なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(396)

      船越通信、癸械坑供   。横娃隠糠1月20日   北村慈郎


・13日(日)は礼拝後残れる人でしばらくお茶を飲みながら懇談して散会しました。私もその後来週の

準備をして、午後1時30分ごろに船越教会から鶴巻に帰りました。この日鶴巻にはお昼ごろから連れ合い

の中学・高校時代の友人が2人、連れ合いの見舞いに来ていましたが、私が鶴巻に帰る直前に帰っていっ

たようで、ちょうど入れ替わりになりました。


・14日(月・祝)は教区の基地・自衛隊問題小委員会(以下基地小)と湘北地区委員会の共催で基地見

学会があり、私も基地小の委員の一人として出席しました。この集会は基地小で企画し、湘北地区委員会

に共催を呼び掛けて行うことになりました。10:30に始まり、午前中は高座渋谷教会を会場に事前学習と

して「2018年度の神奈川の基地の動き」をスライドで、厚木基地監視と爆音訴訟調査研究センター事務局

長をしている矢野亮さんと相模補給廠監視団代表の沢田政司さんから説明してもらいました。その後昼食

を済ませて、28人乗りのレンタカーとI牧師とKさんの2台の車に分乗して、厚木基地は隣接の大和の公園

から、座間基地も隣接の公園と基地周辺の道路を自動車の中から見学しました。厚木基地では一機の米軍

の飛行機がタッチアンドゴーを繰り返していました。大和の公園には沢山の親子連れが遊んでいました

が、その上を低空で飛んできて、厚木基地に降りて、又すぐ飛び立つという訓練のようでした。以前私は

大和の別の公園で空母艦載機が離着陸するのに出会ったことがありますが、艦載機の爆音は地響きがし

て、耳がおかしくなるのではと思う程のすごい爆音でしたが、今回の米軍機の音は艦載機と比べたら静か

なものでした。でも、親子が遊んでいる上を低空で飛んでいるので、もし墜落したら大変な事故が起こる

のではないかと思いました。座間基地は厚木基地と比べますと、実戦的な感じではなく、後方司令部の建

物や米軍住宅、ゴルフ場などがあり、基地のフェンスによって内部の広々とした米軍住宅や芝生と外部の

密集した日本人住宅の対比が際立っています。ゴルフ場は一般の人も他の日本のゴルフ場と比べて低額で

利用できるので、利用している人も多いそうです。それにしても厚木基地も座間基地も広々としていて、

この両基地がなければ、湘北の地域ももっと住みやすい場所になるのではと思わされました。座間基地に

おいても米軍と自衛隊の一体化が進んでいるようです。私は米軍も自衛隊も必要ないと思っていますが、

米軍の指揮権の下での米軍と自衛隊の一体化は、日本の軍事主権の放棄とみる人もいて、日本のアメリ

属国化の典型とされています。それは日本の主権国家の放棄を意味します。アメリカの後にくっついてい

るに過ぎない現安倍政権の危険性は計り知れないものになり得ます。アメリカの属国としての支配を脱

し、対等な主権国家としてアメリカと対峙するとともに、アジアの国々を初め他国との平和共存こそが、

未だ国家が止揚されない世界の現状にあっては、日本の国の取るべき対外政策でなければならないと、私

は思っています。また、国家を前提にするならば、対内的な国家の役割は、市民社会と共に、立場の弱い

人を守る政策を実施することにあると思っていますが、現実の国家は資本の隷属状態になってしまってい

るように思われます。そんなことを考えながら、厚木基地と座間基地の見学会に私は参加しました。この

日の参加者は約40名で、当初予想したレンタカー28名を大分越えました。基地小では一人でも多くの方々

に基地の現実を知ってもらいたいと思い、この基地見学会を企画しましたので、参加者が予想よりも多

かったことは大変うれしいことでした。


・15日(火)は午後冬の休みが終わった農伝の説教演習に久しぶりに行きました。私は連れ合いの病気

のこともあって、昨秋に農伝には2019年度からは講師を他の人に変えてもらいたい旨伝えていましたが、

今回その私の願いが受け止められたようで、説教演習の講師もこの日を入れて後3回で終わることになり

ました。


・この日には隣地の境界線のことで、住友不動産から依頼されて登記を担当する司法書士の人から連絡の

あった、たとえ少しでも船越教会からすれば財産処分に当たるので、宗教法人法に基づく手続きが必要に

なるのではないかということで、教団の事務局に問い合わせをしました。その結果、やはりその必要性が

あるということで、役員会の承認を経て、教会総会の公示を出し、教会総会を開いて承認した上、教区を

通して教団の同意を求める手続きが必要になりました。20(日)の役員会でそのようにするように相談

したいと思います。船越教会の宗教法人法の財産処分の項目には、その手続きは「軽微のもの」はその限

りではないとあるのですが、それは建物の簡単な修理のようなものに該当するので、土地の売買の場合は

どんなに少なくとも該当しないようです。臨時教会総会は2月17日か24日になると思いますので、教会員

のみなさんよろしくお願いいたします。


・18日(金)は午後に連れ合いの腎内科の診察がありましたので、連れ合いと伊勢原東海大学病院に

行き、診察は終わりましたが、院内処方の薬の受け取りが1時間くらい待たなければなりませんでしたの

で、連れ合いを一人で先に帰し、私は薬を受け取った後、この日午後5時から始まる寿地区活動委員会に

向かいました。ほぼ午後5時に委員会のある寿地区センターに着きました。それからこの日は1時間で委員

会を行い、その後6時からなか伝道所で地域の方との新年の懇親会を行いました。以前は12月の委員会の

後クリスマス会として行っていましたが、今は年末年始の越冬活動を終えて、1月の委員会の後にこの懇

親会を行っています。委員と主に炊き出しに雑炊を作る側のボランティアとして参加している地域の方々

とで鍋を囲んで行う懇親会です。昨年は私の靴を間違えてはいて帰っていかれた地域の方がいました。そ

の方が今年も懇親会に参加していて、私のテーブルの向いに座っていましたので、昨年の話をしました

ら、今年はサンダルで来ているから大丈夫だと、おっしゃっていました。最後にTさんの司会で、一人一

人「第一の故郷である自分の出身地と第二の故郷にしたいと思う住みたい所について」話して、自己紹介

に代えました。午後8時半ごろ会を閉じ、後片付けは任せて、私は一足先に帰って行く地域の人と共に帰

途に着かせてもらいました。