なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(566)

船越通信、№566 2023年5月14日(日)北村慈郎

 

  • 今年はゴールデンウイーク最後の日が7日(日)で、日曜日でした。この日礼拝後N・Kさん、H・Sさんが用意してくださった昼食を礼拝参加者でいただいた後、新しい年度初めての役員会を行ないました。この日の役員会の議題は多くありましたが、議事の進行がスムーズにいって、午後1時には役員会を終えることができました。役員会では名古屋堀川伝道所の会員であるMさんからの転入会の申し出を諮り、役員会は承認しましたので、Mさんの転入会式を5月28日(日)のペンテコステの礼拝で行うことにしました。役員会と並行して会堂ではNさんとTさんが6月25日(日)に開催することになっています、平和と人権を考えるDVD鑑賞会で放映するDVD(「マリウポリ包囲日記」)を視聴していました。役員会終了後、14日のN・Sさんを偲ぶ集いの打ち合わせをして、私は2階の牧師館に行き、片付けや来週の準備をしていました。午後3時過ぎに鶴巻に帰るために階下に降りて来て、会堂の窓の鍵の確認をするために会堂に入りましたら、来週のN・Sさんを偲ぶ集いの会場準備ができていました。役員会後皆さんでこの準備をして下さったのでしょう。皆さんへの感謝の思いを抱きつつ、私はバス停梅田からバスで追浜に出て、鶴巻に帰りました。この日は娘が旅行中でしたの、鶴巻でも一人でのんびりと過ごしました。
  • 8日(月)は、ゴールデンウイーク前に辻堂の法務局に手続きを済ませていた船越教会の代務者変更登記が完了しましたので、県庁や教団・教区に変更届を出すために、厚木の法務局に代表役員変更を証明する「履歴事項全部証明書」を取りにいきました。そして県庁には、代務者変更届書にその証明書を添えて郵送しました。教団にも変更届書と証明書のコピーを添えて郵送しました。教団と同じものを教区にも出す必要がありましたので、教区には9日(火)の常置委員会に行ったときに、主事のI先生にお渡ししました。これで、船越教会の代務者変更の手続きが完了しました。関田先生が帰天された時には、船越教会の代務者はどうなるだろうかと心配しましたが、M・N先生が快く引き受けてくださって、順調に代務者変更手続きを完了することができ、ほっとしています。
  • 9日(火)は午後6時から蒔田教会教育会館で5月の教区常置委員会があり、私も出席しました。この日の常置委員会では、教師の就任と准允志願者、正教師試験受験推薦者6人の面接がありました。面接では、何時もの通り本人の所信表明と神川教区形成基本方針を読んだ感想が求められます。その時の面接者によっては、ほとんど質問する必要のない場合もありますが、それでもフロアーからのこのところ必ず私の戒規免職をどう思うかという質問が出ます。面接者から、よく理解していると思われる応答があることもありまあすが、今回の面接者の数名はこの私の教団における問題について、全くと言っていいくらい解っていない人がいました。さすがに面接後の常置委員会で、私の戒規免職について短くまとめて文章化して、面接者にはそれを渡す必要があるのではないかという意見が出ました。神奈川教区は、総会決議として教団総会毎に私の戒規免職撤回議案を出しているわけです。その神奈川教区に赴任する教師が、賛成するにしろ反対するにしろ、この私の問題をほとんど知らないということはいかがなものだろうかということです。もう一つ、今回の常議員会で、教区総会で按手・准允式があるときに、式をする前に、議長は、按手・准允志願者の受けた教師検定試験が「不当とまでは言えないと思う方は挙手をおねがいします」と言って、総会の同意を促します。この議長の促しは必要ないのではないかという意見が、前回の教区総会でもあり、常置委員会で検討することになっていました。それを今回の常置委員会の議題になって、話し合いました。結論は出ませんでしたが、6月総会までには方向性を出さなければなりませので、6月常置委員会で再度話し合うことになりました。教団は、1970年以来万博・東神大問題、教師検定問題、合同のとらえなおしと、抜本的な問題が問われてきましたが、現在の教団中枢は、その問いを不問にして、教団信仰告白・教憲教規の遵守によって教団の一体性を図ることに腐心しています。神奈川教区は教区形成基本方針が示すように、上記の問いを大切にして、多様性を認めながら、他を切り捨てないで一致を求めていくことをめざしています。教団と神奈川教区はその方向性において対立しています。そういう状況に身を置き、神奈川教区形成基本方針の方向性を大切にしながら、これからも歩んでいきたいと思っています。
  • 10日(水)は午後6時から大和のシリウス会議室で、県央共闘会議幹事会がありました。私も出席しました。この県央共闘会議は、神奈川県の基地・自衛隊問題に関わる様々なグループが参加している共闘会議です。労組や教員組合や厚木基地爆音防止期成同盟はじめ様々な市民運動のグループが参加しています。神奈川教区の基地・自衛隊問題地小委員会もその一つとして参加しています。直近では5月27日(土)午後に定期総会があり、その後記念講演「安保3文書を読み解くー軍事拡大路線に抗するためにー」(講師:吉田敏浩さん)があります。私はこの日関田先生の青山関係の追悼礼拝があり、そちらに出席することになっていますので、残念ながら出席することはできません。この日は総会準備と2023年度の活動計画を話し合いました。午後7時過ぎに終わり、鶴巻に帰ったのは午後8時過ぎでした。
  • 11日(木)は、天気の心配がありましたが、鶴巻は雲が出ていましたが、まだ明るかったので、午前11時半ごろマンションを出て、国会前の座り込みに出かけました。この日は私を含めて6人の参加者でしたが、午後2時過ぎごろから雨が降り出し、2時半ごろには大分降ってきましたので、石壁に貼ったアッピールのグッズを取り外し、この日は途中で散会することにしました。この日は国会見学の小中学生のバスが向いに止って、子どもたちが国会に入っていきましたが、私たちの座り込みをしている道路の人通りは余り多くはありませんでした。G7広島のサミットに警官が駆り出されているのか、警官の数も少な目でした。鶴巻に帰ったのは午後4時過ぎでした。