なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(354)

     船越通信、癸械毅粥   。横娃隠固3月11日   北村慈郎


・今日は東日本大震災と東電福島第一原発事故が起きてから満7年目の日です。この日を覚えていろいろ

な所で集会が持たれていますが、私は午後に横須賀で上映される「チャルカ(未来を紡ぐ糸車)~福島・

六ヶ所・未来への伝言~」(島田恵監督第2作)を観に行くつもりでいます。「チャルカとは、インドの

手紡ぎ糸車のことです。インドの独立の父、ガンジーはイギリスの支配から自立するために、自国で生産

した綿花を自分たちで紡ぎ、その糸を手織りにした布(カディ)を作ろうと提唱しました。チャルカは独

立運動のシンボルです。」とこの映画のチラシに書いてあります。自立、独立、自己決定権…は、今私た

ちに求められている最も緊急性のある課題ではないかと思います。この映画のチラシに推薦コメントとし

小出裕章京都大学原子炉実験所助教の以下の言葉が掲載されていました。「核のゴミは無毒化できな

い。その毒性が、もともとウラン鉱石の毒性まで低下するには、10万年~100万年の歳月が必要となる。

原子力利用は、未来永劫と言える未来の子どもたちに対する犯罪である」と。原子力研究者が「原子力

用は、未来永劫と言える未来の子どもたちに対する犯罪である」と言い切っているのですから、この言葉

は重い言葉です。


・さて、4日の日曜日は礼拝後の昼食会があり、残れる人で食事をしながら懇談の時を持ちました。この

日の礼拝には久しぶりにNさんが出席し、昼食会にも加わってくれました。その後役員会を行いました。

役員会の主な議題は、2018年度総会準備です。私が2018年度の基本方針と事業計画の原案を、書記のMさ

んが2017年度の教務報告原案を用意し、それぞれ原案の説明をしました。次回4月1日の役員会まで

によく読んでもらい、意見を集約して、最終的には会計報告と共に4月役員会でまとめることにしまし

た。また、船越教会として寿地区センターと農村伝道神学校にクリスマス献金を捧げましたが、リフレッ

シュ@かながわ(神奈川教区が行っている福島の家族のための保養プログラム)へも献金することを確認

しました。役員会を終えてから、私は来週の準備をして、船越教会から鶴巻に帰りました。


・6日(火)午後6時から蒔田教会教育会館で教区の常置委員会がありましたので、私も要請陪席者とし

て出席しました。この日は2月総会も終わり、年度末の常置委員会でしたので、常置委員だけの1、2の

議題を残し、めずらしく午後8時前には終わりました。この日はいつもの有志による会食を失礼して、連

れ合いと横浜で夕食をとり、鶴巻には午後10時前に帰りました。何時もですと、常置委員会の後有志によ

る会食に出て鶴巻にたどり着くのは0時過ぎていますので、めずらしく早く帰れたという感じでした。常

置委員会では教団報告の中で、5日~6日に開催された教団宣教方策会議のことが報告されていましたが、

特に気になる報告はありませんでした。前回の常置委員会で報告された教団の機構改正については、今後

の教団の在り方が抜本的に変わる問題ですので、注視していかなければならないと思います。ただ70年問

題以来の教団運営の中で、大阪教区、東京教区が総会を開けないので、二つの教区から教団議員が選出さ

れていないので、すべての教区から議員が出て来るまでは、規則変更のような議案は教団総会では扱わな

いという自己規制をしていたと思います。しかし、現在の教団は沖縄教区が教団との間に距離を置いて、

総会議員を選出して送り出していないという状況にも拘わらず、機構改正のような重要な議案を教団総会

に出そうとしているわけで、これでは完全な沖縄教区の切り捨てと考えられても仕方ありません。このよ

うな現在の教団の状況を踏まえて、17日(土)には、支援会の総会がり、私が教団による戒規免職処分

後の7年間を総括することになっていますので、「…ひらかれた合同教会をつくる会」としての今後の行

動指針のようなものも提案したいと思っております。


・7日(水)は午後1時半から農村伝道神学校の卒業式がありましたので、私も参加しました。今年の卒

業生は5名でした。昨年の卒業式の礼拝では私が依頼されて説教をしましたが、今年は荒井献さんが説教

をされました。約2年ぶりに荒井献さんにお目にかかりましたが、大分お年を召した感じでした。ここ何

度か農伝の卒業式や入学式には、教団からは誰も来ていませんでしたが、今回は副議長と総務幹事が出席

していました。私は礼拝式後の懇親会は失礼して帰って来ました。


・9日(金)は午後鶴巻を出て船越教会に行きました。この日午後7時半から船越教会で聖書研究会があ

りました。夕方いつものように食事の準備をしていましたら、携帯電話のメールに連絡が入りましたの

で、見ましたところ、4日の日曜日の礼拝に出席したNさんからで、仙台を中心に東北を旅してきた帰り

で、横浜にいるから船越教会の聖書研究に出席したいということでした。そこで「どうぞいらしてくださ

い」と返信しました。Nさんは午後6時半ごろ船越教会に見えました。夕食はまだということでしたの

で、助六を買い置きしていたので、助六とその日の自分の夕食に用意していた自己流水炊きを子どんぶり

に入れて食べてもらいました。私の作る水炊きでは、鶏肉はたまに骨のないもも肉も入れますが、ほとん

手羽元をはじめ3種類の骨付きのものを使います。白菜は最近四分の一でも結構高いので、鍋用に切っ

たビニール袋に入ったものを買って使っています。春菊も高いので、秦野で買ったものを使います。それ

に大根と人参、ネギとキノコ類、豆腐とちくわ、マロニーくらいでしょうか。一人ですので、上記のもの

を順番に加えて、全体に火が通ったところで完成です。ですから、通常の鍋料理のように徐々に具を加え

て行くのではなく、一挙に作ってしまいます。水炊きというよりも水炊きスープのようなものです。冬場

は大体これと鶏肉の代わりに魚やエビを使った寄せ鍋で乗り切ります。寄せ鍋の場合最近は市販の寄せ鍋

用スープを使っています。さてこの日の聖書研究会は、Nさんといつも出席する3人(Tさん、H・Sさ

ん、H・Tさん)と私で、5人の出席者でした。汽謄皀6:2b~10を扱いました。この部分は、異なる教

えを説き、真理に背を向け、知識をひけらかす野心家と、金銭欲の問題が扱われています。<金銭の欲

が、すべての悪の根です>(6:10)と言われていますが、現代社会に生きる私たちにとってもお金の問題

は汽謄皀討婆簑蠅砲覆辰討い覦幣紊砲覆なか難しい問題です。