なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(593)

船越通信、№593  2023年12月3日(日)北村慈郎

 

  • 11月26日(日)は礼拝後、「ウクライナに平和を!」のスタンディングを予定していましたが、雨気味の天候で急遽この日は中止しました。そこでスタンディングの後に予定していたアドベントの準備を、残れる人ですることにしました。その前にN・Kさんが用意してくれた混ぜご飯を皆でいただきました。講壇前にテーブルを出し、そこに四本のローソクアドベントの飾りを作るのです。アドベントの飾りはH・Tさんが毎年中心に作って下さっていますので、今年もそのようにお願いしました。それぞれできる作業を手伝って下さいました。私は、例年I・Iさんが準備して下さっていた普段礼拝に来れない教会員の方や教会関係者の方々へのクリスマスカードが用意されていましたので、そのカードにお名前と短いクリスマスメッセージを書くことにしました。十数名のカードにそれを記載し、来週からの礼拝出席者にそれぞれ寄せ書きをしてもらうようにしました。S・Tさんは来週礼拝に来れないというので、この日このカードの寄せ書きをしていってもらいました。10日の日曜日が終わった段階でこのクリスマス・カードを発送したいと思っています。この日のアドベントの準備は午後2時ごろ終了し、散会しました。私も午後2時9分の梅田バス停発追浜行きのバスで、追浜に出て、何時ものルートで鶴巻に帰りました。
  • 29日(水)午後に横田基地に所属する在日米軍空軍輸送機CVオルプレイが、岩国基地山口県)から嘉手納基地(沖縄県)に向かう途中、屋久島の東約1キロの海上に墜落する事故が起こりました。オスプレイは開発段階から安全性が疑問視され、国内外で事故を繰り返してきています。私の住んでいる秦野鶴巻温泉でも、時々上空をオスプレイが飛行しています。厚木はもちろん横浜でも上空にオスプレイが飛行するのを見たと言う人もいます。12月1日の東京新聞社説で、「日米両政府は7月、海兵隊MV22オスプレイの日本国内の山岳地帯で低高度の飛行訓練を認めたが、基本構造は墜落した空軍CVオスプレイと同じであり、再検討を求めたい」とありますから、既に、どこかは分かりませんが、日本国内山岳地帯での低高度の飛行訓練をしているのではないかと思われます。オスプレイが日本国内の上空をそこら中に飛行しているという状況になっているとすれば、今回屋久島の東1キロの海上で起こった墜落事故が、どこで起こってもおかしくないということになります。恐ろしいことですが、この現実を日本政府はどのように考えているのでしょうか。
  • 30日(木)は、何時ものように国会前の辺野古新基地建設反対の座り込みに行きました。この日は天気予報で午後3時ごろから気温が下がるというので、少し厚着をして鶴巻を出ました。午後1時ごろに座り込みの場所に着きました。この日は地下鉄国会議事堂前駅を降りて、首相官邸交差点方面の出口に歩いていましたが、いつもは地下鉄永田町駅からくるYさんと一緒になりました。私たち二人が座り込みの場所に来た時には、既にいつも一番に来る方が来ていて、石壁に横断幕などのアッピールのグッズを貼りつけていました。到着した私たち二人もそれぞれ持って来ているアッピールのグッズを石壁に貼り、座り込みをはじめました。この日の国会前の道路に植えられたイチョウ並木は、一部まだ緑の葉を残している木もありましたが、殆どの木の葉は黄色になっていて、風が吹くと、パラパラと散って、黄色のイチョウの葉が道路にいろいろな模様をつくっていました。この日は、最初は3人での座り込みでしたが、午後2時半過ぎにもう一人の方が加わり、4人での座り込みになりました。この日は座り込みを終えてから、午後6時半になか伝道所で寿地区活動委員会がありましたので、私は地下鉄明治神宮前駅経由で東横線で横浜に出ました。横浜で早夕食をすませて、午後6時20分ごろなか伝道所に着き、寿地地区活動委員会に出ました。この日の委員会では、諸報告の後、協議事項として、主に⑴センターニュースに関する件、⑵越冬活動について、⑶今後の活動、⑷その他を扱いました。寿地区センターの経済的な基盤は、個人及び教会・団体による献金(カンパ)によって全て成り立っています。そこで、センターニュースの発行は、支援者がそのニュースを読んで、寿の状況とその働きを知ってくださり、献金して下さるので、寿地区センターにとっては必要不可欠な課題であります。今年はそのセンターニュースの発行を6月に予定していましたが、6月の発行が出来ず、編集委員の努力とニュースの編集と印刷発注をして下さる方の支援もあって、12月1日に発行することが出来ました。この号には編集委員から頼まれて、私もクリスマスメッセージ「客間には彼らのいる余地はなかった」を寄稿しています。この日の委員会は午後8時半過ぎに終わりました。鶴巻に帰ったのは午後10時過ぎになり、それから12月1日の週報原稿を作り、メールで皆さんに配信しました。
  • 12月1日の東京新聞朝刊に、「生活保護の基準額引き下げは憲法が保障する生存権を侵害して生活保護法に違反するという、愛知県内の受給者13人が居住自治体による減額処分の取り消しと国への慰謝料を求める訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は30日、『厚生労働相裁量権を逸脱し、重大な過失がある』として、請求を退けた一審名古屋地裁判決を取り消し、国に一人一人1万円の支払いを命じた。減額処分も取り消した。」とありました。これは画期的な判決だと思います。寿地区センターでも2013年ごろから生活保護費の減額が続き、確か最終的に6・5パーセントの減額になったように思います。この生活保護費の減額は寿で生活する方にとっても大変な痛手だと思います。この判決によって国や地方自治体の改善につながることを期待したいと思います。
  • 毎年沖縄にいるK・Rさんがこの時期帰省しています。そして連れ合いのK・Hさんと一緒に、鶴巻の私の自宅を二人で訪問してくれます。今年も2日土曜日でしたが二人で訪ねてくれました。お昼ごろでしたので、Hさんは、246号線沿いにある「かつ家」で昼食を一緒にして話しましょうということで、二人と一緒に車で「かつ屋」に行き、食事をしながら歓談して別れました。