なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

父北村雨垂とその作品(77)

今日は東京近辺も雪が降っています。ここ鶴巻でも、朝、雨から雪に変わっています。先日横須賀田浦の梅林に行ってみましたが、開花している梅の木は、何百本のうち1,2本で、それもつぼみの中で僅かにチラチラと開花しているに過ぎませんでした。3月になろ…

父北村雨垂とその作品(76)

今日はシャワーの会と言って、船越教会の青年が中心に行っている横須賀の路上生活者のパトロールに参加する予定でしたが、昨夜連絡があり青年の新しい参加者があるので、車の要領からすると一人乗れなくなるということでした。そこで若い新しい人に路上生活…

黙想と祈りの夕べ通信(87、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(87)」を掲載します。黙想と祈りの夕べは、私が紅葉坂教会時代に行っていた集いですが、テゼ共同体から触発されて、自分なりにプログラムを考えてみました。テゼ共同体の場合は、参加者は祈りと賛美による応答が中心で、参…

船越通信(46)

船越通信癸苅供 。横娃隠嫁2月26日 ・19日の日曜日は礼拝後、私はお二人の方と礼拝堂で面談をしました。この日は15名の礼拝出席者があり、私たち3人以外の方々は別室でお茶を飲んで懇談していました。私たちの面談が終わったころに、別室での懇談も終わり…

黙想と祈りの夕べ通信(86、復刻版)

今日はこれから神奈川教区総会に行きます。神奈川教区は総会が年2回開かれます。2月と6月です。2月総会は新年度の計画と予算が中心になります。私は戒規免職処分以降、神奈川教区でも教会担任教師としての扱いを受けていません。現在実質的に船越教会の牧…

父北村雨垂とその作品(75)

昨日の私のブログ(裁判支援通信第一号を発送しました)には100人位の方々からのアクセスがあり、びっくりしました。私の裁判支援発足集会での関田先生の挨拶を掲載しましたからだと思いますが、私の裁判への関心の高さを確信しました。私の希望としてはこの…

私の裁判支援会通信第一号を発送しました。

昨日、私の裁判支援会事務局会で「支援会通信第一号」の印刷・発送作業を行いました。支援会の正会員、賛同会員、献金(カンパ)者約620通の他に、まだ支援会に加わっていただいていなくて、日本基督教団年鑑で住所氏名が確認できます教職約300名に発送しま…

マルコ福音書による説教(36)

今週は少し早めですが、マルコ福音書による説教(36)を掲載します。 マルコ福音書による説教(36)マルコによる福音書9:2-13、 ・私たちは、率直に言って、弱くあり、過ちを侵しやすく、神のみ心を汚すことの多い者であります。一人の人間として…

第一回公判お知らせと「父北村雨垂とその作品(74)」

いよいよ私の裁判が始まります。第一回公判が下記のように決定しました。 日時:2012年4月26日(木)午後2時 場所:東京地方裁判所第103号法廷(傍聴98名可) 第一回公判後報告集会が、引き続き下記のように行われます。 日時:同日午後2時40分から1時間前…

船越通信(45)

船越通信癸苅機 。横娃隠嫁2月19日 ・12日の日曜日は出席者が8名で礼拝後何もありませんでしたので、残れる人でお茶を飲んで懇談の時を持ちました。その日の出席者の中には私の他に3名、前日蒔田教会で行われました横浜地区の2・11集会に出席した人がいて…

Sさんからの応答(その2)

Sさんからの応答 その2、北村慈郎様 神が用意した命の道について、パウロは「ローマの信徒への手紙」の5章に述べています。〈このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストのお蔭で、行の恵みに信仰によって導…

Sさんからの応答と「黙想と祈りの夕べ通信(85、復刻版)」

日本基督教団なか伝道所に招かれて話しました「私の『戒規免職』問題とは何か?」(2月15~16日の私のブログに掲載)を読んでくださったSさんからいただいた応答の文章を2回に分けて掲載します。 その1、北村慈郎 様 私は七十八歳の年金生活者です。十年前…

マルコ福音書による説教(35)

マルコ福音書による説教(35) マルコによる福音書8:34-9:1 ・かつて私は前任の紅葉坂教会で青年時代を過ごしましたが、高校三年のクリスマスに洗礼を受けてから、間もなかった頃、高校生会の時か青年会であったかは忘れてしまいましたが、聖書研…

「私の『免職問題』とは何か?」(その2)と黙想と祈りの夕べ通信(84、復刻版)

「私の『戒規免職』問題とは何か?」(その2) 質問への応答から ・宗教としてのキリスト教の中には、現実のことが現実として受け止められないで、教理や教えが眞理だと考える傾向がある。それだと、人間が苦しんでいる問題は虚構のように思われて見過ごさ…

「私の『戒規免職』問題とは何か?」(なか伝機関誌より転載)

以下は、日本基督教団なか伝道所に招かれて、「私の『戒規免職』問題とは何か?」と題して私が話したものです。「ことぶき『なか』だより」(147、2011年10月)に掲載してありますものを(日本基督教団なか伝道所のホームページをご覧下さい)、ここに転載い…

父北村雨垂とその作品(73)

弁護士から私の裁判の「第一回期日が、まもなく決まると思います」との連絡がありました。いよいよです。 今日は「父北村雨垂とその作品(73)」を掲載します。以下の作品の中にもこのブログに以前掲載した句もいくつかあるように思われますが、そのまま掲…

送られてきた「裁判支援」のチラシと父北村雨垂とその作品(72)

昨日の日曜日船越から鶴巻に帰ってメールを開けましたら、山梨のCさんが山梨の2・11集会で私の裁判支援のチラシを配ってくださったということを知らせて下さいました。そのチラシや2・11集会の資料も添付してくださいました(この集会の講師は土肥信雄さんで…

船越通信(44)

船越通信癸苅粥 。横娃隠嫁2月12日 ・2月5日の礼拝後、今後の「テーマ話し合い」について出席者の皆さんから意見を聞きました。そ の後開かれた役員会では、その日の話し合いを踏まえて意見交換をしました。今後もしばらく 「テーマ話し合い」を続けてい…

マルコ福音書による説教(34)

マルコ福音書による説教(34) マルコによる福音書8:31-33 ・イエスは自分の活動の行きつく先として受難と死を覚悟していたのでしょうか。 ・今日のマルコ福音書の個所では、自らの受難と死についてイエスは弟子たちに、「そのことをはっきりと」語…

黙想と祈りの夕べ通信(83、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(83、復刻版)」を掲載します。 下記に記した横浜で演劇を続けているIさんから、数ヶ月前も切符をいただきましたので行こうとしましたが、その日は風雨が強く外出するのが困難で行くことができませんでした。次の機会にはぜ…

「聖餐式について」 黙想と祈りの夕べ通信(82、復刻版)

以下の「黙想と祈りの夕べ通信」は、2001年4月22日発行で、イースターの礼拝で行われた聖餐式をめぐって書かれています。 私が紅葉坂教会の牧師として1999年3月の教会総会の決定によって、礼拝出席者で洗礼を受けていない人でも希望する者には配餐をするよう…

父北村雨垂とその作品(71)

今日は「父北村雨垂とその作品(71)」を掲載します。 父北村雨垂とその作品(71) にんげん 藍 六号 1977年10月 虫籠と 鬼の面だけ 淵に 浮き いづもる暗黒(よる)の海は 涙よ 友よとて 哀愁の 百合(ユリ)は 溪間(タニマ)の エロスとも 窓の障子に 秋 ピ…

父北村雨垂とその作品(70)

昨日は新藤兼人監督作品「一枚のハガキ」の自主上映会が相鉄線のいずみ中央駅前にある泉区民文化センター・テアトルフォンテでありました。薦められて切符を買っていましたので、4回の上映の最後の時間19:00~21:00に行きました。新藤兼人監督99歳の作品とい…

黙想と祈りの夕べ通信(81、復刻版)

今日は「黙想と祈りの夕べ通信(81、復刻版)」を掲載します。 黙想と祈りの夕べ (通信 81[-29] 2001・4・15発行) 4月の祈祷会でS兄は、教会のメンバ-がもつ、たとえば生真面目さというものが、教会の一つの枠組みとなって、そうでない者を来にくくさせ…

船越通信(43)

船越通信癸苅魁 。横娃隠嫁2月5日 ・引き続き、1月8日のテーマ話し合いに対するSさんの応答を、ご本人の了解を得ましたので掲載いたします(今回は⊆殺について)。 ⊆殺について 我が国では、毎年三万人以上の人が自殺しています。私は父親と妻とが自殺をし…

マルコ福音書による説教(32)

マルコ福音書による説教(32) マルコによる福音書8:27-30 ・今日のマルコによる福音書の箇所では、イエスが自分自身の方から弟子たちに向って、「人々は、わたしのことを何者だと言っているか」と問いかけた、というのです。これはどういうことで…

黙想と祈りの夕べ通信(80、復刻版)

昨日は木曜日でしたが、午後船越に移動せずに鶴巻にいました。1月31日の火曜日朝早く鶴巻を出て横須賀の京浜久里浜駅でシャワーの会(路上生活者パトロール)のSさんが運転する車でパトロールをして、横須賀中央で別れ船越教会に行きました。その日は船越教…

”いよいよ私の裁判が始まります”父北村雨垂とその作品(69)

“いよいよ私の裁判が始まります” 昨日私が依頼しています弁護士から、裁判所の書類審査が通っていよいよ裁判が始まるという連絡を受けました。昨日は2月1日です。昨年の2月1日には弁護士が東京地裁に行き、仮処分申請を取下げました。ちょうど同じ日の一年後…

黙想と祈りの夕べ通信(79、復刻版)

先日渋谷オーディトリウムに「“私”を生きる」を観に行きましたが、その時映画が終わって監督と映画の出演者の一人である以前三鷹高校の校長をされていた土肥信雄さんのトークがありました。その時も1月30日に東京地裁で土肥信雄さんの裁判の判決が出ることに…