7月に入りました。7月10日は私の裁判の控訴審裁判判決言い渡しです。可能な方は是非傍聴に来ていた
だければ幸いです。支援者の方々に出した案内と、6月3日の第一回控訴審後の報告集会での原告である私
の挨拶を下記に記しておきます。
7月10日控訴審判決傍聴のお願い
(原告からのお願い)
主のみ名を讃美いたします。
去る6月3日第一回控訴審には、全国から多くの方々が傍聴にかけつけてくださりありがとうございま
した。控訴審に続けて開かれました報告集会では、弁護士の説明に対する質疑応答、そして各地を代表し
てそれぞれの教区における取組などの意見表明もあり、熱気を感じ、現在の教団の在り方への批判が、教
団内の多くの方々に共有されていることを確認できました(支援会通信第7号を参照)。
私の裁判は控訴審判決日が決まり、思わぬ急展開にいささか戸惑ってもいますが、私自身としてはこの裁
判を最後まで最善を尽くしてやりぬく覚悟でいます。皆様におかれましても、最後までご支援をよろしく
お願い致します。
さて、7月10日の控訴審判決と報告集会には、特に東京近辺の方、ぜひご都合をつけていらしてくださ
い。また、遠方の方はご無理とは思いますが、このことを覚えて祈りの中に加えていただければ幸いで
す。
在主
2013年6月11日 (原告)北村慈郎
控訴審判決日と報告集会のお知らせ
★控訴審判決日:日時:7月10日(水)午前10時半より
場所:東京高等裁判所(東京地裁と同じ)101号法廷
(法廷傍聴席98名。先着順に事務局で整理番号を配ります。)
★報告集会:日時:7月10日(水)午前11時~午後1時半
場所:スタンダード会議室・虎ノ門SQUARE店
(〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-15-10 名和ビル4階)
注:集会中に30分ほどの昼食タイムあり。乞軽食ご持参!
原告北村慈郎挨拶(6月3日報告集会にて、支援会通信第7号掲載)
今回も沢山の方々が裁判の傍聴に来てくださり、ありがとうございました。
今S先生のお話にもありましたように、聖餐についての論議は、ある時期まで教団の中で続けられていた
ということを、是非みなさんにしっかりと認識して置いていただきたいと思います。先程S先生も教団信
仰職制委員会のことに触れられましたが、第31総会期信仰職制委員会は、前総会期委員会から聖餐論議を
引き継いだと記録にあり、評価と展望7で、「聖餐の陪餐者に関する件では、発題と協議の時をもったが
充分に議論し結論に導くことはできなかった。陪餐者の問題は教団全体の多岐に関わる問題であり、また
重要な問題であるので、常議員会でこの問題の扱い方を整理し、十分かつ慎重な研究と、多くの合意が形
成される方向を探るべきであると考えられる」と記しています。教団の公式の信仰職制委員会の報告にこ
のように記されているわけですから、少なくともこの時期までは聖餐についての論議が教団の中で行われ
ていたということを意味します。
さて、私はずっと洗礼を受けた時から教団の教会で育てられ、ずっと日本基督教団の一員としてやって
きています。そしてこの教団の良さは自由に意見が言えることであり、またその意見が受けとめられると
ころだとずっと思ってきました。ところが今回の私の戒規免職処分は、私は教団にとって邪魔者だから出
ていけということです。いつからそんな教団になったのか、そうなってきた教団の事情は知っています
が、大変残念に思っています。私たちの日本基督教団が合同教会として多様性を認め合いながら対話によ
る一致を求めていく、自由で伸びやかな合同教会本来の姿になっていくことを願って、この裁判を最後ま
で闘っていきたいと思っています。どこまで頑張れるか分かりませんが、幸い現在私は健康を与えられて
いますので、出来る限りのことはこれからもしていきたいと思いますので、今後ともお支えくださいます
ようよろしくお願い申し上げます。
本日はどうもありがとうございました。