なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(87)

船越通信癸牽掘 。横娃隠嫁12月16日    

・9日の日曜日にはアドベント・クランツのローソクが2本灯りました。この日は礼拝後、Hさんの手作りクリスマスカードに、メッセージと名前を書いて、船越教会の関係者の方々(以前船越教会の牧師として働いて下さった先生や無牧の時にお世話になっている先生方や遠方・病気の教会員)に出す準備をしました。寄せ書きをしたクリスマスカードを、住所氏名を書いて封筒に入れ、封をし、クリスマスの切手をはって完成です。寄せ書きは前回の日曜日とこの日に礼拝に出席した方にお願いしました。船越教会は、遠方の方や日曜日に仕事等の関係で礼拝にはなかなか来れない方もいらっしゃいますので、本当は1カ月4回くらいの日曜日の礼拝出席者に寄せ書きをしてもらわないと、メンバーがそろいません。私も船越教会では2回目のクリスマスですので、前もって気づくべきでしたが、そのことをすっかり忘れていました。そのため今年のクリスマスカードの寄せ書きの名前は少な目でした。

・クリスマスカードの準備をしながら、クリスマス祝会での会食のメニューの打ち合わせも同時進行しました。昨年はキャンドルサーヴィス後に行われた祝会に37名の出席者があり、食べものも豊富でした。多過ぎたという意見もあり、さて今年はどうしようかということで知恵を絞っていました。それぞれの分担が何とか決まって、これで24日のキャンドルサーヴィス後の祝会の見通しも立ってきたようです。

・この日は皆さんが午後2時ごろ帰りましたので、私は牧師館のごみ整理などをして、午後3時前には船越教会を出て鶴巻に向かいました。

・10日の月曜日は、辺野古新基地建設反対国会前座り込みの日で、この日常連の一人の方が他の用事でお休みでしたので、私が行くことにしました。この国会前座り込みは、原則として月曜と木曜の午後1時から4時まで行われています。木曜日の方に私の連れ合いが行っています。連れ合いは月曜日には行っていませんが、この日は常連の一人の方だけでは心もとないということで、私が行くことにしたのです。座り込みの時には、アッピールのために道具を持って行きますが、その道具を置かせてもらっていました旧社会党、現在の社会民主党の会館である社分会館が取り壊されることになり、道具を置かせてもらうことが出来なくなりました。この日はまだ社分会館の一室を使わせてもらえました。置いている道具類を持って、新装なった参議員会館前道路の何時も座り込みをしている場所に行きました。私は午後1時少し前に道具を置かせてもらっている社分会館の一室に行き、既に来ていた常連の方と一緒に道具類を持って、座り込みの場所に行きました。以前に使っていました水を入れて棒を安定させるプラスチック製の土台は、もうありません。長く伸ばしたプラスチック製の突っ張り棒2本を、新しくできた参議員会館の道路側の壁に立てかけ、ガムテープで固定しようとしていましたら、参議員会館のガードマンらしき方が来て、壁を使ってはいけないと強い言葉で行ってきました。なぜかとその人とやりとりしていましたら、もう一人の人もやってきて、いけないと言いました。私は、誰がそんなことを決めたのか。表現の自由があるはずだと強い調子で返しました。すると、表現の自由は認めますが、壁は使わないでくださいと言います。では議員に許可を取ればいいのですかと、強く言いました。それには答えず、とにかく壁は使わないでくださいと言って帰って行きました。この座り込みが始まった6,7年前には余りうるさいことは言いませんでしたが、段々と厳しくなってきているように感じられます。この日は私を入れて3人とお客様一人が座り込みました。私は壁が使えなかったため、ほとんど立って棒を支えていました。辺野古に米軍基地をつくらせず、沖縄の米軍基地撤去という、国家の犠牲から沖縄が解放されるのは何時になるでしょうか。その時までこの座り込みも頑張らなければなりません。

・13日の木曜日には午後6時半からなか伝道所で私の裁判支援会神奈川世話人及び事務局の会議がありました。12月3日の口頭弁論を受けて、特に早急に裁判所に出す「公正判決を求める要請書」の署名活動に取り組まなければなりませんので、その準備を中心に集まりました。私を入れて15名が集まってくれました。皆さん自分のことのように私の裁判支援に取り組んで下さっており、本当に力強く感じています。要請書署名の他に通信第5号の準備の確認、そして来年2月25日の判決、報告集会及び総会準備のことなどを話し合いました。要請書の署名をどうぞよろしくお願い致します。

・14日の金曜日には寿地区センター(寿地区活動委員会)の委員会と地域の方々を招いて地区センターのクリスマス会を行いました。去年から地区の方々を招いてクリスマス祝会を行っています。今年は約10名の地区の方が来て下さいました。委員会はセンターで行いましたが、クリスマス会はなか伝道所で行い、三つのテーブルに別れて鍋を囲みました。鍋の前に讃美歌を2曲を歌い、Wさんが作ってくださったリタニーを司会者とその他の人たちで朗読して、各自に配られたキャンドルに灯を点して、小さなキャンドルサーヴィスをしました。鍋の後にはゲームの時間を持ち、Mさんとじゃんけんをして最後まで勝った人に賞品が出ました。また、最近寿で行われた落語会に倣って、寿日雇労働組合のKさんが司会をしてみんなで大切(おおぎり)を楽しみました。寿では今年も年末年始の越冬があります。

・3日の裁判事務局会で確認しました「公正判決を求める要請書」の署名発送作業を16日の日曜日午後に船越教会ですることになりました。私はその準備で要請書の確定の他に署名のお願い文章を考え、委員の方々とメールのやり取りでその文章を確定しました。そして16日の発送のために必要な印刷物は、当日持ってきて下さる原稿以外はすべて準備しました。また、メールで要請書のお願いが出来る方々への送信も済ませました。来年2月25日の判決では、何とか中間判決を得て、実質審理に繋げたいと願っています。