なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(357)

     船越通信、癸械毅掘   。横娃隠固4月1日   北村慈郎


・今日はイースターの礼拝です。今年は4月1日がイースターの日です。4月1日は私たちの教会にとっては

新しい年度(2018年度)の最初の日です。イエスの復活は命が死に打ち勝った出来事です。その記念すべ

イースターから新しい年度の歩みが始まります。イースターの喜びと希望をもって、新しい一年を歩む

ことが出来ますように! 


・さて3月25日(日)も礼拝後残れる人でM・Rさんの松山のお土産のお菓子をいただきながら、しばら

く懇談の時を持ち散会しました。その後私はいつものように来週の準備と、3月末締め切りの署名(狭山

再審請求)を教団の解放センター宛てに、また教区へ寿地区活動委員会の2018年度の委員名簿を郵送する

作業をしてから、午後3時過ぎに船越教会から鶴巻に向かいました。その時にはまだ庭でSさんが枯れ木の

始末をしてくださっていましたので、Sさんに声をかけて先に帰りました。


・私は23日(金)当たりから鼻水が出たりして、風邪か花粉症が判別できない状態でいて、25日の日

曜日頃には咳がでるようになっていましたので、26日の月曜日にかかりつけの医者に診てもらいました。

診察では念のために他の人に迷惑をかけるといけませんので、「インフルエンザではないですか」と医者

に聞いて見ましたが、医者は喉を診て、胸に聴診器を当てて、「風邪ですね。薬を出しておきましょう」

と応えてくれました。1月末にも風邪をひきましたが、その時も医者は風邪ということで風邪薬をだして

くれましたが、その2日後連れ合いが私の診てもらっている医者に行き、インフルエンザの検査をしても

らったところ、インフルエンザということで、4,5日人との接触を断たなければなりませんでした。その

間性差別の全国会議が横浜であり、連れ合いは発題を引き受けていたのですが、出席できませんでした。

性差別の全国会議があった時は、私は医者に行ってからちょうど一週間が経っていましたので、その会議

に出席しました。この時の私の風邪はインフルエンザではなかったのかという疑いを受けていましたの

で、今回医者にわざわざインフルエンザでないかどうか確かめたという次第です。この春先の時期、以前

はなかったのですが、ここ数年花粉症の症状も出るようになり、加齢による体の衰えに見舞われているの

かも知れません。


・27日(火)午後6時半から横浜情報文化センター・ホールで三上智恵監督の最新作『標的の島 風

(かじ)かたか』横浜上映会があり、私も参加しました。実はこの上映会のチラシを大分前にもらってい

たのですが、映画の上映日を2月27日と勘違いしていて、2月27日もわざわざ鶴巻から情報文化センターに

来たのですが、6階ホールにいっても誰もいず、そこで改めてチラシを確認して、3月27日であることが分

かって、鶴巻に引き返したということがありました。今回の上映会は午後と夜の2回行われましたが、午

後の上映会にはどれだけの人が来たのか分かりませんが、夜の上映会は見に来ている人は少な目でした。

200人くらい入る会場ですが、50人もいなかったのではないかと思います。映画は辺野古の方が国との和

解が成立して、工事がストップしたところから始まって、石垣、宮古自衛隊基地建設の状況から、高江

のヘリパッド建設反対抗議行動の現場までが、抗議行動をしている人の目線で描かれていて、臨場感が

あって、抗議行動をしている人の悔しい思いがひしひしと伝わって来ました。特に高江での抗議行動を

リードしていた山城博治さんが、高江の工事資材搬入を阻止するために、朝早くから反対に駆け付けた人

の自動車を道路に配置し、工事車両が基地に入れないようにして、宣伝カーの屋根に10人ぐらいの仲間と

共に立ち、車両や抗議行動する人を排除する機動隊との攻防を指揮していたのですが、宣伝カーの屋根に

機動隊員が登って来て、そこにいた一人の女性を引きずり降ろそうとしたときに、機動隊員がその女性の

首をしめて降ろすのを見て、山城さんは即座に白旗をあげて抗議行動を中止させました。そして宣伝カー

の屋根から降りて来て、地面に座り込んで泣いて悔しがっている山城さんの姿には圧倒されました。癌の

治療を経て現場に復帰している山城さんでしたので、山城さんの顔は少しむくんでいるように見えまし

た。この映画上映会の主催は、「沖縄の自立解放闘争に連帯し反安保を闘う連続講座」(沖縄講座@横

浜)です。沖縄のT・Oさんが、以前沖縄での集会で「辺野古の座り込みに来てくれるのはありがたいが、

安保がなくならない限り、沖縄では辺野古が繰り返されるのだから、ヤマトの人は安保を無くす運動をし

てください」という主旨のことを言われました。ヤマトの人間の一人として私にはこのT・Oさんの言葉に

どう応えられるかという課題があります。一市民としてもまたキリスト者の一人としても。


・28日(水)は午後2時に渋谷のウィメンズプラザ交流コーナーで今年の8月23日、24日と船越教会で開

催されることになっています、フェミニスト神学の会の準備委員の打ち合わせがあり、私も準備委員の一

人として出席しました。私はこのフェミニスト神学の会には、1995年4月に名古屋の教会から紅葉坂教会

の牧師になって以来、毎年ほとんど参加していますので、2年間の持ち回りの準備委員を何回か務めてき

ました。昨年の夏の会で私もその準備委員の一人になっていましたので、今回の準備委員会に出席したと

いうわけです。準備委員は3人で、今年の夏のフェミニスト神学の会の企画を立て、その準備運営に当た

ります。2時間ほど話し合って打ち合わせを終えて、表参道の地下鉄の駅から千代田線→小田急経由で鶴

巻に帰って来ました。ウィメンズプラザは東京都の施設で、近くに青山学院が道路の向かい側にありまし

た。


・29日(木)午後4時半から高座渋谷教会で教区の基地・自衛隊問題小委員会があり、出席しました。

委員会では2017年度の活動のまとめを主にしました。この委員会では、毎回神奈川の基地の動き(座間、

厚木、横須賀)と沖縄についての情報を共有していますが、私は横須賀の海上自衛隊の施設が拡大強化さ

れている現状を報告しました。また、31日(土)には午後1時から京急田浦駅を出発して、「海上自衛

隊施設調査ハイキング」がありましたので、私も参加しました。船越教会の裏にあります自衛艦隊司令

関東自動車のテストコースがあった場所(田浦中学校の向い)に、海自船越新庁舎(海上作戦セン

ター)が、2020年完成予定で、現在建設中です。そこにヘリポート建設も予定されているとのことです。

その他弾道ミサイル防衛弾薬庫を2棟増設など横須賀の海上自衛隊の基地拡張強化が進んでいます。