船越通信癸横沓院 。横娃隠暁7月17日
・10日(日)は礼拝後いつものようにお茶を飲みながら懇談の時を持ち、散会しました。私は17日
(日)に開催予定の第70回かながわ明日の教団を考える会の案内のハガキを印刷し、送る人のラベルと
切手を貼って、約90通鶴巻に帰る途中のポストに投函しました。案内は、この会に神奈川にいるときに
関わってくださって、今は他教区の教会に転任されたり、遠方に転居された方にも送るようにしていま
す。遠方に行かれてこの会には出席できなくとも、神奈川教区でのこの会の運動を覚えて、心を合わせ
てもらいたいと思うからです。この会では現在主に三つの事がテーマとなっています。一つは教区政治
に関することです。教区総会に議員提案議案を出したり、教区人事や教団総会議員の選挙の時には推薦
候補を立てるようにしています。2番目は神奈川教区が毎年行っているリフレッシュ@かながわという
福島の家族の保養プログラムをはじめ東日本大震災への支援に関することです。その都度現状報告を聞
いています。特にリフレッシュ@かながわには、福島の約15家族の方がゴールデンウイークの時期にみ
なと未来のホテルに3泊しますので、毎年100万円以上の費用が必要です。そのために、この会に参加し
ている方々及びその方々が所属する教会に働きかけて、このための指定献金を継続的にしてもらうよう
に訴えています。3番目は私の支援会に関わることです。「北村慈郎牧師の処分撤回を求め、ひらかれ
た合同教会をつくる宣言」の賛同者集めにも積極的に協力してもらっています。特にこの会に殆ど毎回
出席して下さる関田寛雄先生は、先生が講師として行かれる集まりでこの宣言をアッピールしてくださ
って、その都度賛同者を集めてくださっています。その他神奈川教区のいろいろな委員会に関わってい
る方からの報告の時間を持ち、課題の共有を心がけています。それにしてもこの会が今回で70回を迎え
ますが、2002年秋開催の第33/合同後19回教団総会で合同のとらえなおし関連議案がすべて審議未了廃案
とされて、当時の山里沖縄教区議長が「さよなら」と言って帰っていかれた、その直後にかながわ明日の
教団を考える会を有志5名が発起人となって立ち上げました。その発起人の一人に私は頼まれて入りまし
たが、その5名の内残っておるのは、今は私一人です。あれから14年が経ったということですが、日本基
督教団の状況はなかなか変わりません。➀教団という土俵を割らない。⓶対話を求め続けるのをやめな
い。4?召鮗里討覆ぁこれは私の支援会で世話人代表の関田先生が繰り返し語ってくださっているこ
とですが、明日の教団を考える会でも同じ思いでやっています。
・10日(火)は農伝の前期最後の授業がありました。説教学は前期のみですので、この日で終わりまし
た。最後の2回は、関田寛雄先生の『断片の神学』から、「説教学的循環」と「釈義から説教へ」の二つ
の論文を、受講している学生が二人ですので、それぞれにまとめてもらい、それをめぐって話し合いまし
た。関田先生の説教学は説教者の「生活の座」を問題にしています。そこが加藤常昭さんの説教学との違
いではないかと思います。「生活の座」という場合、教会と共に現実社会も含まれます。説教者はこの破
れに満ちた現実社会を生きる生活者でもあります。そこで苦しむ他者との出会いを大切にしてもらいたい
と思います。自戒を込めて。
・14日(木)は基地・自衛隊問題小委員会(以下基地小)が16:30より高座渋谷教会でありましたので、
私も委員の一人として出席しました。この基地小では、10月8日(土)紅葉坂教会にて佐世保教会牧師の深
澤奬さんをお呼びして講演会をします。その内容が決まりました。テーマは「貴い犠牲を問う~反基地・
原発・ダムのたたかいを通して~」です。昨年は岩国から大川清牧師をお呼びして岩国基地について話し
てもらいました。今回は佐世保基地のことを中心に伺うことになっています。沖縄を除いて、大和にある
米軍基地は、横須賀・厚木・座間・横田、そして岩国、佐世保、三沢が大きいのではないかと思います。
私自身としては基地小が、沖縄をはじめ岩国、佐世保、三沢とのつながりの中で神奈川での取り組みを考
えていけたらと願っています。その他基地小では、教区社会委員会主催の紅葉坂教会で行われる8月14日
(日)午後3時開始平和集会(講師:木村草太「憲法状況から、戦後日本の民主主義を問う」)の集会宣
言の原案をつくる責任があって、その原案の原稿を私が作り、委員会で修正して完成させ、社会委員会に
もっていくことにしました。18:30過ぎに委員会が終わり、高座渋谷から小田急に乗りましたが、豪雨で
浸水したところがあって、全線ストップになり、しばらく中央林間で停車していましたが、10分ほどして
から町田―小田原・藤沢間は再開ということで、鶴巻に帰ることができました。
・15日(金)は寿地区活動委員会が18:30より寿地区センターでありましたので、出席しました。委員会
の前に近くの病院に入院している方を見舞いました。寝たきりの状態ですが、お話しはしっかりとできま
すので、しばらくお話ししてから一言祈り、病室を後にしました。寿地区活動委員会では、特に毎月原則
的に第一土曜日に寿公園で行っていますバザーを、猛暑の夏の間どうするか。熱中症で倒れる人があると
大変なので、30度以上の日はやめたらどうかということで、原則的にはそのようにしていくことになりま
した。バザーはボランティアの高齢化もあり、反面バザーを期待する人も多いということもあって、今後
の課題ということになりました。私は土曜日に開催されますのでほとんどバザーには参加していませんが、
以前一度だけ参加したことがありました。売り手と買い手のやり取りを聞いていて、みんな楽しそうな感
じで、寿の町の人たちにも喜ばれていることがよく分かりました。
・さて教団ジャーナル風51で特集「生きづらさとキリスト教」で貧困の問題が取り上げられていますの
で、是非お読みください。<厚生労働省が2014年7月に発表した「国民生活基礎調査」によると、子どもの
貧困率は16.3%でした。つまりこれは、日本の子どもの六人に一人、約326万人が貧困状態にあるというこ
とです。ひとり親世帯に限ると54.6%とさらに厳しい状況があるのです>(記事本文より)。この記事の中
には「NPO法人外国人教育生活度相談センター信愛塾」のことも書かれています。寿地区活動委員会でも、
こどもの貧困について話しがでます。こどもの貧困の問題は、今後の日本社会にとって大変大きな問題に
なるに違いありません。