なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

現代社会と個人

ここ数年、いやもう少し前の1995年頃から、思いもよらない事件が多発するようになっています。もちろん昔からごくまれに人々をふるえ上がらせる猟奇的な事件が起きてはいました。しかし最近のように次から次にということではなかったと思います。 このような…

性格と気質

久しぶりにブログ日記を書きます。しばらくお休みしていて申し訳ありませんでした。個人的なことがあって、筆を取る気持ちになれませんでした。そのことも一応決着がつきましたので、またボチボチ書いていきたいと思います。 私は、牧師であるよりも一人の人…

軽い山歩き

昨日は久しぶりに山歩きをした。山歩きといっても、散歩程度である。今までにも数回行ったことがあり、小田急の鶴巻温泉駅から弘法山に行き、権現山を経て秦野の駅に出るコースである。今回は同じコースを秦野からタクシーで弘法山の入り口まで行き、まず権…

結婚式

先日事業をしておられる方から、現在本物志向になっているので、教会が誰でも結婚式をするようにして、その代わりに必ず礼拝に出て結婚講座を受けるという条件にしたらどうか。失礼ながら、教会も高齢化が進んで、若者が少ないようだから、若者が教会に出会…

鼻炎と十字架

ここ数日風邪を引き体が重い。私の風邪は鼻炎と喉の痛みが主な症状である。ところが、ここ1年ほど鼻炎に見舞われたことがなかったので、自分も年もとってきたので、鼻炎からも解放されたのかと思っていた矢先である。先日少し寒気がして、これはいかんと思っ…

確かな神の愛

今日は教会の暦によれば洗足の木曜日です。イエスが弟子たちの足を洗って、仕えの姿を自ら示し、自分に倣って互いに足を洗い合うように教えたとされる日です。 明日は金曜日、イエスが十字架(磔刑)によって殺されて死んだ日です。そして4月16日の日曜日が…

若葉の季節

桜の花が大分散って、これから若葉の季節だ。 私はこの若葉の季節も一年の内では好きな時期である。以前吾妻線にこの時期乗ったことがある。草津の温泉に行き、帰りに伊香保にも一泊した。草津への行き帰りに乗った吾妻線から見た山の木々の若葉の色彩が淡い…

受難週

今週はキリスト教の暦(教会暦と言う)では受難週である。 新約聖書の福音書に物語られているイエスの生涯からすると、最後の一週間ということになる。去る9日の日曜日は、イエスがエルサレムにろばの子に乗って入城したとされる日である。ろばの子は軍馬と…

多数決の罠

イエスは、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」(マルコによる福音書1章15節)という、神の国を宣べ伝える宣教の働きにおいて、一人一人の心に訴えかけられた。無理やり信じさせようとはされなかった。そんなことが出来るとは、は…

多忙という恵み

以前「忙」は「心が亡ぶ」ことでもあると、このブログで書いた。今でもそう思う。ただ忙しく仕事をしなければならないことが、時間があれば考え込んで落ち込んでしまうだろう自分を救っているということもある。不思議なものである。 心を病んでいる人につい…

桜と富士山

横浜は昨夜の雨で桜の花が散ってしまったか? 今朝早起きして、一年ぶりに犬を連れて、近くの公園に行った。その公園は桜の名所の一つである。道路一面に散った桜の花びらが、雨に濡れてへばりついていた。桜の木を見上げると、まだ十分花見を楽しむことがで…

分裂共生

昨日伊豆の宇佐美に行って来た。6人の牧師と一晩話をして、今朝私一人だけ失礼して、電車で帰ってきた。往きは2台の自動車に5人が分乗して行った。宇佐美にいる牧師を加えて6人である。私は自動車の運転ができないので、先輩の牧師の運転する車に乗せてもら…