なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

黙想と祈りの夕べ通信(117、復刻版)

黙想と祈りの夕べ通信復刻版(117[-12]2001・12・23発行) 今日の礼拝では洗礼式がありました。洗礼をうけられたIさんが、クリスマス礼拝(12月23日)にはどうしても出席できないので、この日に洗礼式を行いました。礼拝前に臨時役員会を開き、Iさんの試問会…

父北村雨垂とその作品(103)

今日も「父北村雨垂とその作品(103)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(103) 対流 4 発表 らくがき 赤ん坊も 母も みどりに 陽を浴びて かたくなに 椿が唄う 「原色なり」と 欠伸(あくび)する 鷲と蛇とに 桜 散る 折り紙は 無心で 神を 翻弄(…

父北村雨垂とその作品(102)

今日は「父北村雨垂とその作品(102)」を掲載します。下記の句の中にも既に掲載したものがあるかも知れません。 父北村雨垂とその作品(102) 武玉川誌 17に発表 油に 泣いて おとる 孑孑(ぼうふら) たらいの中の 風景が 踊ている歴史 太陽も タンカ…

牧師室から(3)

牧師室から(3) この「牧師室から」は紅葉坂教会時代に教会の機関紙に毎月書いたものです。 先日役員会で信徒講壇のことが諮られました。ご存じのように私たちの教会では原則として八月最終と年末の日曜日の年二回、日曜礼拝の説教は信徒講壇にしています。…

船越通信(59)

船越通信癸毅后 。横娃隠嫁5月27日 ・5月20日の日曜日の礼拝には、沖縄の教会で牧師をしていますKさんが出席しました。Kさんは、4年前に沖縄の教会に転任するまでは神奈川教区の教会の牧師を長く続けていましたので、私とも神奈川教区でもいろいろな…

マルコ福音書による説教(48)

マルコ福音書による説教()、マルコによる福音書12:1-12、 ・船越教会は二面が崖に囲まれ緑が豊かです。しかし冬の間は常緑樹の木が数本ありますが、後は枯れ草で覆われていて、土色に近い状態でした。しかし、今は緑が一杯です。冬の間死んだような…

黙想と祈りの夕べ通信(116、復刻版)

黙想と祈りの夕べ(通信116[-11] 2001・12・16発行) 今日のローズンゲン主日聖書箇所の一つ、サムエル上2:1-10はハンナの祈りといわれ、マリアの賛歌の原型の歌と考えられています。マリアの賛歌については、この紅葉坂教会で伝道師をしていた時に、一…

黙想と祈りの夕べ通信(155、復刻版)

黙想と祈りの夕べ(通信 115[-10]2001・12・9発行) 今日の役員会で以下のような報告がありました。先週の日曜日に日雇い労働者らしい方が3人礼拝に来て、受付で応対したとき、昼食があるかを尋ねられた。ないと答えたら、礼拝に出ないで帰って行かれた、と…

父北村雨垂とその作品(101)

今日も「父北村雨垂とその作品(101)」を掲載します。今回掲載の句の中にも既に掲載しているものも含まれているように思いますが、お許しください。 父北村雨垂とその作品(101) 月の秘蜜 おのが秘蜜を 知らずして 人も馬も馬場も 埃に 見え 隠れ 炎…

父北村雨垂とその作品(100)

今日は「父北村雨垂とその作品(100)」を掲載します。 現在掲載している父の作品は、4冊目の父が遺した作品ノートから写しています。しかし、このノートには既に掲載した句が大分重複して記録されているようです。父は晩年、自分の作品をノートにまとめ…

黙想と祈りの夕べ通信(114、復刻版)

黙想と祈りの夕べ(通信 114[-9]2001・12・2発行) 11月24日の土曜日の午後、牧師室で説教の準備をしていましたら、外が騒がしくなり、右翼の街宣車が紅葉坂から教会の方へ入るところに止まり、その前に警察官が数名簡単なバリケードにより車がこちらに入…

船越通信(58)

船越通信癸毅検 。横娃隠嫁5月20日 ・5月13日の日曜日礼拝後お茶を飲んで懇談した後、船越教会の庭にある桜の木に実った沢山の真っ赤なサクランボの収穫を数名の方がしてくださいました。私も収穫されたサクランボを一箱いただきました。この日は午後3時…

第一回口頭弁論と報告集会クリスチャン新聞記事

クリスチャン新聞掲載記事(2012年5月20日発行) 4月26日に行われました私の裁判の第一回口頭弁論と報告集会について、いのちのことば社発行、クリスチャン新聞2012年5月20日号一面に、私の顔写真入りで、〈「意見の違いは議論で克服を」未受洗者陪餐で免職…

マルコ福音書による説教(47)

マルコ福音書による説教(47)マルコによる福音書11:27-33、 ・イエスの時代のユダヤ社会の中で、この世の権威を代表していた祭司長、律法学者、長老たちが、イエスに質問しました。「何の権威で、このようなことをしているのか。だれが、そうする…

黙想と祈りの夕べ通信(113、復刻版)

黙想と祈りの夕べ(通信 113[-8]2001・11・25発行) 11月18日の『ルターによる日々のもことば』は、第一コリント15章44節「肉のからだでまかれ、霊のからだによみがえるのである。肉のからだがあるのだから、霊のからだもあるわけである」をテキストにして…

父北村雨垂とその作品(99)

今日も「父北村雨垂とその作品(99)」を掲載します。以下の句の中にも既に掲載しているものが含まれているようですがご容赦ください。この中の句では、「どん底に影 友達ずらり 背を向けて」が心に響きました。 父北村雨垂とその作品(99) 黄金は名工…

父北村雨垂とその作品(98)

昨日は一日のんびりと鶴巻で過ごしました。私のブログに掲載しています父の川柳の句を少し整理してみました。父の遺した作品ノートには重複して写している句が大分ありますので、出来るだけ二重、三重に掲載しないようにと思っています。 今回掲載する父の作…

牧師室から(2)

今日は、「牧師室から(2)」を掲載します。「父北村雨垂とその作品」を掲載する予定でしたが、4冊目のノートに書かれている句は、既に掲載しているものと重複しているものが多いようで、少し調べてみてたいと思います。 今年は2002年10月の第33/18回…

第一回口頭弁論記事紹介と船越通信(57)

第一回口頭弁論「福音と世界』記事紹介と船越通信(57) 「福音と世界」2012年6月号(50頁―51頁)に、4月26日の第一回口頭弁論の記事が掲載されましたので、お読みいただければ幸いです。 表題は「『免職』牧師北村慈郎、法廷に立つ――統制と排除の病理に陥…

牧師室から(1)

今日は以前紅葉坂教会時代に教会の機関誌に書いた「牧師室から」という私のコラムを掲載させてもらいます。2002年8月から11月の4回分です。 (1)(2002年8月) 六月の下旬に連れ合いと湯河原温泉の宿に一泊し、その夜宿の人が車で蛍のいるところに連れて行…

マルコ福音書による説教(46)

マルコ福音書による説教(46)、マルコによる福音書11章12-26節 ・イエスは、言葉によって語り、教えられただけではなく、態度振舞い(行為)によっても、神の支配としての神の国の到来(の福音)を人々に示されました。今日のマルコによる福音書の…

黙想と祈りの夕べ通信(112、復刻版)

今日も「黙想と祈りの夕べ通信」(112、復刻版)を掲載します。 この黙想と祈りの夕べ通信は、10年半くらい前に出したものですが、この年の9・11に「同時多発テロ」が起きました。あのときのテレビで観た飛行機が激突して倒壊していくツインビルの映像…

黙想と祈りの夕べ通信(111、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信」(111、復刻版)を掲載します。 下記に出て来るOさんという方は、私が2011年3月末をもって辞めました紅葉坂教会のオルガニストを長くされた方で、地域では合唱の指導もされていたようです。ピアノも教えていました。私が紅…

父北村雨垂とその作品(97)

昨日は比較的のんびりと鶴巻で過ごすことができました。鶴巻の私の所から歩いていける天然温泉の日帰り施設は2箇所あります。何時もは鶴巻温泉駅の近くの弘法の里湯に行きますが、そこは月曜日が定休日になっています。歩いていけるもう一つの施設は、さざ…

父北村雨垂とその作品(96)

ゴールデンウイークが終わり、皆さんも日常の生活に戻っていると思いますが、非日常から日常への戻りにはスムーズに移行できないもやもやした気持ちが残るように思われます。祝祭の時間がいつまでも続けばというささやかな願いもないわけではありませんが、…

船越通信(56)

船越通信癸毅供 。横娃隠嫁5月6日 ・4月29日の日曜日は、何時ものように礼拝後皆さんとお茶を飲んでしばらく懇談してから散会しました。その日は太陽が燦燦と光を注ぎ、初夏を思わせる暖かな日でした。皆さんが帰った後、Nさんが夕方4時過ぎまで庭の雑草抜…

黙想と祈りの夕べ通信(100、復刻版)

昨日名古屋に行き、名古屋時代の信徒の11年の記念会が、私が牧師をしていた御器所教会が開拓伝道をして独立している赤池教会の会堂でありましたので、私も出席してきました。故人は教会のオルガニストをしていた方でした。故人の連れ合いが、11年の記念会に…

マルコ福音書による説教(45)

マルコ福音書による説教(45)、マルコによる福音書11:1-11、 ・イエスが受難と十字架の死がまっていますエルサレムに入りましたのは、福音書の記事によりますと、ちょうど過ぎ越しの祭りの頃のことです。3月中旬から4月中旬の頃です。今年は4月1日の日曜…

黙想と祈りの夕べ通信(109、復刻版)

黙想と祈りの夕べ(通信 109[-4]2001・10・28)(復刻版) 今日の黙想と祈りの夕べの聖書朗読個所の一つ、マルコ福音書2:1-12について感じていることを一、二触れてみたいと思います。一つは、このイエスの奇跡物語に出てくる中風の人は、この物語の中…

父北村雨垂とその作品(95)

父北村雨垂とその作品(95)を掲載します。 三冊目の父の作品ノートが今日の掲載で終わります。4月26日の私の裁判の第一回口頭弁論が終わってホットしているところに、この連休が始まりました。連れ合いが3日から6日まで、神奈川教区が福島の15家族を横浜…