ここしばらく、このブログに記事を掲載することができませんでした。9日(日)の船越通信を掲載し
ます。説教原稿は、10月2日(日)の礼拝説教のものが、前日の土曜日船越教会でパソコンに打ち込ん
でいたとき、それを中断して2日の週報原稿の最終チェックをしたときに、エクセルの記録から抜粋して、
週報原稿に挿入して、9日(日)礼拝の当番の人の名前を入れている間に、パソコンが動かなくなり、あ
わてて鶴巻に帰り、週報原稿を完成し、説教原稿も打ち込んでいたのですが、2日(日)は朝早く鶴巻か
ら船越に行かなければなりませんでしたので、説教原稿の最後はパソコンに打ち込めずに、自筆の文字原
稿のまま説教に臨まざるを得ませんでした。そのために、まだ2日の礼拝説教はデータになっていません。
ということで、説教原稿の掲載は今週中にデータ化して、このブログに掲載したいと思っています。です
から、今回は連続して船越通信を掲載します。
船越通信癸横牽魁 。横娃隠暁10月9日
・2日の日曜日は、礼拝後Hさんが用意してくれました焼きそばを、二つのプレートで焼いて、一緒に食べ
ました。そしていつものようにしばらく懇談し、皆さんが散会した後、役員会がありました。10月30日
(日)の礼拝後行われます修養会(「船越教会の今後を考える」というテーマで行われます)の準備の状況
を確認しました。修養会の他に10月9日(日)には礼拝後障害者差別解消法の学びの会があります。また
16日(日)の礼拝は神学校日の礼拝として、農村伝道神学校の学生に説教をお願いしてあります。それら
の確認を役員会でしました。また、現在無牧で私の支援をしてくださっている東京の教会から、私に説教依
頼がありましたので、来年1月8日(日)にその教会の礼拝説教に行くことを役員会で了承してもらいまし
た。その日の船越教会の礼拝説教はMさんにお願いしました。役員会を終えて、船越教会のホームページの
週報の案内を10月9日(日)の礼拝予告にし、9日(日)の週報のために、2日(日)の礼拝人数、献金
者などの記録を打ち込み、道路にある案内版の礼拝予告を9日(日)のものに変えて(この三つのことを日
曜日、鶴巻に帰る前に毎週しています)、この日は日差しがきつく暑かったので、午後4時半過ぎに連れ合
いと一緒に船越教会を出て、鶴巻に向かいました。
・この週の前半は、10月21日出版予定の『合同教会の「法」を問う』という私の裁判記録の再校校正に
時間を使いました。初校は5人の編集委員全員で校正をしましたが、再校は私ともう一人の編集委員の2人
で行いました。B5で約250頁になりますので、初校の校正箇所が再校にちゃんと反映されているかどう
かの確認と共に、もう一度最初から全部を読み直して校正箇所がないかどうか確認しました。3日(月)か
ら5日(水)まで、4日(火)には常置委員会がありましたので、午後4時以降はできませんでしたが、ほ
ぼ丸2日間をかけて校正作業をしました。4日にはもう一人の編集委員がしてくださった校正箇所がメール
で届きましたので、それも再校原稿に反映させて、再校校正が終わったのが5日の夜9時過ぎでした。それ
から再校校正原稿を宅急便にして、私のマンションの向いにありますセブン・イレブンに持って行き新教
出版社に送りました。これで裁判記録の出版も予定通りにいくのではないかと思います。インターネット
で本の案内を見ていましたら、この裁判記録が10月21日出版予定ということで既にインターネット上
には流れています。今回改めてこの『裁判記録』を最初から最後まで読み直してみて、裁判記録としては
原告側の文書と一審、二審、最高裁の判決を掲載していて、被告側の文書は掲載できませんでしたが、こ
の『裁判記録』を出版する意味が充分あることがよく分かりました。裁判記録の他に「参考資料」として、
Aさんの「意見書」、Sさんがまとめてくれた教団新報紙上での聖餐論議、改革派キリスト教会の「訓練規
定」抜粋が入っています。裁判関係の文書は読みずらいところがありますが、出版しましたら、どうぞ読
んでいただきたいと思います。
・4日(火)の常置委員会は、今回はめずらしく8時10分くらいで終わりました。主な議論は2017
年度の予算案についてでした。各個教会の財政が苦しくなっている中で、教団も財政規模を少しずつ縮小
している状態なので、神奈川教区も各個教会からの負担金を減らす方向で予算をつくる必要があるのでは
ないかという意見が出ていました。来年度の予算にそれが反映されるのかどうかは分かりませんが、その
方向で考えて行くことになりました。今回の常置委員会は議論としてはそれだけでしたので比較的早く終
わり、何時ものように有志による会食を10時過ぎまでして、鶴巻に帰ってきました。鶴巻に着いたのは、
0時近くになっていました。
・6日(木)は国会前の辺野古新基地建設反対座り込みに参加しました。10月からは月・木の午後1時
から4時まで(9月までは夏時間で午後2時から5時まで)になりましたので、午後1時少し前に座り込
みの場所である参議院会館前の道路に着きました。既に2人の女性の方が参議院会館前の道路壁にアッピ
ールのための布や辺野古新基地建設予定地を表示した地図、その他を、風で飛ばされないように、壁の溝
に発泡スチロールで挟んで広げていました。すると、若い警視庁の巡査がやってきて、壁に物を貼らない
ように注意してきました。「もうずっとこうしているのだ」と言うと引き下がりました。この日も座り込
んでいると、通りかかった人が、「国会での安倍首相の答弁を聞いていると、頭にくる。質問の趣旨を一
切くみ取らず、自分の言いたいことを言っている。どうしようもならない人だ」と憤慨して、「この国は
おかしくなってるよ」と怒りを露わにして、私たちに「頑張ってね」と声をかけて行きました。道路の向
いの国会議事堂への入り口近くから、バスから降りた国会見学らしき小学生の子どもたちが、こちらに向
かって手を振ってくれましたので、「辺野古新基地建設反対」のプラカードを横に振って応えました。土
曜日に船越の牧師館でラジオを聴いていましたら、この日菅官房長官が沖縄入りし、自治体の長と会談し、
高江では、北部訓練場の半分の返還を、ヘリパッドを今年中に完成させて実現すると約束し、辺野古の方
では、交付金をちらつかせて、普天間返還実現のために辺野古新基地建設を進めるという説得をしていっ
たようです。権力の側である今の政府は沖縄の人びとを分断して、更なる犠牲を沖縄に背負わせようとし
ているのです。許し難いことです。沖縄をはじめ日本の国にある米軍の基地撤去を、アメリカに向かって
交渉するような政府が日本に生まれない限り、この問題の抜本的解決はあり得ないことは明白です。けれ
ども、行政・立法・司法の三権とも現在の日本はアメリカの占領がまだ続いているかのようで、この抜
本的解決への道は、高江ヘリパッド建設反対、辺野古新基地建設反対に結集している沖縄の人びとの闘い
によって示されているのです。それだけに権力はこの沖縄の闘いを潰すことにやっきとなって、海保や
機動隊を投入しているのではないかと思われます。高江の資材搬入には自衛隊のヘリコプターまで使っ
ています。それでもなお安倍政権が支持されるのは、一体どういうことなのでしょか。高江・辺野古の
現実をまだ知らない人が多いからでしょうか。政治には関わらないという姿勢の人が多いからでしょうか。