船越通信、№604 2024年2月18日(日)北村慈郎
- 11日(日)は礼拝後残れる人で昼食を共にし、しばらく懇談した後に、2月の役員会を行ないました。役員会では、今年は3月31日(日)がイースターになりますので、イースター礼拝での聖餐式執行を決め、聖餐準備と礼拝での配餐役を決めました。また2024年度の教会総会の日程(4月14日礼拝後)も決めました。この日は総会日程だけを決め、3月役員会で準備する資料と資料作成担当者を確認することになります。またこの日の役員会では、3月のスタンディング、平和と人権を考えるDVD鑑賞会、教会だより「船越の丘から」の今後について確認しました。そして「教会の今後について話し合いの件」についても、コロナでここ数年その機会を持てないで来ましたが、今年は秋に一日修養会という形で行うことができればと、役員会では考えています。この日は役員会が比較的早く終わり、午後1時過ぎには散会しましたので、その後私は後片付けをして、午後2時過ぎ教会を出て、バスで追浜に出て鶴巻に帰りました。
- 11日(日)、12日(月・休)と連休でしたので、12日(月・休)には娘と車で渋沢にあるJA秦野じばさんず(地場産‘S)に買い物に出かけました。平塚のJA湘南の直売所あさつゆ広場には自転車でも行けますが、秦野じばさんずには車でないと私一人で自転車では行かれません。無理すれば行けないこともないと思うのですが、年寄りの冒険は控えています。野菜類はあさつゆ広場で十分間に合いますが、豚肉はあさつゆ広場にもありますが、牛肉はあさつゆ広場には置いていませんので、じばさんずにはどちらもありますので、肉類となると、秦野じばさんずになります。この日は、今年はお正月にすき焼きをたべていないので、久しぶりにすき焼きをしようということで、じばさんずで牛肉を買ってきて、早夕食は娘と二人ですき焼きにしました。すき焼きは本当に久しぶりでしたので、期待以上に美味しく感じました。
- この週は、木曜日(15日)の辺野古新基地建設反対の国会前座り込みへの参加以外に出かける予定はありませんでした。週の前半はメールのやりとりで、基地・自衛隊問題小委員会の通信第2号の編集を、委員の一人の方がして下さり、通信第2号が完成しました。後は写真があるので、カラー印刷を外注することにして、編集して下さった方から発注してもらいました。その通信第2号の巻頭言を私が書いて言いますが、その巻頭言で触れているため、2023年12月15日の神奈川新聞の記事の「『時代の正体』自衛隊考」もその通信に掲載してもらいました。私は巻頭言で、船越教会の裏手にある長浦港の海上自衛隊基地の現状について書きましたが(船越通信602号参照)、神奈川新聞の記事にも長浦港についてこのように記されています。<とりわけ長浦港は一体化が一目瞭然だ。主要施設が 並ぶ横須賀本港の北に位置し、狭隘な湾を取り囲むよ うに日米の施設が連なる。 装備の増強とともに施設の整備や拡充も見逃せない。 20 年に運用が始まった海上作戦センターには自衛艦隊、 護衛艦隊、潜水艦隊など海自の司令部が集約され、陸 上自衛隊や航空自衛隊に加え、米軍との連携も強化さ れた。 新たな弾薬庫と桟橋が造られ、停泊した艦船にミサ イルや弾薬を直接積み込めるようになり、有事即応体 制の構築が進む。安保3文書では戦闘を続ける「継戦 能力」が重視された。新倉さんは「弾薬の確保や備蓄 などを意味しており、長浦港はこれを先取りしたとも 言える」と分析する>。このように南西諸島の軍事要塞化だけではなく、身近なところでも戦争への準備が着々と進められているという現実があることを知らなければなりません。神奈川新聞の記事の最後はこう結ばれています。<安保関連法施行から7年がたった。木元さんは「自 衛隊の訓練は劇的に増えただけでなく、種類や地域が 広がり、大規模、長期化した」と解説し、さらに「民 間を巻き込み、市民により近い場所で活動する方向性 も顕著になっている」と指摘する。 例えば、11 月の自衛隊統合演習。全国各地で行われ、 とりわけ南西諸島での訓練が大々的に公開される中、 神奈川ではヘリコプターによる負傷者搬送訓練の受け 入れ先に、川崎市麻生区の民間病院がなった。 8月、自民党の麻生太郎副総裁は台湾で講演し、日 米や台湾の「戦う覚悟」が中国への抑止力になると持 論を語った。だが、抑止が破られることはロシアのウ クライナ侵攻で明らかだ。パレスチナ自治区ガザの情 勢は軍事行動が住民に多大な犠牲を強いる現実を改め て突き付けている。 木元さんは「訓練の拡大は緊張を高め、軍拡をもた らす」と警鐘を鳴らし、強調する。「軍事一辺倒は平 和でなく、むしろ戦争につながる。今こそ、外交と対 話が求められています」>。その通りではないでしょうか。私は巻頭言の最後で、このように訴えました。<このような現実を黙認することは、日本が再び戦 争犯罪国になるのを容認するに等しいことです。平 和を創り出す者として召されている私たちキリスト 者は、この現実に対してそれぞれの場で、それぞれ の仕方で、否の声を上げていかなければなりません>。
- 15日(木)は、辺野古新基地建設反対の国会前座り込みに出かけるために乗った小田急快速急行新宿行きの電車が成城学園駅を出た所で人身事故を起こし、車内に40分ほどとじこめられ、その後電車を下りて、線路伝いに歩いて成城学園駅ホームまでいき、ホームで電車運転再開まで待ちました。再開したのが午後3時少し前でしたので、それから国会前に行っても、すぐ帰るようになりますので、国会前には行かないでそのまま鶴巻に戻りました。電車の人身事故は最近よく聞きますが、実際に人身事故を起こした電車に乗り合わせたのは初めてです。しかも国会前に行く時には、電車の先頭車両に何時も乗って行きますので、人身事故が起きた時にガタンといって急停車した時の感触が私の体に残っているのです。何とも重たい気持ちを抱えながら、鶴巻に帰って来ました。最近駅のホームには線路に落ちないように柵が設けられていますが、成城学園前駅にはその柵はありませんでした。