なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(321)

        船越通信癸械横院。横娃隠掲7月9日    北村慈郎

・2日の日曜日は、礼拝後Hさんが準備してくださり、昼食会がありました。皆で混ぜご飯にポトフをおい

しくいただきました。そしてしばらく懇談の時を持ち、その後役員会を行いました。役員会では、最初に

諸報告があり、その中で6月24日(土)清水ヶ丘教会で開催された第138回教区総会の報告を私がしまし

た。6月25日の船越通信にも多少書いていますので、繰り返しになるかもしれませんが、この総会は報告

総会ですので、2016年度の教区報告・会計報告の他に、報告としては、以前教区総会に出たある教師のパ

ワーハラスメントに関する常置委員会の対応を問題とする議案が常置委員会に付託されていましたが、そ

の報告も承認されました。その他に武蔵野横須賀伝道所主任担任教師のSさんの補教師准允執行が承認執

行されました。また、「『第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白』50年を覚える新た

な行動をおこす決議の件」と「日本基督教団教師委員会・審判委員会の北村慈郎教師に対する不当な戒規

適用が無効であることを確認し、北村慈郎教師の免職処分を撤回すると共に、日本基督教団において聖餐

についての論議の再開を求める声明を出す件」の二つの議案が賛成多数(前者138名中90名、後者134名中

85名)で可決されました。もう一つの議案「『ハラスメント防止等』に関する規則」に関する件は、当日

規則案が配られたこともあって、常置委員会に差し戻しになりました。協議の中では私の夏期休暇〔8月1

4日(月)~20日(日)、9月11日(月)~17日(日)〕、会場使用〔8月24日(木)~25日(金)フェミニス

ト神学の会、9月18日(月・祝)「横須賀の基地と監視体験」、教区オリエンテーション委員会、基地・

自衛隊問題小委員会共催〕が承認されました。平和センター(DVD鑑賞会)については、10月25日(日)

礼拝後、アーサー・ビナード氏の講演のDVDを上映すること、秋の修養会については、日程案を10月21

日(土)~20日(日)とし、宿泊するかどうかは未定。テーマは、お互にそれぞれが考えていることを率

直に出し合い、よりお互いの関係を深めるために「なぜわたしは教会に行くのか」という案が出ました

が、他によい案があれば皆さんから提案して頂くこととしました。どうぞよろしくお願いします。役員会

終了後、次週の準備をして、連れ合いと船越を出て鶴巻に向かいました。

・4日(火)は農伝に行き、その後午後6時から蒔田教会教育会館で行われる教区常置委員会に行きまし

た。少し時間がありましたので、町田からJR横浜線桜木町に出て、ぴおシティーの地下にあります午後

5時半閉店の喫茶店でお茶を飲んでしばらく時間を潰しました。総会直後の常置委員会でしたので、議事

は午後8時過ぎに終わりましたが、「『第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白』50年

を覚える新たな行動をおこす決議の件」のことで、8月に臨時常置委員会を開催することになりました。

ちなみにこの決議の内容は以下の通りです。<私たち神奈川教区総会は、本年が戦責告白50年であるこ

とを覚え、以下のとおり決議します。・ 憲法第9条や現憲法の「人権諸条項」をないがしろにする改定の

動きに反対します。「秘密保護法」や「共謀罪」をはじめ、信教、言論、集会、結社、報道の自由などが

脅かされている現状をうれい、民主主義の危機をめぐる学びと行動を一層強めます。・ 「日の丸」「君

が代」の強制に反対します。・ 日本の第二の軍事基地県である神奈川にある教会として、厚木・座間・

横須賀をはじめとする一切の軍事基地と諸施設に反対し、反基地の闘いを通して、沖縄の諸教会と連帯し

ます。・ 在日大韓基督教会、日本ホーリネス教団との交わりを一層深めていきます。・ 戦責告白と今

日の教会の課題について学びあう、戦責告白50年を記念する集会を持ちます。・ 日本基督教団とし

て、戦責告白と今日の教会の課題について学びあう、戦責告白50年を記念する集会を持つことを教団に

働きかけます>。8月の臨時常置委員会では「戦責告白50年を記念する集会」を具体化すると共に、共謀

罪への対応についても話し合うことになりました。10年前に開催された戦責告白40周年の神奈川集会の報

告書がつくられています。当時私は紅葉坂教会の牧師でしたが、実行委員の一人としてこの集会に関わり

ました。集会後当時紅葉坂教会の伝道師をしていたKさんがこの集会のテープお越しをしてくれました。

その時、この報告書と共に資料機➀原誠『国家を超えられなかった教会~15年戦争下の日本プロテスタ

ント教会~』より、日本基督教団より大東亜共栄圏に在る基督教徒に送る書簡、9藩婪箒飢颪世茲蝓

1999年臨時号癸供嵎刃太仔鍗箪弦罅廖法∋駑銑供➀土井昭夫「日本基督教団の歩みを省みて」福音と世

界1995年11月号より、同「日本基督教団信仰告白の成立について」アレテイア1995年11月号より、B

26回教団総会第33号議案、で隶譱蓮崙鐱楷霪超誼朕仰告白への道」(出所不明)、ヂ萋鷦\こβ臉鏖

における日本基督教団の責任についての告白(戦責告白)、Σ鎤戎生「戦責告白はいかにして成立した

か~教団史におけるその位置~」1,2,3(出所不明)、同「教勢から見た日本基督教団の伝道の歴

史」(2005年度宣教方策会議報告書より)、資料掘➀シュトゥットガルト罪責宣言、▲瀬襯爛轡絅織

ト宣言)も一緒にしてみなさんに配布しました。この時の報告集と三つの資料集は、戦責告白についての

基本的な資料でもありますので、今回の50周年記念集会報告集を作るときに一緒に配布できるように再印

刷をしたいと考えています。

・5日(水)は、連れ合いに誘われて娘と3人で、夜神奈川県立音楽堂で行われたバイオリンの天満敦子

さんの演奏会に行きました。久しぶりの音楽会でしたが、天満さんに馴染んだストラディバリウスの深い

音の響きが印象的でした。

・6日(木)は、連れ合いが教区の婦人集会に一日参加するので、私が国会前の辺野古新基地建設反対座

り込みに参加しました。国会も閉会中ということで、参議院議員会館前の道路で座り込んでいましたが、

人の行き来もまばらで、いつもより少なかったようです。道路の反対側に観光バスが止まり、小学生や中

学生の国会見学をする子供たちに向かって、「辺野古基地、NO」を振ってアッピールしました。この日は

沖縄で山城博治さんらの裁判がありました。気になっていましたが、その夜時々沖縄の辺野古や高江の状

況を知るために読ませていただいています、北上田毅さんのブログ「チョイさんの沖縄日記」7月6日を読

んでホットしました。