船越教会の礼拝で3人の方々の転入会式が行われました。私は同じ教団教会からの転入会者の転入会式のときには、他教団からの入会とは違いますので、転入会者に礼拝堂の前に出て立ってもらい、ヨハネ福音書15…

吉本隆明の死と「黙想と祈りの夕べ通信(94、復刻版)」

吉本隆明の死 昨夜寿地区活動委員会の場で吉本隆明が87歳で召されたことを知りました。最近吉本の本で読んだのは、15歳の子どもたちへの語らいをまとめた小さな本です。『ひとり』という題だったと思います。15歳の子どもたちにも真正面から心をこめて話して…

黙想と祈りの夕べ通信(94)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(94、復刻版)」を掲載します。 下記に出て来ますI兄は、3月10日のブログに書きました、9日に紅葉坂教会で葬儀式がありましたI姉の息子です。I君は東工大出身で、八木誠一さんが東工大の教授をされていたころ、彼も東工大に…

父北村雨垂とその作品(81)

今日はこれから国会前の辺野古新基地建設反対の座り込みに行きます。夜は船越教会の聖書研究会です。昨夕は秦野市の日帰り温泉施設、弘法の里湯でゆっくり体を緩めました。一週間のうちに夜の睡眠の他に一度か二度、体も心も弛緩させることが健康維持と緊張…

マルコ福音書による説教(39)

マルコ福音書による説教(39)、マルコによる福音書9:38~50 ・9:38-40には、イエスの弟子でありますヨハネがしたことが、イエスによって咎められています。どんなことをヨハネがしたかといいますと、イエスの名前を使って、悪霊を追い出して…

黙想と祈りの夕べ通信(93、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(93、復刻版)」を掲載します。 下記に出て来る浅野順一先生は、聖餐式のとき洗礼を受けていない人でも陪餐に与かりたいと思う人には配餐をしていました。聖餐への招きのときに、洗礼を受けていない人が聖餐に与ることで神さ…

父北村雨垂とその作品(80)

今日は「父北村雨垂とその作品(80)」を掲載します。 下記の父の句の中に現在の天皇夫妻がまだ皇太子夫妻だったころに慰問を受けて作ったものが一句あります。「厚木リハビリステーション」は神奈川県が厚木の七沢に作ったリハビリセンターです。1970年頃…

船越通信(48)

船越通信癸苅検 。横娃隠嫁3月11日 ・3月4日の日曜日は、礼拝後役員会の前に昼食会を持ちました。今回はTさんが昼食準備の当番を引き受けて下さり、主食は玄米ご飯にレトルトのカレーでした。レトルトのカレーは災害の備蓄のために用意しておいたものだそ…

黙想と祈りの夕べ通信(92)

昨日は夕方雨の中を船越教会から戸塚地区センターに行きました。「秘密保全法案」につての学習会が、神奈川教区国家秘密法反対特別委員会主催であったからです。野田政権は今年の通常国会に「秘密保全法案」の提出を目指しています。この法案の危険性につい…

マルコ福音書による説教(38)

マルコ福音書による説教(38)マルコによる福音書9:30~37、 ・私たちの中には、人間を上下によってみる序列の考え方が根強くあります。ナンバーワンとか、ナンバ-ツ-とか、よく言われます。この世の中では、そういう序列で人をみるが当たり前にな…

黙想と祈りの夕べ通信(91、復刻版)

「黙想と祈りの夕べ通信(91、復刻版)」を掲載します。 下記の中に出て来る横浜市中区役所のパン券・ドヤ券は、最近打ち切られることが決まったようです。以前 羽仁五郎の『都市の論理』だったか、ルネッサンス期のイタリア、フレンツェでは町の中の一番…

黙想と祈りの夕べ通信(90、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(90、復刻版)」を掲載します。 私はひとりの人の人生には膨大な体験がつまっていて、それを文字にすることができたら何十冊の本が書けるのではないかと思っています。そういう意味で、その人生を終えたひとりの人に対して私…

父北村雨垂とその作品(79)

「父北村雨垂とその作品(79)」を掲載します。作品は昨日の(78)の続きです。 父北村雨垂とその作品(79) = 幻想作品 = 川研 1978年(昭和53年)1月 337号より 亜希子 抄(続き) 川研 1978年(昭和53年)6月 342号 尖塔の 亜希子の鳥に 四季の風…

父北村雨垂とその作品(78)

今日は「父北村雨垂とその作品(78)」を掲載します。以下の作品のテーマとなっている「妻 亜希子」は、以前にも書きましたが、二人の姉の母です。この人は姉たちが幼い時に亡くなりました。そのために父は後妻を迎えましたが、最初の人は子どもたちの世話…

船越通信(47)

船越通信癸苅掘 。横娃隠嫁3月4日 ・2月26日は午後4時30分から神奈川教区事務所で神奈川教区のオリエンテーションンがありました。このオリエンテーションは、1970年以来の教団の諸問題(戦責告白、万博・東神大問題、教師検定問題、合同のとら…

黙想と祈りの夕べ通信(89、復刻版)

私は吉本隆明の本をすっと読んでいますが、吉本の良さは、その都度その都度自分の考えを突き詰められる限り突き詰めて考え、正直に言い表してくれるところにあるように思っています。先日本屋で「15歳の寺子屋授業その実録」の一冊吉本隆明著『ひとり』が…

黙想と祈りの夕べ通信(88、復刻版)

「黙想と祈りの夕べ通信(88、復刻版)」を掲載します。以下に出て来ます詩編27編7-10節を記しておきます。 〈主よ、呼び求めるわたしの声を聞き 憐れんで、わたしに答えてください。 心よ、主はお前に言われる。 「わたしの顔を尋ね求めよ」と。 主…