なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

黙想と祈りの夕べ通信復刻版(148)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(148)」復刻版を掲載します。 黙想と祈りの夕べ通信(148[掘43]2002.7.28発行)復刻版 今日は礼拝後に有志による礼拝堂の椅子の修理のワークが行われました。十数名の者が一緒に働き、楽 しい一時でした。その時、以前…

父北村雨垂とその作品(139)

久しぶりにこのブログに、「父北村雨垂とその作品(139)」を掲載します。今掲載しているのは、 父の川柳の句ではなく、随想日記の中に記されている文章です。芭蕉の俳句と西脇順三郎と詩との関係性 について書いているようです。 父北村雨垂とその作品(…

牧師室から(32)

先週は教団総会と私の裁判支援会「全国交流集会」があり、私のこのブログもその関係のものが多かっ たと思います。教団総会では、一部の教区に、すべての議案の賛否が全員一致という現象が今回もあり ました。今の教団執行部に批判的な発言には、耳を閉ざし…

船越通信(80)

船越通信癸牽亜 。横娃隠嫁10月28日 ・10月21日の日曜日には礼拝後有志で「10万年後の安全」というDVDを観賞しました。これはマイケル・マドセンという映画監督によるドキュメンタリー映画です。「フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性…

使徒言行録による説教(1)

使徒言行録による説教(1) ・今日から使徒言行録によって順次メッセージを与えられたいと思います。最初に犠1~5節。 ・さて、私たちはの中には、人生の中で一度も挫折を経験しない、恵まれているというか、恵まれていないというか、そういう人がいるかも知…

第2回口頭弁論のご案内

教団総会が終わって、まだ虚脱感が体にたまっています。ひどい総会でした。幸い教団総会会期中に開 催されました10月24日夜の私の裁判支援会「全国区交流集会」には150名を越える方々が集まってくれま した。午後7時から10時までの3時間もの間熱心に皆さんが…

私の裁判の経過と論点及びそこから見える教団執行部の主張

10月23日から25日まで池袋メトロポリタンホテルで第38回合同後24回教団総会が行われました。私もこの教団総会を傍聴しました。そのために2泊池袋のホテルに宿泊し、3日間家を空けました。今日の夕方鶴巻に帰ってきて、一休みしたところです。で…

第38回教団総会を迎えて

下記のものは、10月24日の私の裁判支援会「全国交流集会」の案内の裏に刷って、教団総会出席者に配るために書いたものです。 第38回教団総会を迎えるに当たって 日本基督教団「免職」牧師 北村慈郎 戒規免職処分を受けた私に対して日本基督教団は、戒規は教…

牧師室から(31)

今日は、「牧師室から(31)」を掲載します。1999年に教会機関誌に書いたものです。 牧師室から(31) 「開かれた教会」と言いますが、その場合「開かれた」とはどのような意味なのでしょうか。分かっているようで曖昧なところがあるように思われま…

船越通信(79)

船越通信癸沓后 。横娃隠嫁10月21日 ・14日の日曜日は礼拝後残れる人でお茶を飲み懇談をして散会しました。皆さんが帰る頃雨が少し降り出しました。私はしばらく教会に残り、署名が一杯になっている署名用紙を送り先に郵送する作業や、11月4日(日)の…

マルコ福音書よる説教(68)

マルコ福音書による説教(68) マルコによる福音書16章-20節、 ・イエスが死んで葬られたのは、金曜日の夕方近くだったと言われています。ユダヤでは、金曜日の夕方から土曜日の夕方までは安息日です。一日は夕方からはじまり翌日の夕方までということにな…

牧師室から(30)

昨日は木曜日でした。今週は辺野古新基地建設反対国会前座り込みには、連れ合いが行くので私は行きませんでした。第3木曜日の夜は船越教会の聖書研究会ですので、私は準備もあり何時もより早めに鶴巻を出て、午後1時前には船越教会に着きました。連れ合いは…

父北村雨垂とその作品(138)

今日は「父北村雨垂とSの作品(138)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(138) 原稿日記「一葉」から(その21) 俳諧歌仙と西脇順三郎の詩について(その4) 川研 1968年(昭和43年)11月に発表 前にも少しふれたが、これに四季や、月花、或は…

黙想と祈りの夕べ通信(147)復刻版

今日は、「黙想と祈りの夕べ通信(147)復刻版を掲載します。 黙想と祈りの夕べ通信(147[-42]2002・7・21発行)復刻版 先日召された一人の兄弟のことを思い巡らしながら、その兄弟がどこかに自分の死を受容していたところがあるのではないかと、私は…

牧師室から(29)

以下は、1998年の教会の機関誌に書いたものです。7月のものは小島誠志さんが教団議長の時の教区総会挨拶についてです。小島さんには、この時も直接批判をしたように思います。小島さんは神学生時代に私と同じ足立区本木町にありました本木隣保館というセツル…

父北村雨垂とその作品(137)

今日は「父北村雨垂とその作品(137)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(137) 稿日記「一葉」から(その20) 俳諧歌仙と西脇順三郎の詩について(その3) 川研 1968年(昭和43年)11月に発表 響きについては同じあかさうしに 青天に有明月の…

船越通信(78)

船越通信癸沓検 。横娃隠嫁10月14日 ・10月7日の日曜日は月の第一日曜日ですので、礼拝後テーマ話し合いがありました。今回の発題はCさんでした。発題の内容は「ことば」についてです。以下発題の内容を私のメモから記しておきます。 ・小学生のときに国…

マルコ福音書による説教(67)

マルコ福音書による説教(67)マルコによる福音書15:42-47、 ・イエスの受難と死をとりまく人物たちの中で、ゴルゴダの丘の場面の最後に登場してくるのが、「イエスがガリラヤにおられたとき、イエスに従ってきて世話をしていた人々」(女性の一群…

牧師室から(28)

金曜日(午後6時から8時)の原発反対の官邸前抗議行動が続いています。私は2回しか参加していませんが、現在も毎週続いています。最近は大分人数が少なくなっているようです。抗議行動の持続は、なかなか困難な課題です。辺野古新基地建設反対国会前座り込み…

黙想と祈りの夕べ通信(146)復刻版

昨日は昼ごろから、秦野戸川公園に連れ合いと行ってきました。秋晴れの爽やかな日で、空も蒼く、丹沢の山並みも美しく、森林浴もすることができました。戸川公園から1.5キロほど、なだらかな登り道を行くと竜神の泉という、地下水が湧いていて、二か所の蛇口…

牧師室から(27)

今日は「牧師室から(27)」を掲載します。これも1998年に教会の機関誌に書いたものです。古いものですが、その時と今の私とはそう変わっていないと思っています。 牧師室から(27) 私たちの教会の礼拝に出席する方の何人かから、私は「元気じゃないと…

父北村雨垂とその作品(136)

先週、先々週と大変忙しく過ごしましたが、今週からは少しゆっくりと過ごせそうです。ただ今月には23日~25日と教団総会がありますので、またその頃は忙しくなるでしょう。 今日は、「父北村雨垂とその作品(136)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品…

黙想と祈りの夕べ通信(145)復刻版」

黙想地祈りの夕べ通信(145[-40]2002・7・7 発行)復刻版 この日の聖書詩篇73編には、不条理な私たちの現実がうたわれています。例えば「神に逆らう者の安泰を見て/わたしは驕る者をうらやんだ。/死ぬまで彼らは苦しみを知らず/からだも肥えている…

船越通信(77)

船越通信癸沓掘 。横娃隠嫁10月7日 ・9月30日の日曜日は、午後台風が関東地方に接近上陸するのではという予報があり、礼拝後第5週の日曜日でしたので教会掃除をみんなでする予定でしたが、教会掃除は別の機会にすることにして早々に帰ってもらいました。…

マルコ福音書による説教(66)

マルコ福音書による説教(66)、マルコによる福音書15:33-41 ・「イエスは大声を出して息を引き取られた」(37節)。口語訳では、「イエスは声高く叫んで、ついに息を引き取られた」となっています。 ・「死の叫び」を挙げて死んでいったイエス…

父北村雨垂とその作品(135)

昨日は鶴巻から辺野古新基地建設反対の国会前の座り込みに参加してから船越に来ました。今日は「父北村雨垂とその作品(135)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(135) 原稿日記「一葉」から(その18) 俳諧歌仙と西脇順三郎の詩について(その…

父北村雨垂とその作品(135)

昨日は鶴巻から辺野古新基地建設反対の国会前の座り込みに参加してから船越に来ました。今日は「父北村雨垂とその作品(135)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(135) 原稿日記「一葉」から(その18) 俳諧歌仙と西脇順三郎の詩について(その…

黙想と祈りの夕べ通信(144)復刻版

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(144)」の復刻版を掲載します。 黙想と祈りの夕べ通信(144[-39]2002・6・30 発行)復刻版 今日は礼拝後に「日本基督教団と沖縄キリスト教団の合同のとらえなおしと実質化」について、I教会の沖縄出S牧師にお話し…

牧師室から(26)

今日は「牧師室から(26)」を掲載します。15年前に教会の機関誌に書いたものです。 牧師室から(26) 先日、私の前任地名古屋のG教会の役員をしているW姉とM兄が、近くに来たからと別々に、予告なしに突然でしたが、訪ねてくれました。二人は役員として…

父北村雨垂とその作品(134)

今日は「父北村雨垂とその作品(134)を掲載します。 父北村雨垂とその作品(134) 原稿日記「一葉」から(その17) 天国の嫁に 地獄は 火を産みに これは藍の四號に 発表したもので、その作品についての配慮のあらましは 集句101頁に書いておいたが…