なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(460)

船越通信、№460    2020年7月19日   北村慈郎

・   12日(日)の礼拝には、関田寛雄先生が出席してくださいました。前週の木曜日に先生と私の支援会と連れ合いの千賀のお別れ会のことでお話しさせてもらいました。その時「船越教会は礼拝を行っていますか」と先生から問われ、「5月31日(日)から行っています」と答えました。電話を終えてから、先生はもしかしたら船越教会の礼拝に来られるのではないかという思いがしました。12日の日曜日の朝10時15分過ぎに2階の牧師館から礼拝堂に行くと、関田先生が礼拝堂の椅子に座っていました。私の思いが的中しました。

・   礼拝後先生に一言お話ししてもらい、前々から一度先生に船越教会の礼拝説教をお願いしたいと役員会で話していましたので、8月のどこかの日曜日の礼拝説教を先生にしていただけないかと、関田先生にお願いしてみました。先生は手帳を出して日程を確かめてくださいました。23日以外は大丈夫ということでしたので、8月16日(日)の礼拝説教をお願いしました。その後しばらく関田先生とお話をして、お別れしました。関田先生がお帰りになってから、7月役員会を行いました。

・   役員会では私の牧師休暇(8月16日(日)説教関田先生と30日(日)信徒講壇)の件で関田先生の説教依頼を確認しました。その他主に急傾斜地の件で協議しました。一つは道路側の亀裂部分です。道路側の斜面は市保有地と船越教会所有地になっていて、亀裂部分は船越教会所有地になっているようですが、コンクリートの打ち付け工事は船越教会がしたとは思えませんので、そのことを確認して、今後この斜面の危険性を回避するための工事を市の方で行ってもらえないか、その可能性はないかを検討していくことになります。もう一つは、教会裏側の今は緑地になっている崖部分です。そのまま残すか、崖崩れの危険性があるかどうか、あれば、行政の「急傾斜地危険区域指定」を受けてコンクリートの壁に変えてもらうかという問題です。「急傾斜地危険区域指定」を受けるためには、崖の上に住んでいます住民の同意が必要であること、上の住民の同意を得て申請したとしても、工事着工までには10年から15年かかるということですので、このことについては教会総会で決めなければなりませんので、その前に教会としてどうするかを何れ教会懇談会を開いて話し合うことにしました。

・   教会裏の崖については、以前は上に住宅はなかったようですが、1970年代に住宅業者による開発で宅地化されたようで、その時に住宅業者から船越教会の裏の崖もコンクリートの壁にする提案があったようですが、教会側は自然環境保護の観点からその提案に反対して、現在のように教会裏の崖地を緑地として残したようです。上に住宅がなければ全く問題はないのですが、万が一崖崩れが起きても教会だけの責任ということで済みますが、現在崖崩れが起きれば、上の住宅も教会の方に落ちてくる危険性がありますので、教会だけの責任というわけにはいかなくなります。その場合、上に宅地開発を教会が反対したのに行政が許可したのだから、もし崖崩れで上の住宅が落下したら行政が責任を持ってくれるのかということになりますが、それはなかなか難しいことになります。とすれば、教会裏の崖地が崩れないという方策を考える以外にありません。ここ数年豪雨や台風による崖崩れや川の氾濫が目立ちますので、何が起こるのか分かりませんので、教会裏の崖の安全性を何とか確保できる道を模索しなければなりません。この件はそのための検討事項ですので、皆さんもその旨ご了解いただきたいと思います。

・   役員会が午後2時過ぎに終わり、私は後片付けをして、まだ教会の庭掃除をしてくれていたSさんに声をかけて船越教会から鶴巻に向かいました。

・   14日(火)夜私の支援会の世話人・事務局会を久しぶりに紅葉坂教会で会場使用1時間ということで開催しました。短く情報交換をした上で、今年度まだコロナの関係で総会を開いていませんので、今秋予定されていた教団総会は一年延期しましたが、10月末に会場を探して支援会総会を開くことにしました(後日10月31日〔土〕に決定)。ただコロナ感染の状況次第では開催できないかも知れません。それでも私の戒規免職撤回については発信し続けていく必要がありますので、休んでいるわけにはいきません。教団における私の戒規免職処分が最終的に決定したのが2010年9月末でしたので、今年9月が来ますと丸10年になります。この間の皆さんのご支援を心から感謝します。どこまでできるか分かりませんが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

・   17日(金)夜はなか伝で寿地区活動委員会を開催しましたので、私も出席しました。4月からコロナの関係で委員会を開いていませんでしたので、2020年度の最初の委員会です。体調の思わしくない者、コロナ感染の不安のある方はお休みいただくということで開催しましたが、13名中10名の出席がありました。コロナ感染の不安と恐れのある中で、寿の炊き出しやパトロールは休まず実施しています。寿地区センターのバザーも6月、7月と行いました。今のところコロナ感染もなく行えています。ただ最近は寿地区周辺地区での感染者もあり、どうなるかを分かりません。4月から6月まで委員会休会で、募金状況がどうなっているか心配でしたが、幸い4月から6月までの会計状況は、むしろ昨年よりは大幅に増えていました。献金者の増加というよりも、国から10万円の特別定額給付金をいただいた方が、その一部か全額を寿に献金してくださる方があるようです。有難いことです。会計・募金状況の報告の後、寿地区センターの活動報告、地域活動報告、関連活動の報告があり、協議では10月から寿地センターに新しい専任職員を迎えますので、そこと事につて話し合いました。委員会終了後、鶴巻には帰らず、この日はそのまま船越教会に来ました。

・   船越教会に着くと娘からメールで神奈川県にもコロナ警戒アラートが出たと連絡を受けました。このまま感染が拡大すれば、8月16日(日)の礼拝説教に関田先生に来ていただくのも考え直さなければならなくなるかも知れません。