なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

弱いときにこそ強い

・昔私が最初に働いた東京の下町の教会に、一年に一度だけだが、クリスマスの頃に、ひげの長くのびた山伏のような年長の牧師さんが来ていた。その牧師さんは、人生で穴ぼこに落ちたような苦難の時ほど、元気で順境の生活ではなかなか見えない、神の真実が見…

ありのままに

・私は二ヶ月に一回鎌倉にある経費の有料老人ホームに聖書の話をしに行っている。十数人のお年寄りに聖書の話を15分から20分ほどして、その後自由な談話の時を持っている。政治の話をしたり、その時々に起きる事件の話をすることもあるが、今回は2006年にな…

京大事件

・京大のアメフット元部員3人が若い女性への集団強姦容疑で逮捕されたというニュースが流れた(朝日新聞1月27日朝刊)。 ・大分前に『性の植民地~女の性は奪われる~』(キャスリン・バリー著、田中和子訳、1984年、時事通信社)という本を読んで、男とし…

はじめまして。

昔仏教の僧侶は辻説法というものをしていたと言う。もう既に他界してから大分経っているが、キリスト教徒ではない私の父親が生前牧師である息子の私に、「お前は宗教家として辻説法はしないのか?」と言ったことがあった。その父親の言葉が気になり、何かし…