なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

鶴巻通信(14)

鶴巻通信(14)  2021年8月25日

 24日の夜のベイリーの祈り(『朝の祈り、夜の祈り』)は下記のとおりです。こういう祈りもあるのかと思い、私のブログを読んでいて下さる方にも紹介させていただくことにしました。

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天の父よ、日ごとにさまざまな祝福をもってわたしの生活をゆたかにしてくださるあなたに、すべてのほまれと栄光がありますように。

あなたの豊かなたまものは、

 共に住む家庭、愛する近親、親しい友人

 あたえられた地位と仕事

 みどりの世界、青い空、すんだ空気

 健全な体育と素朴なたのしみ

 民族の長い歴史と、見ならうべき偉人たち

 よい書物と、美しい美術工芸

 価値ある知識と、技術、学問

 未知のところから来て、時おりわたしの心をみたす高潔な思想

 多くの幸福な年月と、陰うつな日にあなたが与えられる内なる静けさ

 あなたがわたしの心に住まわれることによって与えられる、人知をこえた平安

 死を越えたかなたをのぞみ見る信仰と、墓より大きな生命への希望

などです。

 主なる神よ、感謝いたします。あなたは、いついかなる時にも、その全能のみ手によって人類に対する祝福をお示しくださいましたが、ことにイエス・キリストのうちに、かつてなされたことのない大きなみ業をなしてくださいました。それは、

  家庭をより楽しく、友だちをより親しいものとし、

  悲しみを喜びにかえ、苦痛を魂の勝利にかえ、

  死の刺をぬきとり、

  罪の力をうばい、

  平和をより大きな平和に、喜びをさらに大きな喜びにし、信仰と希望と愛とをより確かなものにしてくださったのです。

 

                                  アーメン 

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緊急事態宣言下孤立しがちな私たちですが、「日ごとにさまざまな祝福をもってわたしの生活をゆたかにしてくださる」方の導きの下、今は静かに新型コロナウイルス感染終息に向けた行動を心がけたいと思います。

それでも祈ることはできます。東日本大震災と東電福島第一原発事故による被災者のこと、新型コロナウイルス感染により苦しみ、困難を覚えている方々のこと、度重なぐ豪雨による水害やがけ崩れで苦しむ方々のこと、貧困で苦しむ方々のこと、

タリバンが支配するようになったアフガニスタンの方々のこと、ハイチの大地震で苦しむ方々のこと、

祈る課題は尽きません。祈りは行動です。

「平和をより大きな平和に、喜びをさらに大きな喜びにし、信仰と希望と愛とをより確かなものにしてくださったのです。  アーメン」

 

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数日前の夕方の田んぼですが、雲の間に白い月が見えました。