なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(544)

船越通信、№544 2022年12月11日(日)北村慈郎

 

  • 4日(日)は礼拝後、Nさんがケーキを焼いてきて下さり、この日はちょうど私の満81歳の誕生日でしたので、ケーキに小さなローソクを一本立て、灯をともしてくださり、その灯を私が息で吹き消して、TさんとAさんの誕生日も、私の誕生日と数日しか違いませんので、お二人も私と同じようにローソクの灯を吹き消して、一緒にお祝いしていただきました。心温まる時を与えられて感謝です。その後しばらく歓談して、午後1時15分過ぎに散会しました。私も午後2時過ぎに船越教会を出て、鶴巻に帰りました。この日は、娘が私の誕生日ということで、新松田の駅の近くにある食事のできるお店を予約してくれていて、このお店は生前連れ合いも喜んでいたところですが、そこで娘と二人で誕生日の夕食を楽しみました。たまたま今年は私の誕生日の12月4日が日曜日でしたので、例年にない祝われ方をされましたので、いささか驚いています。
  • 6日(火)は午後6時から蒔田教会で教区の常置委員会が対面でありましたので、私は午後3時半過ぎに鶴巻を出て、横浜で早夕食を食べてから、蒔田教会に行きました。蒔田教会には少し早めに着きそうでしたので、蒔田教会の裏側にあった南区役所跡にできた商業施設をぐるっと回ってみました。常置委員会が行なわれる蒔田教会礼拝堂には始まる10分ほど前に入り、二三の方と話をし、始まりを待ちました。報告の中で5日―6日に開催された新しい教団常議員会報告があり、その中で教区総会決議教団総会議案の取り扱いについて、常議員会に、大阪教区常置委員会からの質問と九州教区常置委員会かの質問と抗議があり、それについての話し合いがあったということです。大阪教区から出された私の戒規免職撤回議案以外のものについては、第42回教団総会では上程されなかったが、本来は上程すべきだったということだったようです。私の戒規免職撤回議案は、その手続き上の教憲教規違反を問うものではなく、既に決定された戒規免職撤回なので、この議案は総会に上程できないが、教憲教規違反を問う議案であれば、それは教団総会で審議され得るということのようです。それにしても、教団議長に教団総会において議案の上程権があるなどということは、あり得ない話ではないかと思うのですが、前石橋秀雄教団総会議長は私の戒規免職撤回議案を第39回から第41回教団総会において議事日程の段階で議長判断で葬ってきました。今秋の第42回教団総会でも同様に議事日程の段階で葬ろうとしたようですが、S議員の動議が認められ、第42回教団総会では、上程するかどうかを総会議場に諮り、賛成少数で否決されました。しかし、前回までの総会からすると、少し前進したことになります。要するに次回の教団総会には、私に対する戒規免職処分の撤回を求める議案ではなく、その手続きにおいて不当かつ不法であるがゆえにその検証を求める議案にすれば、教団総会に上程して審議されるということのようです。この日の常置委員会では他に春季補教師検定試験受験志願者の推薦に関する件、准允・按手受領志願に関する件があり、4名の方の面接がありました。それぞれの所信表明を伺い、フロアーからの質問・意見を聞き、質問には応答するというものです。このところ、面接者にはフロアーから私の免職処分についての質問が出ています。「よくわからないので、学んでいきたい」と答える人と、「私の処分はおかしい」とはっきりと答える人に分かれます。この日も二人は前者、二人は後者の答えをしていました。その他に、この日の常置委員会で来年2月の教区総会の日程と場所が決まり[2月25日(土)、清水ヶ丘教会にて開催]、その総会で諮られる「2023年度神奈川教区活動基本方策および活動計画案」と「2023年経常会計予算案」が常置委員会で確定し、総会議案となりました。後は定例的なものでした。午後8時ごろ常置委員会が終わり、鶴巻には午後9時半ごろ帰ってきました。常置委員会の時にある方から、寿にお米を寄付したいのだが、自動車がないので自分では運べないので、どうしたらよいかと聞かれました。その場に現在寿地区活動委員会の委員長をして下さっているHさんがいましたので、相談しHさんに自動車で持って行ってもらうことにしました。その旨、翌日寿地区センターの主事に連絡しておきました。寿ではお米は炊き出しで大量に必要としていますが、いろいろな方からの寄付と学校関係などからは収穫感謝祭などのときに大量のお米の寄付があり、満たされて、活動に支障のないようになっていると、伺っています。寿地区センターでは、お米以外の物品寄付によって、毎月一回の寿地区センターバザーを開催することが出来ています。皆さんのご支援を心から感謝いたします。
  • 富士宮の青木平にいらっしゃるN・Sさんが、日曜礼拝に出席している大宮共立教会の牧師からお手紙をいただきまました。折り返し、お返事を書いて投函しました。先生はN・Sさんからいただいた船越教会の週報の私の「船越通信」を読まれて、ご自分も同じような文章を書いてみたと言って、それを送って来てくれました。このような形で繋がりを与えられたということは、うれしいことです。先生のお働きを覚えて祈っていきたいと思います。
  • 7日(水)は午後7時から、沖縄から米軍基地撤去を求め、教団「合同のとらえなおし」をすすめる連絡会(“もとすす”)のZoomによる世話人会がありました。11月6日に行ったZoomによる全国集会を踏まえて、今後のことを相談しました。この全国集会には60名くらいの方の参加がありましたが、4人の発題があり、時間的に余り参加者同士の意見交換ができませんでした。全国集会の報告を2回の通信(来年3月までに一回目を出す)に分けて出し、世話人会としてのこの全国集会の総括も出して、今後につなげることにしました。
  • 8日(木)は快晴の日で、午後1時ごろ国会前での辺野古新基地建設反対の座り込みに到着しました。この日は既に5人の方が座り込みに来ていて、参議院議員会館前の道路の壁にアッピールのグッツを貼っていました。私も自分のグッズを貼って、いつもの椅子に座り込んでしばらくしたら、平和をつくり出す宗教者ネットの集会が参議院議員会館であり、そこに出席する私の神学校時代の友人夫妻が私たちのところに顔を出してくれて、しばらく彼と話をしました。私たちの座り込みが終わりかけたころ、院内集会が終わり、参議院議員会館前の道路で、宗教者ネットの方々が10人くらい集まり、アッピールを始めました。私はその日の夜は支援会の事務局会がZoomでありましたので、地下鉄の駅に向かい、帰ってきました。