なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(281)

          船越通信癸横牽院 。横娃隠暁9月25日    

・18日(日)の礼拝説教は、私の夏期休暇中(2回目、17日から23日まで)の日曜日でしたので、

関田寛雄牧師にお願いしていました。私は以前予定していた計画を、事情があってキャンセルしていた

ものですから、この日は船越教会の礼拝に出席して、関田先生の礼拝説教をお聞きすることにしました。

連れ合いに船越教会で印刷して発送する仕事がありましたから、二人で17日の土曜日夜に船越教会に

来て、土曜日は船越教会に泊まりました。18日(日)には関田先生を囲んで昼食会があり、その準備

をNさんがしてくださることになっていましたので、Nさんはこのような時には早めに教会に来られるの

で、日曜日の朝は午前8時には教会の玄関のカギを開けておこうと考えていました。ところが、2階の牧

師館でもたもたしている間に、玄関の鍵を開ける音がしましたので、下に降りて行きましたら、私が夏

期休暇で教会にはいないと思っていたNさんがびっくりしていました。挨拶をして、私は2階の牧師館で

礼拝までの時間を過ごしました。連れ合いは早目に下に降りて行き、昼食準備を手伝っていたのでしょ

う。土曜日の夜には、彼女の定番の杏仁豆腐を昼食会のデザートに作って、冷蔵庫に冷やしていました。

・礼拝説教では、18日(日)の聖書日課の箇所、ヨハネによる福音書10章31-41節から、関田

先生は「命の尊厳」に視点を当てて、説教してくださいました。その中で特に印象深くお聞きしたのは、

「信じていようが、信じていまいが、人は誰も皆神の子なのだ」と、はっきりと言われたことです。イ

エスの恵みは、信じる人にだけ与えられるものではなく、信じようが信じまいが、すべての人に与えら

れているのだという福音理解です。その福音に仕えて生きるのがキリスト者ではないか、と関田先生は

説教で語られていたように思います。

・この礼拝には、関田先生を中心に50年間続いています読書会のメンバーが3人いらしておりました。

3人共青山学院出身者で、青山学院時代から関田先生と読書会を通じて関わってこられた方々だそうです。

読書会は年2回川崎戸手教会で行っているそうですが、15名ほどの方々が出席されているということで

す。関田先生が横須賀の船越教会で礼拝説教をされるということで、3人の内お二人は横須賀在住の方で

すので、礼拝に出席されたということでした。思わぬ来訪者を迎えて、礼拝後の昼食会でもお話が弾みま

した。

・礼拝後に関田先生は、「船越教会が北村を実質的に牧師として迎えて宣教活動をしていることは、教団

に対する問題提起でもあり、船越教会は本当に大切な役割を担っていてくれていることに敬意を表する」。

そして先生ご自身が「その船越教会の代務者を務めていることは光栄である」という主旨の言葉を下さい

ました。力強く、嬉しい言葉でした。いつも先生のお支えに心から感謝しています。この日の礼拝は18

名の出席者でした。昼食会後、M人さんの車で先生と3人の方を金沢八景まで送っていただきました。

・この日私と連れ合いは、皆さんを送り出した後、ヤマト運輸にDM便を出して、午後5時過ぎに船越教会

から鶴巻に向かいました。そして23日(金)までの夏期休暇をのんびりと過ごしました。

・10月30日(日)の礼拝後、今年度の修養会を行います。昨年までは土曜日から日曜日にかけて船越

教会に一泊して行っていましたが、今年は礼拝に引き続いて「一日修養会」という形にしました。本日そ

の案内ができましたので、受付に置いてありますので、どうぞ申込書にご記入の上、役員か私にお渡しく

ださい。「一日修養会案内」はメールでも流しますので、メールでも申し込みも可能です。昼食(お弁当)

の準備がありますので、人数の確認を一週間前にはしたいと思いますので、10月23日(日)までによ

ろしくお願いいたします。

・私は辺野古や高江の状況を、「ちゅら海をまもれ、沖縄・辺野古~海上基地建設を阻止するため、連日命

がけで座り込みをする人たちがいる!~」というブログのリンクの中にある「チョイさんの沖縄日記」や

「海鳴りの島から」から得ています。23日の「チョイさんの日記」から引用させてもらいます。いかに高

江で防衛局が不当な工事を進めているかを、広く知ってもらいたいと思います。また、同じブログにある、

工事車両を入れないために、道路に座り込む抗議者をごぼう抜きしている機動隊員の映像を観ていると、

沸々と怒りがこみ上げてきます。教団新報には「怒りに基づく行動」を否定するようなことが書かれてい

ましたが、沖縄では怒りを非暴力行動に昇華させているのではないでしょうか。

・《高江・防衛局によるダンプ道路造成工事に抗議し、沖縄森林管理署・沖縄県に申し入れ、2016年09月

23日 | 沖縄日記 高江 /9月23日(金)、防衛局が北部訓練場で強行している道路造成工事について、基

地の県内移設に反対する県民会議が、沖縄森林管理署と沖縄県に要請行動を行った。/午後2時からの沖

縄森林管理署への要請には、赤嶺政賢衆議院議員が同席していただいた。沖縄森林管理署が事前協議で同

意した道路幅は3.0mだったが、現在造成されている道路は4m~5mほどにもなっている。「森林管理署とし

て立入り調査を行うこと、調査が終わるまでは道路工事を中止するよう防衛局に指示せよ」と強く要求し

た。/要請の際には、清水署長は生半可な返答を繰り返していたが、終了後、署長から赤嶺議員に電話が

あった。防衛局は、結局、森林管理署の立入り調査に同意したらしく、来週初めには立入調査ができるだ

ろうということだった。/その後、午後3時半からは沖縄県への要請行動を行った。県は我々の要請を受

け、9月21日に、副知事が防衛局長を呼び、県の立入調査まで道路工事を中止するよう申し入れた。今日の

県への申し入れは、こうした県の対応を評価したうえで、さらに残された問題について話し合った。県も、

来週前半には立入り調査ができるだろうということだった。/明日は土曜日なので大行動の日です。早朝

に出発しなければならないので、簡単な報告しかできないことをご容赦ください》。