なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信、№594  2023年12月10日(日)北村慈郎

 

  • 3日(日)は礼拝後役員会がありました。このH・Sさんが欠席でしたので、役員3人と私の4人で役員会を行ないました。何れ役員会報告がメールで皆さんのお手元に届くと思いますが、この日の役員会で協議し承認したことの中で二三報告しておきます。・昨年の燭火礼拝は礼拝後の祝会の食事はコロナのこともあり、ありませんでしたが、今年は無理をしない程度に燭火礼拝後の食事の準備をすることにしました。・クリスマス対外献金は、今年も農村伝道神学校と寿地区センターにささげることにしました。燭火礼拝の献金はこの対外献金になります。・今まで「ウクライナに平和を!」のスタンディングをしてきましたが、12月より(17日の日曜日礼拝後に予定)「ウクライナに平和を!」に加えて「ガザに平和を!」を共にアッピールすることにしました。12月からのスタンディングでの募金は、今後はしばらくアハリー・アラブ病院支援に送ることにしました。・私の支援会が企画しています「北村慈郎牧師支援コンサート」の賛同教会に船越教会も名を連ねることにしました。ありがとうございます。第一回目のコンサートは、来年2月23日(金・休)東京の荻窪教会で行うことになっています。・その他に、船越教会員原簿を確認したところ、一時期会員の異動が教会員原簿に記載されていませんでしたので、別帳に2人、不在に1人を追加することにしました。ちなみに現在の船越教会の現住陪餐会員は20名です(本年度にN・Sさんが帰天し、M・Sさんが転入されましたので、この20名は現在数でもあります)。それに4名の幼児洗礼者(未陪餐会員)がいます。役員会は午後1時ごろに終わり、散会しました。私もその後しばらくしてから船越教会から鶴巻に帰りました。
  • この週はクリスマス礼拝と燭火礼拝の案内をクリスマスカードのはがきに印刷して、会友の方々に発送しました。また、代務者のM・N牧師の船越教会での説教が掲載されています教会だより「船越の丘から」第27号を、礼拝に出席出来ない教会員他の方々に発送しました。
  • 5日(火)は、寿地区活動委員会の2022年度の会計報告の件で、教区副議長の横浜本郷台教会牧師S・Tさんと電話でやり取りをしました。2023年6月教区総会の会計監査で寿地区活動委員会の繰越金の処理について問題になり、寿地区活動委員会にS・Tさんから問い合わせがあったためです。会計監査では年度ごとの会計報告の他に各地区・各委員会には所持金があるのではないかということが問題になり、各地区・委員会の年度報告の中の会計報告には、その所持金がいくらあるのかの記載がないので、それを記載するようにということのようです。その点で寿地区活動委員会は他の委員会とは違って、教区の交付金は一切受けずに、個人・教会及び諸団体の献金によって、主事やアルバイト、非常勤がいる場合には非常勤にも給与を払って、寿地区センターを運営しています。その点で他の委員会とは年度予算もけた違いに多くなっています。当然退職積立金をはじめ、運営のための準備金他の所持金を持っています。そのすべての報告は、毎月の常置委員会に資料として出している会計報告の中に記されています。S・T副議長にはそのことをお話しして、教区総会への2023年度の報告から、会計報告の最後にその年度の年度末の所持金の額のみを、残金と特別会計に分けて報告するようにすることをお伝えして、今回の問い合わせへの回答とさせていただきました。この日はその後午後6時からリモートによる常置委員会がありました。12月常置委員会ですので、宣教委員会から過日開催された宣教方策会議で了承された「2024年度神奈川教区活動方策」案を来年2月の教区総会の議案とする提案と、財務委員会から「2024年度経常会計予算(案)」の提案があり、それぞれ審議して原案通り承認されました。その他には、一教会から提出された「会堂建築援助申請に関する件」が諮られ、承認されました。また、第152回教区教会の日程が来年2月24日(土)に決まりました。その他はほとんど継続議案で、この日の常置委員会では議論らしい議論はありませんでした。
  • 7日(木)は何時ものように国会前の辺野古新基地建設反対の座り込みに行きました。この日は宗教者平和ネットの集会もあり、何時もその集会に来る東神大時代の友人がお連れ合いと二人で、早めに来て私たちがそれぞれ石壁に貼っていた横断幕やプラカードの貼る手伝いをしてくれて、しばらく私と話してから宗教者平和ネットの集会に行きました。その短い雑談の中で彼のお連れ合いが、数日前に参加した福島の原発裁判報告集会で若い弁護士や支援者が多く、頼もしく感じたとおっしゃっていました。その関連で私は斎藤幸平の『人新生の資本論』の話をしましたら、お二人はまだ読んでいなかったようで、興味を示されていました。現在の国会をみていても、議会制民主主義が機能しているとはとても思えません。共産圏における党独裁による権力をもって社会をよくするという方式も同じです。今後は市民としての個人が、バラバラに分散している状態からコモン(共に)の仲間になって、権力機構を媒介とした上からの改革に幻想を抱くのではなく、自分たちで協力して下から社会を変えていく運動が期待されているように思われます。東京の杉並区民は岸本聡子さんを区長に選びました。岸本さんが区長になって、杉並区がどう変わろうとしているのか分かりませんが、これからの政治の在り方の一つのモデルになっていくことを期待したいと思っています。この日も暖かな日でしたので、座り込みも苦ではありませんでした。前回よりも更にイチョウの黄色い葉が道路に落ちていて、参議院議員会館の方でしょうか、お二人の方が箒で道路の黄色いイチョウの葉を集めて、ビニール袋に入れて持っていきました。しかし、箒で掃いて、きれいになった道路もしばらくすると、またイチョウの葉の落ち葉で黄色模様になっていました。国会前の道路に街路樹があるのは、ビルや舗装された道路でほとんど自然の土の見えない国会周辺にとっては、オアシスになっていて、私たち人間にはほっとさせられるのですが、イチョウの木にとっては、折角実となった銀杏は通行人に踏みつけられるし、逆かもしれません。