船越通信癸隠苅供 。横娃隠看2月9日
・2日の日曜日には、礼拝後説教についての話し合いの後、昼食会を持ちました。出席者は10名で
した。この日は、2種類の漬物と牡蠣雑炊を連れ合いが作り、Iさんがサラダを作ってくれました。
牡蠣雑炊は、牡蠣を入れた薄いしょうゆ味の炊き込みご飯に、刻み葱と海苔を入れ、熱くしただし
汁をかけて食べます。私がこの牡蠣雑炊を初めて味わったのは、もう何十年も前ですが、紅葉坂教
会の青年時代に、当時の牧師の連れ合いにご馳走になった時です。私は牡蠣が好物の一つでしたの
で、この牡蠣雑炊をはじめて食べた時の、あの本当においしかったという感動を、今でも忘れるこ
とができません。
・昼食会後に1月の定例役員会を行いました。この日は議事が多くなく、午後2時前には役員会を
終えました。以前から船越教会のホームページ作成のことが課題の一つとして、役員会でも継続し
て考えて来ました。今回「Aさんのご子息が無料でできるサイトを紹介して下さり、試作版を作っ
てくださった。パスワードでロングインすると、更新していくことが出来る」ことが分かり、その
方向で進めていくように役員会では確認しました。
・4日(火)は農伝の2013年度最後の説教演習がありました。受講者は3名で、1名が卒業年度(4
年生)で、後の2人は3年生です。私は一年間一度も休講せずに、一応その責任を果たすことができ
ました。私の神学生時代のことを振り返っても、説教演習が実際に牧師になって現場の教会に遣わ
されてから、どれほどの意味をもっているのか。説教演習だけでなく、神学校で学ぶことがどれほ
どの意味があるのか。よくは分かりませんが、ただ牧師としての研鑽に何らかの意味があるのでは
ないかと思って、やっています。他に人がいそうにないようですので、農伝の学長に頼まれて、来
年も引き受けることになりました。
・4日(火)は、農伝の後、午後6時から教区常置委員会主催の「『改訂宣教基礎理論』第二次草
案の学習会が蒔田教会でありましたので、そちらに向かいました。私はこの学習会の発題を頼まれ
ていましたので、そのレジメを県民センターで印刷してから、蒔田教会に行きました。この学習会
は定例の常置委員会のはじめの一時間が割り当てられていましたので、一時間という限られた時間
で、発題者が私の他にもう一人いましたので、私の発題は「改訂宣教基礎理論第二次草案」の問題
点だけを指摘するにとどめました。その結果、「改訂説教基礎理論第二次草案」をほとんど全面否
定する内容になりました。そのレジメは、私のブログ「なんちゃって牧師の日記」2月5日に掲載し
てありますので、関心のある方はそちらをご覧ください。
・学習会の後、定例の常置委員会が行われました。常置委員会は9時少し前に終わり、その後10人
ほどで何時ものように地下鉄蒔田駅近くの中華店で会食して、10時半過ぎに散会しました。鶴巻に
着いたのは0時を過ぎていました。
・6日(木)は、社会福祉小委員会の集会に参加を予定していましたが、連れ合いが行けなくなり
ましたので、私が代わって国会前の辺野古新基地反対座り込みの方に参加しました。この日は2月6
日でしたので、昨年の12月6日に特定秘密保護法案が可決したことを覚えて、毎月6日に参議員会館
前で抗議集会が行われていますが、ちょうどその日に当たり、その抗議場所がいつもの座り込みの
場所でしたので、特定秘密保護法撤回抗議集会が終わり、最後までマイクで訴えていた全学連のグ
ループの皆さんが院内集会に向かってから、辺野古新基地反対のアピールのグッズを広げ、3人で
座り込みました。その後一人の方が加わり、終わりのころに、特定秘密保護法の院内集会が終って
出て来た方が一人、私たちの座り込みにも最後まで一緒してくれました。その最後の方は、私の裁
判支援の集会にも必ず参加してくれる方で、東神大で私の一年下の学年の方です。彼は、東神大機
動隊導入後東神大教授会は教授会を批判する全学の半数近い学生を排除しましたが、その中の一人
で、その後教会からは離れているようです。彼は、いろんな市民運動には参加していて、反原発に
しても、特定秘密保護法反対にしても、その運動で日本基督教団の牧師に出会うことが殆どないと
言って、日本基督教団はどうなっているのかと、私に話していました。国会前で私などに出会うの
も、珍しいことのようです。国会前で彼と出会ったのは、今回で2回目でした。
・7日(金)は午後6時半から紅葉坂教会で、私の裁判支援会の事務局・神奈川世話人会があり、
当然私も出席しました。3月29日(土)午後2時から4時半まで、紅葉坂教会で支援会の第2回総
会が行われることになっていて、その打ち合わせを中心に会を持ちました。私の裁判は東京地裁に
提訴してちょうど2年2カ月が過ぎましたが、ご存知のように現在最高裁の結果待ちの状態です。1
審2審とも、私の訴えは「法律上の争訟に値しない」という判断で却下になっています。その理由
の中心には、牧師は宗教上の地位で法律上の地位ではないという判断があります。この論法でいく
と、宗教団体内で牧師である私のような者が、不当処分に伴う不利益を被っても、裁判所に救済を
求めることはできないということになります。現在の日本基督教団のように多数派の横暴がまかり
通っているような宗教集団は、日本基督教団だけではないと思われます。1審2審の判決が確定し
ますと、宗教集団の独善にますます歯止めがかけられないことになって行きます。最高裁の賢明な
判断を期待したいと思いますが、今の最高裁の状況ではなかなか難しそうです。それでも可能性が
全くないわけではありませんので、最高裁の判決がでるまでは、希望を持ち続けたいと思っていま
す。最高裁の判決が1審2審と同じ内容のものであれば、その時はその現実を踏まえて今後何が出
来るかも考えていきたいと思います。3月29日(土)午後2じからの支援総会を覚えてくださ
り、今から予定に入れておいていただければ幸いです。
・7日(金)の支援会集会後数名で食事をして、午後11時近くに船越教会に着くころには、道を歩
いていて、風の冷たさと急激な気温の低下を体が感じておりました。8日(土)朝起き、雨戸を開
けると、外は白一色の雪景色になっていて、深々と雪が降り続いていました。この日一日中雪が降
り続き、夕方向かいの家の屋根には20センチを越える雪が積もっていました。