なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(185)

            船越通信癸隠牽機 。横娃隠看11月9日                  

・1日(土)16:00から2日(日)10:00まで船越教会を会場にして「船越教会のこれから」というテーマで

修養会を行いました。プログラムは、1日:4時~-6時:発題)迷舎匯奸6時~7時:夕食、7時~9時:発題

:自由に話し合う。9時~:親睦会。2日:7時~8時半:朝食、片付け、8時半~10時:話し合いという計画を

立てました。1日の4時から9時までの発題・話し合いは13名、2日の話し合いは6名の出席でした。

・私の発題は、「船越教会のこれから」ということで、以下の通りです。<昨年のこの修養会で、「横須賀

平和センター宣言」を新しくし、昨年のクリスマスに掲げました。ここには、私たちの教会のめざすべき目

標が掲げられています。横須賀平和センター宣言:<私たちは、先の戦争に対する責任を自覚し、いのちを

脅かす貧困、差別、原発、軍事力をはじめとするあらゆる暴力から解放されて、自由、平等、人権、多様性

が尊重される平和な世界の実現を求め、共にこの地に立つことを宣言します。 

 2013年・クリスマス 船越教会一同 「平和をつくり出す人たちは幸いである。マタイ福音書5章9

節」>

・日曜礼拝とプラスα:・日常的には日曜礼拝が、船越教会における上記の横須賀平和センター宣言がめざ

すべき目標の、必要不可欠で大切な実践の一つになっています。これは今後も継続していきます。・横須賀

平和センターの活動の模索として、数名の委員を選び、委員会活動を開始していけないかと思っています。

すぐに集会を計画できるとは思いませんが、少人数でも教会としてどのような働きができるかを考えていき

たいと思います。その上で、ゞ飢颪慮従?平与瑤蛤眄)と∩ケ朸飢颪里海譴ら、特に教会の宣教の方向

性と私の次の教職選任乃至は信徒で担う教会について話しました。話し合いの中で出た主な意見を羅列して

おきたいと思います。

・1日目:ゞ飢馥押雰柀)をいろいろな活動に使ってもらう。5年、10年先の教会は「家の教会」になる

のではないか。そこには中心となるもの、集まる魅力がなければならない。8鎚牟飢颪任呂覆、地域で信

徒が集まる。マネイジメントする人がいて、集会が30人くらい、それ以上になったら二つに分ける。た瓦

病をかかえて教会に求めて来る人のために、教会に専門職としてカウンセラーをおく。ザ飢颪傍瓩瓩襦峙

い・救われる」は嘘っぽい。αケ朸飢颪両豺隋⇔蘿匕紊了談が癒しとなっていると言う人もいる。А峅

縄にある望ましい将来教会の在り方」をわれわれの問題として考える。┝立を求めていくプロセスが大事。

あなたは自分のところでどうやっているか? 山の中に入って野鳥や草木との出会いに神を感じる。反

原発金曜アクションの中にインマヌエルを感じる。礼拝堂で落ち着く(聖霊が降る)。いろいろな人が

いることが大事。ともすると、宗教というベールで現実を隠してしまい、一つになり、裃を着た人になって

しまう危険性がある。人間の自立(自治)-公共―交響(三角形で結ばれる)という関係が大事である。

3・11に立ち戻って考える。原発はすべてを壊す。

・2日目:~ケ朸飢颪地域の方々に呼び掛けて古着を集め、寿に持って行くということはできないか? 

∧刃促札鵐拭爾粒萋阿箸靴董基地監視体験を教区の基地自衛隊問題小委員会や青年委員会に働きかけて行

えないか? J刃促札鵐拭爾粒萋阿箸靴董屮咼妊を観る会」を位置付けられないか? ご霖鰐簑蠅砲靴

原発問題にしても事実を知ることが重要。船越から発信することはできないか? ニ迷爾龍誼通簑蠅砲

ても、船越教会から教団の体質を糺す働きがあるのではないか。

・正確に記録していませんでしたので、私のメモから以上修養会で出た主な意見を羅列しておきます。今後

役員会で整理し、形にできるものは具体化していきたいと思います。継続して話し合う課題も提起されてい

ますので、今後も話し合いの機会を作っていけたらと願っています。

・2日の日曜日の礼拝は永眠者記念礼拝でした。いつものように既に召された10数名の方々の写真を講壇の

前に置き、前もってご遺族の方にも案内を出して、礼拝を行いました。今回は4名の方々のご遺族5名の方が

礼拝に出席されました。礼拝後はHさんがつくってくださった混ぜご飯を一緒にいただきながら懇談の時を

持ちました。

・4日の火曜日には午後農伝での授業をしてから教区の常置委員会に行きました。この日は補教師、正教師

の教師試験受験者の面接がありました。推薦者の牧師の中に私の神学校時代の同級生である茅ヶ崎教会牧師

のSさんも来ていて、久しぶりに彼と話すことが出来ました。彼は聖餐については私とは立場は違いますが、

私の戒規免職や現在の教団執行部の姿勢には批判的で、今回の教団総会のこともどうであったか気にしてい

ました。教団総会については、教団ジャーナル風が教団総会の速報を詳細にメルマガとして発信してくれま

したので、S君には、彼はメールをしていないというのでそれをプリントアウトして送ることにしました。

この日の常置委員会の面接では、教師試験が行われるのが当然で、試験を受けて教団の補教師、正教師にな

ることに何の疑問も持っていない受験者に、フロアーから教団成立の問題を含め教師検定試験問題は今でも

何ら解決されていないこと、今でも受験拒否している人がいること、その中で行われる教団の教師検定試験

であることを忘れないようにという要望が出ました。すでに現在の教団執行部は、戦責告白以降の教団の歴

史を「荒野の40年」として否定し、現在を「正常化した」教団として、あたかも何事もなかったかのように

教団運営に突っ走っています。この日の常置委員会では、教団総会で神奈川教区総会決議の私の戒規免職撤

回と聖餐の論議の場を設定する議案が、「教憲に抵触する」との議長の一言で、なぜ教憲に抵触するのかと

いう理由も一切説明なしに葬られたことへの抗議の声が上がりました。なければ私がと思っていましたので、

うれしかったです。