船越通信、№596 2023年12月24日(日)北村慈郎
- 今日は24日の日曜日で、クリスマス礼拝と燭火礼拝があります。「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神をたたえます」との「マリアの讃歌」を、私たちも共にしたいと思います。メリークリスマス!
- 17日(日)は礼拝後、京急田浦駅前でスタンディングを行ないました。この日から「ウクライナに平和を!」と共に「ガザに平和を!」が加わりました。この日のスタンディングでは、ガザへの支援を中心に訴えました。人通りはいつもより少なめで、10分から15分ごとに京浜急行の上下の普通が京急田浦駅にほぼ同時刻に停車しますので、その乗降客が、ほぼ支援を訴える方々になります。N・Kさんの報告を転載します。「船越教会の皆さま本日の京急田浦駅前のスタンディングの報告です。12:03~12:40 参加者8名、駅頭募金1700円(3名)、教会員(4300円)合計6000円 でした。人々の反応はあまりよくありませんでしたが、女性2名と母子連れが募金をしてくれました。連日ニュースで報道されているにもかかわらず、無関心の人が多いようです。自分とは関係がない問題と思っているのでしょうか。寂しい限りです。一日も早くガザに平和が訪れますように祈っています。スタンディング参加皆さまお疲れさまでした」。スタンディングの後、その場で解散しましたが、私とS・Tさんの二人は教会に戻りました。S・Tさんは教会に置いてあった自分の荷物を持って、直ぐ帰りました。その後後片付けをしてから私も鶴巻に帰りました。
- 18日(月)には、支援会の世話人・事務局の方々に「北村慈郎牧師支援コンサート」のチラシを郵送すると共に、船越教会にある理想の印刷機の電源が切れたり、入ったりと気ままなので、理想の修理の方に見てもらうように連絡し、19日(火)午後2時に船越教会に来てもらうことにしました。そこで私も立ち会うために、19日(火)は午前中予約していた歯科医に寄ってから、船越教会に行きました。12時過ぎに教会に着き、印刷機を確認したところ電源が入り、印刷もできる状態でしたので、理想の修理の方にはその旨を告げて、来なくてよいようにしました。そして燭火礼拝のプログラムを刷り上げ、来年1月20日ごろに発送予定の支援会通信第32号のための封筒の印刷にとりかかりました。約1,000枚の封筒ですが、ほぼ終わりかけたら、突然電源は入っているのですが、何回スタートを押しても、印刷機が動かなくなってしまいました。そこで諦めて、片付けて私は鶴巻に帰りました。24日(日)クリスマス礼拝のプログラムはパソコンの印刷機でもできますので、理想の印刷機は来年になってから修理してもらうことにしました。
- 21日(木)は、この日から寒波が到来して、北陸・山陰・九州・北日本を覆うという天気予報でしたので、国会前の辺野古新基地建設反対の座り込みには厚着をして行きました。電車の中では少し汗ばむ感じでしたが、国会前ではそれでも体が冷えて来るように感じるほど、今年一番の寒さでした。用意して行ったマフラーを首の周りにまいて、手袋もして座り込みました。3人の女性の方は座っては、時々日差しのあるところで話し合って、体を温めていました。この日は国会も終了していましたので、私たちの座り込んでいる前の道路の人通りも、何時もより大分少ない感じでした。それでもこの日は、通りかかる人から何度か、「ご苦労様」と声をかけられました。また、この日は木曜日午後3時から4時まで官邸前の交差点で「辺野古の土砂投入反対」を訴える沖縄出身の女性の方々の一人が、午後2時過ぎに来て、午後3時ごろまで、官邸前の抗議行動で貼っている、縦1メートル横2メートルくらいの紙に書いた横断幕を私たちが座り込みをしている参議院議員会館前の石壁に貼って、私たちの座り込みに参加してくださいました。その横断幕には「代執行判決不当、玉城デニー知事応援するぞ、沖縄差別許さん」と、黒・赤・青・橙色による毛筆で書かれていました。私はそれを見て、辺野古新基地建設に対する沖縄の方々の思いそのものではないかと思わされました。東京新聞12月21日朝刊社説にもこのように記されていました。《沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設を巡り、福岡高裁那覇支部は国が県に代わって埋め立ての設計変更を承認する「代執行」を認める判断をした。だが、深刻な環境破壊を伴う難工事で県民の反発も強い。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設が「唯一」なのか、国は問い直すべきだ。……/沖縄県民の「辺野古ノー」の声は選挙で明白だ。在日米軍専用施設の7割が沖縄県に集中する。米軍基地の県内移設で、長期にわたる忍従を強いていいのだろうか。/辺野古新基地は滑走路の短さなど、米国側からも軍事的見地からの疑義が出ているという。/普天間返還は当然だとしても、辺野古への移設は到底、合理的とは言えない。国には移設先の見直しを含めて、米国側と再協議するよう求めたい》。何故政府は普天間飛行場の移設先としての辺野古の見直しのために、米国側と再協議しようとしないのでしょうか。日米間の関係が、未だ対等な関係ではなく、日米合同委員会なるものが存在しているのも、敗戦後の米国による占領下のままだからなのでしょうか。それもあると思われますが、同時に日本の政治が、「国民=市民」一人一人の命と生活を守るためというよりは、大企業中心の利権で動いているということもあるように思えてなりません。この日の座り込みは午後4時少し前に終了しました。後片付けして、最後は4人でしたが、今年の座り込みは25日(月)が最後ということでしたので、私は次回の参加は来年になりますので、3人の方に「良き年をお迎えください」と挨拶をして帰途につきまし。
- 私は来年1月14日(日)に紅葉坂教会の礼拝説教をすることになっています。大分前に紅葉坂教会の役員の方から、紅葉坂教会創立130周年に当たり、今までの紅葉坂教会の牧師経験者に説教を依頼しているというので、私にも話があり、1月14日(日)にしたのです。クリスマスと年末年始で忘れそうなので、その時の説教題と聖書テキスト、説教後の讃美歌を一つ選んで、22日にメールで連絡しておきました。