なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(273)

            船越通信癸横沓魁 。横娃隠暁7月31日    

・24日(日)は礼拝後いつものようにお茶を飲んで懇談の時を持ちました。その途中でMさんが久しぶり

に顔を出してくれました。しばらく話してこの日は散会しました。私は翌日の月曜日に私の裁判資料集のこ

とで編集委員会があり、その準備もあって早目に船越教会を出て鶴巻に向かいました。この日午後3時から

金沢八景教会の牧師就任式があり、船越教会からTさんが出席してくれました。

・25日(月)は午後2時から裁判資料集の編集委員会紅葉坂教会でありました。この日の編集委員会

大体最終原稿の形にまとめました。巻頭言と裁判所に原告側と被告側から提出された「証拠説明書」を、

原告側のものは裁判所に出したものをそのまま、被告側のものは編集委員会で項目だけをまとめたものを

裁判資料集に入れることにしました。原告側の「証拠説明書」は弁護士からデータを送ってもらい、被告

側のものは私がまとめて、水曜日の夜に編集委員の方々に送りました。29日金曜日の夜に裁判資料集の作

業をしてくださっているT.Nさんから、完成稿のデータが送られえきましたので、これを精査すると

共に、出版社には原稿を入れて本の体裁にしていただくようになると思います。これが完成しますと、私

の裁判関係のことは、これで一応終わることになると思います。今秋10月25日~27日に開催される第40/

合同後25回教団総会の会期中の26日に予定しています、支援会の全国交流集会で、裁判の訴訟対策委員長

をしてくださった渡辺英俊さんが、裁判資料集に裁判の総括を書いてくださっていて、それに基づいて

発言をしていただくことになっています。

・私はこの日、裁判資料集編集委員会が終わった後、首相官邸前で午後6時半から行われる、<沖縄・東村

高江・米軍ヘリパッド建設 工事強行を許さない!! 7.25官邸前抗議行動、呼びかけ:沖縄・一坪反戦

主会関東ブロック>に参加しました。Iさんも参加しました。皆さんは今沖縄の東村・高江で何が起こって

いるかご存知でしょうか。7月22日の早朝の高江の抗議行動に対する機動隊の排除の様子は、インターネッ

トで配信されていますので、インターネットをしている方は是非ご覧になってください。200人くらいの反

対住民の自動車による道路封鎖と座り込みによる工事再開のための重機等資材搬入阻止行動に対する、反

対住民の倍以上の機動隊による排除は、その強引なやり方に示されている日本政府の沖縄の方々の民意無

視そのものです。この日の集会チラシの文章を転載させてもらいます。<7月10 日参議院選挙の翌日11日

の早朝、東村高江 にある米軍北部訓練場のメインゲートに、県警の機動 隊、ダンプ、トレーラー、重機、

ヘリパッド建設の請 負業者の北勝建設が現れ米軍基地に入った。機動隊は メインゲートの外の芝生に、

座り込みをさせないために県の許可なく鉄柵を設置し、県民の抗議の声を圧殺している。参議員選挙で、

辺野古・高江に基地はいらないと闘った伊波洋一さんが、基地建設推進の自民党候補を10万票以上の大差

で破った数時間後の出来事である。これは県民の民意を踏みにじるものであり、 断じて高江にオスプレイ

のためのヘリパッド建設の工事再開を許すわけにはいかない。 さらに7月19日には、機動隊1000名(琉球

朝日放送)が高江に派遣されることが決定している。直近の参院選で示された沖縄の人々の「米軍基地は

いらない」との思いを力づくでねじ伏せようとしている。 ・・・人口 150 人の高江集落に 1000人規模

の機動隊が投入される。1879年の琉球併合を彷彿させる歴史の繰り返しを許してはならない。 高江のヘ

リパッド建設を止めるためには、日本政府・ 防衛省に対して抗議の声を挙げ、現地への直接行動をはじ

め支援が重要である。・・・>。<●沖縄・東村高江:沖縄県北部。世界的にも希少な動植物が住む「

やんばる」の森。その中に人口 150 名の村、東村高江があります。 しかしその豊かな「やんばる」の森

は軍事目的として、米軍の北部訓練場(ジャングル訓練施設)として 50 年間も使われ続けています。

ヘリコプターと欠陥機オスプレイによる低空飛行訓練とジャングル戦闘訓練が日常的に行われ、住宅や学

校上空での低空飛行や夜間飛行訓練も行われ、騒音や墜落事故の危険と隣合わせの日常を強いられていま

す。 そのような状況のなかで 2006年、日本政府・防衛省は新たに6 基の垂直離発着機オスプレイ用 ヘ

リパッドを、高江を取り囲むように建設する計画を発表し、2007 年、住民に充分な説明がないままヘリ

パッドの建設を強行しました。2007 年の工事開始の前日から「座り込み」抗議・監視・阻止行動が 2016

年現在も続けています>。<新設したN4 地区のヘリパッドで 6月下旬から連日、オスプレイが日中から

夜10 時過ぎまで離着陸訓練を繰り返している。3機同時訓練が確認された夜10時過ぎの騒音は最大 99.3

デシベル。 車のクラクションの匹敵する騒音だ。連日の訓練を受けて東村が実施した全小中調査アンケ

ート では、授業中や学校で遊んでいてヘリコプターの騒音が気になったことがあるが 77%を占め、自由

記述の項目では、「授業が中断される」「低空飛行が怖い」「夜10 時頃飛んでうるさい」との記述もあ

った。政府はこのような状況を放置して、7月下旬から米軍のためにオスプレイパッド4基新設しようと

している>。私は2007年の工事開始の時の資材搬入阻止行動に、たまたま辺野古のテントで座り込みに参

加していて、大学生が高江に行くというので、一緒に連れて行ってもらい、立ち会っています。その時は

高江の住民の方が数名で座り込んでいて、工事開始というので応援に沖縄平和センターの山城博治さんを

はじめ相当の人数が来ていました。山城博治さんが高江の座り込みをバックアップする組織を作らなけれ

ばならないと、発言していたのが印象的でした。約10年前で、大病前の山城さんでしたので、体の芯から発

する山城さんのひと言ひと言が私の心に突き刺さってきました。こんな人が沖縄にはいるのだと感動しま

した。

・26日(火)は鶴巻から出かける矢先に紅葉坂教会の関係者が病院で息を引き取り、葬儀社がご遺体の引

き取りに病院に向かっているという連絡を受け、急遽私は葬儀社に向かいました。午前12時少し前に葬儀

社に着きました。しばらくしてご遺体と遺族の方が到着し、冷房の効く場所にご遺体を安置しました。そこ

で聖書を朗読し祈祷をしてから、遺族の方と葬儀社の方と私とで打ち合わせをして、8月1日(月)に紅葉

坂教会で葬儀式をおこなうことを決めました。