なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

趣味としての囲碁

    612日の土曜日には結婚式がありました。最近の私が所属する教会では、結婚式は1年間に1回か2回あるかないかです。けれども葬式は年少なくとも5回はあります。多い年には10回くらいになることもあります。このことは、教会のメンバーが日本の社会より先行して超高齢化に入っている証左です。
 
先日結婚式を挙げられた新郎は、囲碁が趣味とのことでした。この新郎の親戚筋には日本棋院の石倉昇さんがいますので、彼が囲碁を趣味にしているのは石倉さんの影響を受けたのかもしれません。実は私も囲碁が数少ない趣味の一つですが、もう何年も打っていません。
 
6、7年前になるでしょうか、お正月、寿の越冬に参加したときに、1月3日でしたが、越冬期間に企画されていました囲碁・将棋大会が寿生活館三階の集会室で行なわれていましたので、私も加えてもらいました。私は囲碁・将棋大会の参加者の一人として、二人の方と囲碁を四局楽しませてもらいました。参加者は十四、五名でしたが、囲碁をする方は私以外にお二人でした。
 
お二人とも年配の方ですが、一人の方は自称四段、もう一人の方は六段ということでした。私はお二人より囲碁の力は格段下でしたので、四段の方とは六目置いて、六段の方とは星目(九目)置いて打たせてもらいました。お二人とも二局ずつ打ちました。四段の方とは一勝一敗、六段の方とは二勝でした。特に六段の方との一局は、相手の見間違いで相手の大石が死んで,中押し勝ちでした。
 
私は囲碁が好きですが、もう何年も打っていませんでしたので、その時は思わぬ幸運に恵まれて、寿の方と打つことができて、またいささか囲碁の勝負にこだわる私としては大変満足でした。そして、六段の方に、私は何級くらいでしょうか、とお尋ねしましたら、何級などを気にするのは良くない、と言われ、趣味にも序列にこだわる自分の卑しさを見透かされたようで、大変ショックを受けました。
 
結婚式を司式した新郎が囲碁が趣味であると聞いて、昔のことを思い出しました。