なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2016-01-01から1年間の記事一覧

「希望」クリスマス礼拝説教

「希望」テトスの手紙2章11-15節 2016年12月25日(日)クリスマス礼拝説教 ・私たちはちょうど3年前のクリスマスに、教会の外階段を上ったところのこの会堂の壁に掲げてあります、 改訂しました「横須賀平和センター宣言」を公に表しました。今日はそ…

船越通信(294)

先ほど朝からでかけて、下記通信の最後のところに書きました紅葉坂教会の会員の方の納棺式、 葬儀式をし、火葬場に行き、お骨上げをしてから帰ってきました。 船越通信癸横坑粥 。横娃隠暁12月25日 北 村 慈 郎 ・皆様の上にクリスマスの祝福をお祈りい…

「天には栄光、地には平和」(燭火礼拝説教)

「天には栄光、地には平和」ルカ福音書2章14節 2016年12月24日船越教会燭火礼拝 ・最初のクリスマスには、このような燭火礼拝はありませんでした。私のような牧師の説教もありません でした。ですから当然皆さんのような礼拝に参加する人もいませんでした。 …

待降節の説教(マタイ福音書11章2-19節)

「準備する」マタイによる福音書11:2-19 2016年12月18日(日)船越教会礼拝説教 ・今日は待降節の第4主日です。ローソクの灯が4本灯っています。年によってはこの日がクリスマス礼拝 になります。むしろそのような年の方が多いのです。降誕日は曜日に関…

船越通信(293)

船越通信癸横坑魁 。横娃隠暁12月18日 北 村 慈 郎 ・12月11日の日曜日は、外階段に昇降機が設置されてはじめての日曜日でしたので、私は早目に昇降機 の所へ行き、その時すでに教会に来ていましたSさんとTさんに、その使い方の説明をしていました。そ…

ガラテヤの信徒への手紙による説教(16)

「愛によって働く信仰」ガラテヤの信徒への手紙5:2-6、 2016年12月11日(日)船越教会礼拝説教 ・私は、今日は午後に、三浦霊園で納骨式を頼まれています。全く見ず知らずの方で、たまたま私の支援 会を通して親しくさせていただいています、大阪のT教…

船越通信(292)

船越通信癸横坑押 。横娃隠暁12月11日 北 村 慈 郎 ・4日の日曜日は私の誕生日でした。満75歳になりました。礼拝後のいつもの懇談の時に、いささか押 しつけの感がありましたが、みなさんに祝ってもらいました。お蔭様で今の所は血圧と前立腺の薬は毎 …

エレミヤ書による説教(52)

「権力者を裁く神」エレミヤ21:11-14、2016年12月4日船越教会礼拝説教 ・先週の説教で、私は、私たち人間は社会的な存在であるということを申し上げました。生まれてから死ぬ まで私たちは社会の中でもみくちゃにされながらその一生を過ごすのではな…

バルトの説教集から(3)

今日は12月8日、あの出来事があった日であり、日本が太平洋戦争に突入した日である。 私は農伝で説教演習を担当していますが、可能ならば「説教におけるバルトの表現について」、18巻出て いるバルトの説教集から、まとめてみたいと考えています。生きて…

船越通信(291)

船越通信癸横坑院 。横娃隠暁12月4日 11月27日の日曜日は礼拝後いつものように時間のある有志でお茶を飲みながら懇談の時を持ち、散会し ました。私は、12月4日の準備をしてから、その日の午後4時30分から教区事務所の2階で開催されることに なっている本…

(関西)労伝ニュースへの寄稿

下記の文章は、関西労働者伝道委員会が発行している「労伝ニュース」159号の巻頭言として 書いた文章です。内容的にはもう大分前に寿地区ニュースに書いたものと同じです。今回「労伝 ニュース」の編集委員の方から依頼されて投稿しました。 「支援の相互…

エレミヤ書による説教(51)

「命の道と死の道」エレミヤ21:1-10、2016年11月27日(日)船越教会礼拝説教 ・「あなたはこの民に向かって言うがよい。主はこう言われる。見よ、わたしはお前たちに命の道と死 の道を置く」と、先程司会者に読んでいただいたエレミヤ書21章8節に語ら…

合同教会の「法」を問う

週刊金曜が、支援会で発行しました『合同教会の「法」を問う』を本の紹介欄のようなところで取り上げ てくれたようです。宗教集団内の人権の問題として、日本基督教団に限らず、あらゆる宗教集団、ないしは 組織内にける人権の問題として、この本がもちいら…

船越通信(290)

船越通信癸横坑亜 。横娃隠暁11月27日 ・20日の日曜日は礼拝後アドベントの準備をすることになっていました。この日は出席者が少なく、 しかも今までのことをよく知っているのはIさんだけでしたので、例年している講壇の前にテーブルを 出して、その上…

メッセージ(2)

・「さて、愛する友人のみなさん、我々が我々自身を見つめるのではなく、すべての始めに立ちたまい力 づよい御手を持ちたもう方、すべてを我々が予感するような終りとは全く違った終りに導きたもう方、不 十分でもなく消滅でもなく破壊でもなく死でもなく、…

メッセージ「方向転換」

現実の厳しさと我々のふがいなさを嘆きたくなるような現状に対して、神による「方向転換」を語る バルトの言葉は、力強く我々の歩むべき道を指示しているのではないだろうか。 [神のことを思っているのであれば、あなたの失敗や罪を嘆くには及ばないのである…

エレミヤ書による説教(50)

「なぜ、わたしは」エレミヤ書20:14-18、2016年11月20日船越教会礼拝説教 ・自分の生まれた日を呪う。つまり自分は生まれなかった方がよかった。そのように生きることを悲観 的に、否定的に受け取っている人は、多くはないとしても、私たちの中にも…

ガラテヤの信徒への手紙による説教(15)

「自由の子」ガラテヤ人への手紙4:21-5:1、2016年11月13日(日)船越教会礼拝説教 ・「キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。しっかりしなさい。奴隷の軛に二度と つながれてはならない」(ガラテヤ5:1)。口語訳では、「自由を得…

船越通信(289)

船越通信癸横牽后 。横娃隠暁11月20日 ・11月13日の日曜日は礼拝後DVD「六ヶ所村ラプソディー」の上映会がありました。DVD上映会は今年 度2回目になります。この日は礼拝出席者が8名でしたが、DVD上映会には地域の方が4名来てくださり、上 映会には1…

船越通信(288)

船越通信癸横牽検 。横娃隠暁11月13日 ・11月6日の日曜日は永眠者記念礼拝でした。本年2月に召されたK・Sさんを加えて、船越教会関係の永 眠者は16名になります。その方々をはじめすべての先達の方々を憶えて、遺族の方々6名と共に礼拝をさ さげ…

11月6日永眠者記念礼拝説教

「目を上げる」創世記13:1-18、2016年11月6日(日)船越教会礼拝説教 ・今日は永眠者記念礼拝です。いつものようにこの講壇の前には、船越教会に関係します今までに召され た方々の写真が並べられています。今日は、これらの既に天上にある方々も、私…

船越通信(287)

船越通信癸横牽掘 。横娃隠暁11月6日 ・30日(日)は礼拝後今年度の船越教会秋の修養会を開催しました。テーマは「船越教会の今後を考える」。 午後3時ごろから出席されたHさんを入れて13名です。私のメモから自分なりの記録を残しておきたいと思 い…

エレミヤ書による説教(48)

しばらくブログに記事をアップすることができませんでした。「エレミヤ書による説教(49)」は すでに掲載しました。順序としては下記のものがその前になります。 「迫る恐怖」エレミヤ書20:1-6 2016年10月23日(日)船越教会礼拝説教 ・戦時下私た…

エレミヤ書による説教(49)

エレミヤ書による説教は、この前にエレミヤ書20章1~6節による説教(48)がありますが、 (48)は後日掲載します。 「苦闘」エレミヤ書20:7-13、2016年10月30日(日)船越教会礼拝説教 ・今日は、礼拝後「船越教会の今後を考える」というテーマ…

船越通信(285)

船越通信癸横牽供 。横娃隠暁10月30日 ・23日の日曜日は、礼拝後皆さんに予定があり、いつものようにお茶の時間を持たずに、散会しまし た。この日は横須賀のピース・フェスティバルが行われていましたので、礼拝後それに参加する方もい ました。私は…

船越通信(285)

船越通信癸横牽機 。横娃隠暁10月23日 ・15日(土)13:30から六角橋教会で行われました合同問題協議会は40数名の出席があり、以前沖縄教区 の教会で牧師をしておられ、今は愛媛にいらっしゃる沖縄出身のU牧師の講演は、沖縄と沖縄の教会の歴 史を切々と…

ガラテヤの信徒への手紙による説教(14)

以下の説教原稿は、この日の礼拝に聴覚に障がいのある方が出席しましたので、その方のために 差し上げた原稿です。その方は私が話をしている原稿の個所を隣にいる人に方から指示してもらい ながら、この原稿によって私の説教を受け取っておおられました。 「…

船越通信(284)

船越通信癸横牽粥 。横娃隠暁10月16日 ・8日(土)午後紅葉坂教会で教区の基地・自衛隊問題小委員会主催の講演会がありました。昨年は岩国教 会牧師のOさんをお呼びして、沖縄交流委員会との共催で、沖縄交流委員会の講師Tさんお二人の講演会を、 やは…

エレミヤ書による説教(47)

「砕かれた壺」エレミヤ書19:1-13、 2016年10月2日(日)船越教会礼拝説教 ・エルサレムの南方にベン・ヒンノムの谷があります。エレミヤの時代、そこには人身供犠(くぎ)= 人身御供(ひとみごくう)のための祭壇がありました。その祭壇をトフェト(…

船越通信(283)

ここしばらく、このブログに記事を掲載することができませんでした。9日(日)の船越通信を掲載し ます。説教原稿は、10月2日(日)の礼拝説教のものが、前日の土曜日船越教会でパソコンに打ち込ん でいたとき、それを中断して2日の週報原稿の最終チェ…