なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(150)

          船越通信癸隠毅亜 。横娃隠看3月9日              

・2日の日曜日は、礼拝後説教についての話し合いをしてから、この日は昼食会をお休みにしまし

たので、すぐに役員会を行いました。役員会では、主に二つのことが話し合われました。一つは、

2014年度の教会総会の準備です。2013年度の報告と2014年度の基本方針ならびに事業計画案の確認

をしました。もう一つはホームページの件です。以下「2014年度基本方針ならびに事業計画

(案)」を記しておきます。4月の役員会で最終的に確認し、4月20日の教会総会で皆さんで諮って

もらうことになります。前以てご意見があれば、私の方にご連絡ください。

・聖句 「悪から遠ざかり、善を行い、平和を願って、これを追い求めよ。」
 
                           (ペテロの手紙一 3章11節)

 私たちの教会は、昨年10月末に一泊二日の教会修養会を開催し、念願の平和センター宣言の見直

しをし、2013年のクリスマスには改訂定平和センター宣言を新たに会堂外壁に掲げることができま

した。ちょうどその時期に、安倍政権は特定秘密保護法案を国会に提出し、強行採決によって可決

させました。現在は集団自衛権を、更にその後には憲法改定をもくろみ、原発再稼働と共に戦争の

できる強い国をめざして邁進しています。そのような時だからこそ、私たちは、自然と人間の命の

破壊に繋がる原発や戦争という「悪から遠ざかり、善を行い、平和を願って、これを追い求め」て

いきたいと思います。そのような教会として、2014年度も、主日礼拝を中心にした礼拝共同体とし

ての船越教会は、この地域と一人一人に仕える教会としてイエスの福音宣教に励んでいきます。

 以下、主な課題をあげておきます。

主な課題

1、それぞれが主体的な信仰に立ち、積極的に主日礼拝に参与する。日常生活での課題を担いつ

  つ、教会に参与できる教会形成に励む。

2、遠方の教会員、新来会者への対応等各自が積極的に行い、個人情報に留意しつつ情報を共有す

  る。

3、聖書研究会への参加等、共にある信仰の学びを大切にする。

4、船越教会という具体的な文脈の中で、戦争責任告白、聖餐、北村牧師「免職処分」を念頭に置

  き、船越教会改訂平和センター宣言を踏まえて、今日の状況の中で教会のあり方、具体的な活

  動を模索する。

5、北村牧師の免職無効裁判を積極的に支援する。

6、「シャワーの会」の活動において 他団体との連携を具体化し、さらには近隣に開かれた教会

  のあり方を模索する。

事業計画

1、礼拝の充実を図り、イースター聖霊降臨日、平和聖日、永眠者祈念礼拝、クリスマスをそれ

  ぞれにふさわしい準備を持って迎える。

2、毎月第一主日の「説教についての話し合い」を継続すると共に、昨年行った修養会のような集

  いを今年度も行う。

3、シャワーの会の活動内容を教会として支える。

4、平和の問題、特に地域にある米軍基地、自衛隊の問題を多様な角度から深め、地域の課題に取

  り組む。平和センターが積極的に活用されるように努力する。

5、東日本大震災被災者支援を継続して取り組む。

6、船越教会からの発信として、昨年度2回発行した教会機関紙を今年度も継続して発行する。

7、船越教会ホームページを立ち上げる。

8、その他

・ホームページについては、教会案内の情報を中心に、「船越教会って、どんな教会?」という

簡単な呼びかけ文を掲載する予定です。下記の呼びかけ文についても、ご意見があれば私の方へ、

これは数日中にお寄せいただければ幸いです。

・「船越教会って、どんな教会か?」         牧師 北村慈郎

 みなさん、こんにちは! 私は、現在日本基督教団船越教会の牧師をしている者です。〈船越教

会ってどんな教会なのか〉を簡単に紹介させていただきます。

 ~ケ朸飢颪蓮△海亮匆颪涼罎農犬ている私たちが、聖書の信仰からエネルギーを受けて、どの

  ように生きるかを大切にして日曜礼拝などの教会活動を行っています。

◆~ケ朸飢颪蓮⊂人数だからこそ可能な牧師も信徒も対等な関係での話し合いを大切にしていま

  す。

 船越教会は、心身に苦しみや痛みを持つ方々に寄り添い、共に生きることをめざしたいと考え

  ています。

ぁ~ケ朸飢颪砲蓮嵎刃太觚澄廚あります。この「平和宣言」は2013年クリスマスに改訂されまし 

  た。内容は下記の通りです。

《私たちは、先の戦争に対する責任を自覚し、いのちを脅かす貧困、差別、原発、軍事力をはじめ

とするあらゆる暴力から解放されて、自由、平等、人権、多様性が尊重される平和な世界の実現を

求め、共にこの地に立つことを宣言します》。

 以上のことは、船越教会がめざしてきている目標ですが、それが船越教会に集う者の中でどれだ

け深められてきたかは、人の前で誇れるわけではありません。毎日曜日の礼拝から力を受けて、そ

れぞれが祈りつつ、その人なりに日々を紡いでいます。そのゆるやかな礼拝を中心とした私たちの

交わりは、どなたにも開かれています。

 新しく参加して下さる方を、心から歓迎します。

・さて7日金曜日に教会の屋根と外壁の塗装工事が始まりました。7日は一日で会堂の周囲にパイ

プの足場が築かれ、8日の土曜日からは塗装前の清掃が行われています。屋根や外壁の汚れを払い

落す作業です。何だか長年かかって薄汚れた会堂がきれいになっていくのを見ていると、船越教会

も再出発を促されているようにおもえて来ました。見直し「平和宣言」も新しく掲げたことですか

ら。