なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(325)

船越通信癸械横機。横娃隠掲8月6日    北村慈郎

・今日は平和聖日の礼拝です。2017年のこの夏は特別な8月になるかも知れません。安倍政権によって憲

法9条の枠組みが変えられて、集団的自衛権行使の道が開かれ、軍事同盟国アメリカと共に、この日本が

他国に戦争を仕掛ける可能性がある国に変貌してしまったのです。もう一度憲法9条を、解釈改憲ではな

く、文言通りに解釈し、交戦権を放棄し、軍事力によらない世界平和を創り出すための礎として、私たち

は取り戻したいと願います。(憲法第9条)1、国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求

し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久

にこれを放棄する。2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交

戦権は、これを認めない。

・7月30日(日)の礼拝には、久しぶりにIさんが参加しました。彼は今大学4年生で、就職活動をしてい

るそうです。彼は高校3年生の夏に、その頃活動を続けていた船越教会のシャワーの会や寿の炊き出しに1

度ずつ参加しました。その頃はじめて船越教会の礼拝に参加し、その後時々顔を出していましたが、この

ところ大分礼拝には来ていませんでした。もう大学4年生になって、就職活動に入っているということで

す。この4年間私の歩みは淡々としたものでありますが、若い方の成長による変化は驚きです。それにし

ても、私の若い時とは全くこの日本社会の労働環境は変わってしまっていますので、彼にあった仕事が見

つかるようにと願っています。Iさんはアルバイトがあるのでと言って、礼拝後すぐ帰って行きました。

その後残れる人でいつものようにお茶を飲みながらしばらく懇談の時を持ち、散会しました。

・その後私はその日の夜紅葉坂教会で行われる第75回かながわ明日の教団を考える会の準備をして、その

頃まだSさんが崖の草木を伐採していましたが、Sさんに声をかけ、午後4時過ぎに一足先に船越教会を出

ました。この日の明日の教団を考える会は夏期の時期ということもあって、何時もより少な目で15名の参

加でした。先ず、6月教区総会で可決した、この会が提起し、常置委員会提案の二つの議案(戦責告白50

年を覚えての決議と私の免職撤回と聖餐論議の場設定を求める声明)等、6月教区総会の報告を共有しま

した。その後この会として交換講壇の企画の可能性について、また少人数の学習会の可能性について話し

合いました。出席者が少数でしたので、結論は出ませんでしたが、フロアーからは信徒同士が各個教会を

越えて繋がって活動できないのかという意見がありました。また学習会のテーマとして、「教会は高齢化

し、青年が少ない現状で、青年が教会に来るようになるにはどうすればよいか」とか、「教会の地域との

関わりについて」を取り上げてもらいたいという要望がありました。それに対して、私はこの二つの課題

は多くの教会が模索しつつ、なかなか道を見い出せないできている問題であり、日曜日の礼拝を中心に、

週日は個々人に分散しての証しの生活という既成教会の形態の抜本的な改革が求められているように思わ

れ、既成教会はそれに応えられない状況ではないか。とすれば、ある意味で既成教会の耐用年数が過ぎつ

つあるのではないかということを自覚しつつ、今私たちがやらなければならないことをやり抜くことで、

青年の問題や地域社会との関わりに道をつける、私たちの教会とは違った新しい教会が、聖書の使信の持

つ命を受けて生まれてくるに違いないと信じたいという主旨のことをお話ししました。その他、東日本大

震災支援について、北村慈郎牧師の処分撤回を求め、ひらかれた合同教会をつくる会と沖縄から米軍基地

撤去を求め、教団「合同のとらえなおし」をすすめる連絡会の報告をしました。最後に参加者からの諸報

告を受けて、会を閉じました。この日の会には、船越教会にも何度か礼拝に出席したことのあるNさん

が、たまたまこの日紅葉坂教会の礼拝に出席していて、この会のあることを知って参加していました。彼

とは久しぶりの再会です。会の後7人でいつもの野毛の台湾料理店で会食をして別れました。

・1日(火)は臨時常置委員会があり、戦責告白50年を覚える集会と共謀罪についての対応を話し合いま

した。その前に、戦責告白50年を覚える集会の実行委員会が教区事務所であり、集会の内容を検討し、常

置委員会への案をまとめました。常置委員会では、議長より2,3報告があった後、先ず戦責告白50年を覚

える集会について協議しました。宣教委員長の溝の口教会牧師Iさんが口頭で会の企画を提案しました。

その中で実行委員の一人の私のことを船越教会北村慈郎牧師と紹介しましたので、常置委員の中から私は

船越教会牧師ではないこと、また、免職された教師は教区の働きは出来ないという戒規を楯に、私は実行

委員になれないという発言がありました。議長は、前者については神奈川教区は公式には私を船越教会牧

師としていないので、私を船越教会牧師と明記することはしないようにとし、実行委員については常置委

員会として賛否を取り、賛成多数で承認されました。会の内容も議論の結果、原案通り承認されました。

ただ予算については9月の常置委員会に文書で提出して、改めて審議することになりました。礼拝の説教

者は関田寛雄先生、講演の講師は南島キリスト教史を専門としている一色哲さんにお願いすることにし、

常置委員会後私が連絡しお二人とも引き受けてくださいました。会は11月23日の勤労感謝の祝日に行い、

礼拝と講演の間に食事と分団での交わりの時を入れることにしています。1030~15:30の一日の集会になり

ます。共謀罪についても、石橋教団議長の声明と教区四役による独自の声明に、共謀罪廃案署名に取扱い

団体名に日本基督教団神奈川教区と明記して、教区諸教会・伝道所に送ることになりました。それだけで

はなく、社会委員会を中心に共謀罪反対のアクションを継続して行っていくことになりました。2日

(水)夜は県央共闘会議が大和であり、私も出席しました。3日に船越教会に来て、船越教会に泊まるこ

とになっている写真家の中筋純さんにお目にかかり、4日には横須賀文化会館に中筋さんの写真展(流

転、福島・チェルノブイリ)を観てきました。その感想は後日述べたいと思います。