なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

類としての病者

私たちの中には聖書の時代の人々と同様に、いろいろな苦しみを背負って生きている人々がいる。その中でも病気は私たちが経験する苦しみの一つである。その病気が重ければ重いほど、病者本人だけでなく家族全体に重圧がのしかかり、本人はもちろん家族の方々…

時間泥棒

見田宗介がインドやブラジルで過ごしたときの時間の流れについて、日本やアメリカのような国での時間の流れと根本的に違うことを、その著書で書いていた。産業化された近代社会では時計の刻む時刻によって人が動かされるわけだが、インドのまだ近代化されて…

「牧師にこだわる理由」

私の尊敬していたOさんが亡くなって丸5年が経った。Oさんは私より12歳年上の人である。Oさんの同年代には他にも二人の私が尊敬する人がいるが、一人はOさんより前に亡くなっている。もう一人のHさんは今も元気にしている。 このOさんが、以前教会の総会資料…

ネット社会

今朝の朝日新聞を読んでいたら、「ネット社会」が実際に出来ていて、そのネット社会の住民として登録すると、そこで商売も出来るという。 そのネット社会では現在一日日本円で2億円位の商取引が行われていて、ネット社会の通貨はドルと交換できるようになっ…

入院記

先週5日間ヘルニアの手術で、45年ぶりに病院に入院した。 45年前の場合は、教会で卓球をしたりして、夜まで仲間と遊んでいたところ、急にお腹かが痛み出し、我慢しきれずにいつも診てもらっていた医院に行ったところ、手遅れに近い盲腸ということで、急…

受苦日の再出発

昨年度一年間引きずっていた自分の中のこだわりも、やっとそのこだわりよりも大きなものが自分の中に生まれてきて、そのこだわりから自分の心が解放されてきているのを実感している。 そこで、また初心に返って、ブログ・なんちゃって牧師を再開したい。 昨…