船越通信癸隠僑機 。横娃隠看6月22日
・15日(日)の礼拝は、めずらしく男性の出席者は私一人でした。女性が6名で合計7名でした。
礼拝後はゆっくり懇談して散会しました。
・K・T牧師にお見舞金を教会と有志で送りましたが、同牧師から教会宛に来たはがきの内容を記
しておきます。
<主のみ名によりて、/北村先生はじめ皆様の寄せ書きとお見舞金を井波さんを通して拝受致し
ました。心より深く御礼申し上げます。/3月13日検査入院した頃は『もうこれでおしましか
な』と思う程、水やごはん、食べ物が一切通らなくなり、ただ24時間続く痛みに必死に耐える
のみでした。/検査後しばらくかかりましたが、癌が4か所(大1、小3)見つかり、直ちに入
院、治療に入りました。苦しみが35日間続きましたが、何とか今の所、危機は脱することがで
きました。左首に約3.3僂隆發発生していました。放射線治療35日間と抗がん剤9日間他
の治療等で何とか難しい手術をさけることができました。今後どうするかはもう三週間程かかり
ますが、難しい手術はもう避けたい気持ちで一杯です。ご加祷下さい。/皆様の寄せ書きを読ん
で、二人共涙ぐんでしまいました。いつか必ず船越へ行って皆様にお会いしたいものです。御礼
迄。 K・T、K・E>
どうぞご加祷くださいますように。
・15日の礼拝に来られたOさんも、どちらか体の下半身に痛みがあるので、夜もなかなか寝られ
ないと、おっしゃっていました。痛みは本当につらいものです。私自身は、若い時に盲腸の手遅
れで腸閉塞になりましたが、その時の痛みのつらさは、今でも想い起すことがあります。盲腸が
手遅れだったのに、傷口をふさいでしまい、退院後一週間もたたないうちに、膿が腸を圧迫して、
からだをどんな風にしてもおさまらなかった痛みに耐えかねて、再入院をしました。再入院する
ときには、痛みで全身ぼーとしていました。その時はお腹を真っ二つに割いて手術をし、何とか
助かりました。この私自身の体験と、名古屋時代の一人の教会員の方が、若い時に看護婦の経験
のある方で、本人の希望ですい臓がんの末期をモルヒネを極力使わずに、入院していた病院のベ
ットでその痛みを耐えていた姿は忘れられません。痛みで顔つきが変わるほどでした。最後の数
週間はお見舞いを遠慮する程でした。おそらくK・T牧師の経験された痛みも大変なものだったに
違い有りません。主の癒しと支えをお祈りいたします。
・私は、15日の説教で、安倍政権の集団自衛権を意識して、ある人の言葉を紹介しました。その
言葉とは、「われわれが今とることを許されている態度、すなわち武器を手中にしながらそれを
行使しない国家の上には祝福があるにちがいない。この事に対して我々は神に感謝しよう」です。
これは第一次世界大戦のときのスイスの国を意識して、バルトの説教の中に出てきた言葉です。
本来自衛隊の存在も憲法9条違反ではないかと私は思いますが、残念ながら自衛隊を保持してい
る現在の日本の国において、武力行使を禁じている憲法9条を、解釈によってなし崩しにするの
ではなく、きちっと守ることで、たとえ自衛隊を保持していても、武器を使わない国家として毅
然としている、そのような日本でありたいと願う者です。
・19日(木)には、この日連れ合いが参加できませんでしたので、私が国会前の辺野古基地建
設反対の座り込みに参加しました。平和ネットのメールで知りましたが、辺野古のテント村では、
残念で悲しいことがあったようです。下記に転載させてもらいます。
<【名護】海上基地建設反対を訴える座り込みの拠点となっている名護市辺野古のテント村で
20日午前、何者かによって平和を訴える看板が壊され、これまでの活動を示す資料や全国から
贈られた折り鶴などが引きちぎられているのが見つかった。
同日午前7時50分、現場を確認したヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「こんなこと
は初めてだ。折り鶴には子どもたちの平和を願う思いが込められており、その善意も踏みにじる
行為だ」と憤った。
テント村は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けたボウリング調査の阻止や海上基地
建設反対を訴える拠点となっており、座り込み行動はこの日で3715日を迎えている。【琉球
新報電子版】>
・19日(木)夜には聖書研究会がありました。先月は皆さん都合が悪く休会にしましたが、今
月は開くことがきました。出席者はTさんとHさんに私の3人でした。この箇所は、「では律法と
はいったい何か」という問いかけではじまっているところです。律法は違反と罪を明らかにし、
キリストへと私たちを導く養育係であると語られているところです。話し合いの中で、パウロの
手紙に見られる理屈にはついていけないという主旨の感想が述べられました。福音書のイエスの
物語とパウロの手紙では、読んでいて確かに違いを感じます。福音書は物語ですが、パウロの手
紙は信仰思想とでもいえる思想書のような感じがします。ガラテヤの信徒への手紙は特に論争的
な文書ですから、理屈っぽいのかもしれません。
・20日(金)は、コンゴの方の難民申請の裁判が東京地裁でありましたが、私は出席せずに今
月28日(土)に開催される神奈川教区総会の準備をしました。この日夜には寿地区活動委員会
があり、地区センターまで行きました。委員会では、会計から今年3月あたりから、地区センター
への献金が減少しているという発言がありました。寿地区センターを支えてくださっている方々
が高齢化して、召される方も多いので、そのための現象ではないかということです。この通信を
読まれる方の中で、寿地区センターへの献金にご協力いただける方はよろしくお願いいたします。
さて委員会での諸報告の中に、寿の有志で実施した「福島被災地ツアー」に参加した方からの報
告がありました。このツアーは被ばく労働問題を考える会も関わっており、被災地の中でも東京
電力福島原子力発電所に近い富岡町や大熊町に行ったようです。参加した方からは、現地に行っ
てみないとわからないこと、仮設住宅で起きている問題の深刻さ、原発反対と原子力発電所で働
いている人の問題などの感想が述べられた。何よりも福島を忘れないことが私たちに求められて
いるのではないでしょうか。
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