なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

闇の中の光

クリスマスおめでとうございます。 私は既に天上の人になっている井上良雄先生という方を尊敬しており、先生の説教集の中にある一つの譬(たとえ)を、私は葬儀の説教で時々用いさせてもらう。その譬はクリスマスのメッセージにも当てはまるので、ここで紹介…

高齢者の命の尊厳

命の尊厳ということが言われますが、命の尊厳ってどういうことなのでしょうか。 私が牧師をしている教会で一番の高齢者は106歳のKさんです。Kさんは、今は病院に入院していますが、しばらく前までは介護ホームで生活していました。100歳の誕生祝いの写真も介…

朝ドラのセリフから

昨日、NHKの朝ドラで大変重要なことがいくつか、ドラマの人物のセリフの中にありました。 ひとつは、自分の中にあるいやらしさ(キリスト教的には「罪」でしょうか?)ときちっと向かい合うことによって、人に優しくなれる。それがきちっとできたら、次に相…

自立ということ その2

確か、羽仁もと子さんの全国友の会のモットーは、「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」ではなかったかと思います。友の会では、多分家庭という場での女性の自立ということで、因習にとらわれない合理的な家庭の設計ということがめざされているのだろうと思…

夢と幻

ヨエル書3章1節に「老人は夢を見、若者は幻を見る」というよく知られた言葉があります。 高齢者が多く、若者が少ない教会の現実を嘆く方もありますが、私はそうは思っていません。先日も教区の常置委員会があり、会が終わって数名の方々と会食し歓談してい…

神のユーモアは何処に?

月曜、火曜と大阪のホテルに泊り、兵庫と大阪で行われた集会に行って来た。帰りに近江の野洲で古い友人とも本当に久しぶりに会ってきた。そこには以前今私がいる教会で伝道師をしていたY君も同席してくれた。 この古い友人は神学生時代からの付き合いで、学…