なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信374

以下船越通信癸械沓瓦砲浪縄県知事翁長さんの辺野古埋め立て承認撤回の発言全文は掲載していませ

んが、このブログでは、それを付加しておきます。今晩国会前で、この翁長さんの撤回表明を受けて 集

会があります。私も参加する予定です。


      船越通信、癸械沓粥   。横娃隠固7月29日   北村慈郎


・22日(日)の礼拝後に、みなでお握りを食べてから、12:30より本年度第一回の平和と人権を考えるD

VD鑑賞会が行われました。作品は古居みずえさんの「ぼくたちは見た~ガザ・サムニ家の子どもたち~」

です。


・2008年のクリスマスの頃だったでしょうか。イスラエル軍がガザに空爆を行いましたが、ガザの病院の

ヨーロッパ人医師からインターネトでその様子が全世界に流れました。その時、それを即日本語に翻訳し

てくれる人がいて、私もそのヨーロッパ人医師の報告を読んだ覚えがあります。このDVDには、この時の

イスラエル軍によるガザ爆撃で破壊されたガザの様子と家族を失った子どもたちとその子供たちの成長の

足跡が描かれています。以下にDVDの箱に書かれている説明書きを引用しておきます。【センセーショナ

ルな報道の裏側で忘れられていく、子どもたち】。「1,400人という多くの犠牲を出した、2008年から200

9年にかけてのイスラエル軍によるパレスチナガザ地区への攻撃。本作の監督であるジャーナリスト・

古居みずえは、攻撃直後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことにショックを受

け取材を始める。ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に29人も

殺されたという、過酷な事件を経験した。古居みずえのカメラは、家屋を失いながらも、懸命に生きる子

どもたちの生活を静かに見守り、彼らの心の傷と変化を写し出す。20年以上パレスチナに通い続けて来た

古居みずえだからこそ描きだせた、事件の後の“真実”。それに触れることは、瞬間的に消費される情報

が飛び交う中で、「世界を理解するために知るべきことは何か?」を示してくれるだろう」。【子どもた

ちの”生きる力””人間力”が、世界を変える!】。「親を亡くし、家も学校も破壊された子どもたち。

しかし、ガザにはストリート・チルドレンは存在しない。親を失い、兄弟を失っても、兄弟姉妹、いと

こ、おじさん、おばさん、おばあさんといった大家族が彼らを引き取り、新しい家族としての”絆”を深

めてゆく。封鎖されたガザでは、物質も少なく、日々の食事の支援もままならない。それでも、家族で食

事を囲み、瓦礫のあとで遊びながら、子どもたちはたくましく生きていく。子どもたちの証言から垣間見

えるもの、それは”生きる力””人間力”だ。なぜ国や人種、宗教が違うのに、子どもの持つ”生きる

(いきようとする)力”は見る者の胸を打つのか。古居みずえは特に日本人の同世代の子どもたちや、子

を持つ親の世代に見てほしいと切望する。きっと、同じ星に生まれた彼らの姿は、今の日本人の心に響

き、これからの世界を変えるきっかけを作ってくれる」。以上の説明書きにあるように、このDVDに描か

れているガザの子どもたちの姿から、人間が犯す悪の恐ろしさと共に、人間の生きる力のすばらしさが伝

わってくるように思いました。ガザのアハリー・アラブ病院を支援する会(郵便振替口座番号:0015

0-7-601525、名義:アハリー・アラブ病院を支援をする会)があります。支援をとお考えの方

は、この病院に支援をよろしくお願いいたします。


・22日の日曜日は、DVD鑑賞会の後、船越教会の客員を希望していますNさんと2時間ほど話をしまし

た。その後私は来週の準備をしてから、午後4半過ぎに船越教会を出て、鶴巻に向かいました。


・ この週は27日(金)~28日(土)と寿わーくがありましたが、私は失礼をしました。ですか

らこの週はすべて自分の時間として過ごしました。比較的よく睡眠をとり、忙しさと暑さでたまっていた

疲れを取りました。膝も大分回復して、まだ少し違和感がありますが、重い荷物を持たない限り、歩くの

に支障はなくなってきました。でも気を付けながら歩くようにしています。支援会の通信第21号を全国

の教会・伝道所と支援者に送りましたが、一人の方からメ―ルで応答をいただきました。通信第21には

3月の支援会総会で「7年間の総括と今後に向けて」と題して話した私の発題が掲載されています。その

中で、私は教団会館前の座り込みの可能性についても触れました、それに対して、常議員会の時に「主わ

れを愛す」の讃美歌を歌って、宣言5項目を訴えたらどうかというという提案をいただきました。この座

り込みについては、総会の時には否定的な意見の方が強かったように思いますが、秋の教団総会が終わっ

た段階で、もう一度みんなで話し合ってみたいと思っています。


・さて、27日に沖縄県知事翁長雄志さんが、辺野古埋め立て承認「撤回」を表明しました。辺野古新基

地建設の反対運動をしている人たちから切望されていた翁長知事の辺野古埋め立て「承認」撤回表明で

す。国側はこの翁長知事の撤回表明に誠実に応えなければなりません。以下翁長さんの撤回表明全文を引

用しておきます。


翁長雄志沖縄知事、辺野古埋め立て承認「撤回」を表明、 2018年7月27日


本日、辺野古新基地建設に係る公有水面埋め立て承認の撤回に向けて、事業者である沖縄防衛局への聴聞

の手続きに入るよう、関係部局に指示をしました。


辺野古新基地建設に係る公有水面埋立承認処分には「環境保全及災害防止二付十分配慮」という基幹的な

処分要件が事業の実施中も維持されるために、事前に実施設計や環境保全対策等について協議をすること

環境保全図書等を変更する場合には承認を得ることなどを事業者に義務づける留意事項を付しておりま

す。


しかし、沖縄防衛局は、全体の実施設計や環境保全対策を示すこともなく公有水面埋立工事に着手し、ま

た、サンゴ類を事前に移植することなく工事に着手するなど、承認を得ないで環境保全図書の記載等と異

なる方法で工事を実施しており、留意事項で定められた事業者の義務に違反しているとともに、「環境保

全及災害防止二付十分配慮」という処分要件も充足されていないものと言わざるをえません。


また、沖縄防衛局が実施した土質調査により、C護岸設計箇所が軟弱地盤であり護岸の倒壊等の危険性が

あることが判明したことや活断層の存在が専門家から指摘されたこと、そして米国防総省は航空機の安全

な航行のため飛行場周辺の高さ制限を設定しているところ国立沖縄工業高等専門学校の校舎などの既存の

建物等が辺野古新基地が完成した場合には高さ制限に抵触していることが判明したこと、それから米国会

計検査員の報告で辺野古新基地が固定翼機には滑走路が短すぎると指摘をされ、当時の稲田防衛大臣が、

辺野古新基地が完成しても民間施設の使用改善等について米側との協議が整わなければ普天間飛行場返還

のための辺野古新基地建設という埋立理由が成り立っていないことが明らかにされるなど、承認時には明

らかにされていなかったさまざまな事実が判明しました。


これらの承認後の事実からすれば、「環境保全及災害防止二付十分配慮」の要件を充足していないものと

認められます。


この間、県では、さまざまな観点から国の埋立工事に関する内容を確認してきましたが、沖縄防衛局の留

意事項違反や処分要件の事後的不充足などが認められるにもかかわらず、公有水面埋立承認処分の効力を

存続させることは、公益に適合しえないものであるため、撤回に向けた聴聞の手続きを実施する必要があ

るとの結論に至ったところです。


私は、今後もあらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせないという公約の実現に向け、全力で

取り組む考えであります。