なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(320)

        船越通信癸械横亜。横娃隠掲7月2日    北村慈郎

・6月25日(日)も礼拝後お茶を飲みながら懇談の時をもちました。礼拝に見えていなかったTさんも

加わって、平和センターの活動である「平和と人権を考える」DVD鑑賞会のことを話し合いました。7月23

日は共謀罪との関係で横浜事件についてのビデオを鑑賞することになっていて、すでにチラシも出来て、

皆さんに配布していますが、その次に何を観るかについて話し合いました。Nさんが送ってくれたアー

サー・ビナードさんの講演ビデオを次回観賞することにし、まずHさんが家で観てみると持ち帰って行か

れました。第2回目のDVD鑑賞会の日程は10月29日(日)と一応決めていますが、第五の日曜日は横

須賀の月例デモと重なりますので、10月22日(日)になり、この時アーサー・ビナードさんの講演ビ

デオ鑑賞会が行われることになると思います。第3回目は1月28日(日)と決めていますが、この日も

最後の日曜日になりますので、1月21日(日)になると思います。第3回目に鑑賞するDVDはまだ決め

ていませんが、内部被曝の問題を考えたいという意見が出ています。この日のお茶の会はお菓子が豊富で

した。Sさんのお母さんが教会の皆さんへと送ってくださったお菓子と共に、私も前週沖縄に行きました

のでお菓子の差し入れをしたからです。それにHさんが沢山のプラム(?)を持って来て下さったの

で・・・。皆が散会後、私はいつものように来週の準備をして、午後3時過ぎに船越教会から鶴巻に向か

いました。

・27日(火)は朝早くから鶴巻を出て農伝に行きました。この日大分前に頼まれていた農伝の朝の学内

礼拝での説教をすることになっていたからです。時間がなく野津田車庫前から近道の急坂を息を切らせな

がら一気に登り切り、礼拝開始時間の5分前に農伝校舎に着きました。すぐチャペルに行き、汗だくの状

態で説教をしました。礼拝は全体で30分弱ですので、10時半には終わりました。その後午後1時から

の説教演習まで時間がありましたので、農伝の図書館の中に自習机と椅子があるところで、12頃まで本

を読みました。お昼は農伝の食堂で学生と一緒に農伝ランチをいただきました。農伝のお昼は賄いの方の

手作りで、ボリュームもあり、心のこもった美味しいお惣菜で、学生からも教師からも大変喜ばれていま

す。私は年に1,2回しか農伝のお昼はいただきませんが、楽しみの一つです。昼食をすませ、しばらく

休憩してから説教演習で、この日は一人の学生の説教を聞いて、講評意見交換をしました。午後2時半過

ぎに説教演習を終えて、鶴巻に帰りました。

・28日(水)は18:30から県民センター会議室で「朝鮮半島情勢と神奈川の基地」という

学習会が、すべての基地にノーを・ファイト神奈川の主催でありましたので、私も出席しました。メイン

スピーカーのピースデポ代表の田巻一彦さんの「朝鮮半島『危機』、外交交渉こそ解決の道」という講演

を印象深く聞きました。北朝鮮のミサイルに対する日本における防衛は、軍事的には不可能で、田巻さん

は「発射されれば日本に10分で到達するミサイルを、北朝鮮はすでに百発単位で配備していると思われ

るので、政府のやるべきことは、ミサイルが撃たれるような事態を回避するための外交交渉以外にない」

と言っています。田巻さんによれば、<内閣府の「国民保護ポータル・サイト」へのアクセス数は3月は

45万件、4月は22日現在250万件を超えたという。同サイトは「ミサイルから身を守る」方法を解

説する。「攻撃当初は屋内へ避難し、その後、状況に応じて行政機関からの指示に従い適切に避難しま

しょう。屋内への避難に当たっては、近隣の堅牢な建物や地下街などに避難しましょう」。その前には

「着弾地の予想は困難なので、発射されたらサイレンをならす」などといっている。実際にはミサイルが

飛んできたら身を守るすべなどないに等しいのに、これでは先の戦時中の「隣組」の回覧板と変わらな

い」というのです。安倍政権が進めている日米軍事同盟の強化の実体は、米軍による自衛隊の支配の強化

で、アメリカにとっての日本列島から台湾、フィリピンにかけての中国、ロシアに対する前線防御のため

に、米軍と一体化した自衛隊に最前線の戦闘を引き受けさせるためのものであるとも言われていますか

ら、もし朝鮮半島および日本近海で武力衝突が起こったりしたら、大変なことになります。安倍政権の選

択は最も危険な方向ですから、アメリカとは日米安全保障条約を破棄して、平和条約を結び、中国はじめ

アジア諸国との間にも平和条約を締結するように、日本の国は憲法9条に基づく外交交渉による平和の構

築をめざすべきなのであります。

・29日(木)は午後4時半から高座渋谷教会で基地・自衛隊問題小委員会がありました。委員会では

様々な報告と共に、主に11月11日(土)13:30より紅葉坂教会で予定しています琉球新報東京支

社報道部長の新垣毅さんを講師に「沖縄の視点から東アジアの安全保障を考える」というテーマの集会に

ついて話し合いました。上記のピースデポの田巻一彦さんのお話しにも関係していますので、私としては

今から楽しみにしています。状況を正確につかんでいませんと、私たちの発言や行動が危ういものになる

ことがありますので、その点は十分に気をつけなければと思っています。

・30日(金)は12:00~15:00に中華街のお店で、関東学院三春台の高校3年のクラス会があり、私も久

しぶりに参加しました。出席者は23名で、クラスの人数の約半数でした。私たちの高校卒業は昭和35年

1960年です。全体で5クラスくらいでしたが、この学年全体の同窓会は、昭和35年卒業ということで、

「さんご会」と言っていますが、この学年全体の同窓会や学年を越えた関東学院三春台卒業生全体の同窓

会には、一度も出席したことはありませんが、クラスの同窓会には今までも何度か出席しています。高校

卒業して57年になりますので、風貌が大分変った人もいて、最初は誰だったか思い出せない人もいます

が、しばらくすると昔の風貌と重なって来て思い出せるようになります。それでも隣に座った友人としば

らく話してから、そう言えば・・・君と名前を呼んで話しかけましたら、俺は・・・ではないよ、・・・

だよと言われてしまいました。50人くらいのクラスで既に9人の友人は天上の人になっていました。私は

まだ目の前に与えられている課題があり、クラス会の雰囲気には少し違和感がありますが、これからも可

能な限りで出ようかなと思いながら帰ってきました。