なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

基地撤去

  このところ何度か、横須賀に足を運んでいます。主に京浜急行汐入駅近辺ですが、私が事務局長をしている連絡会の全国総会が横須賀で開かれるからです。まず4月の中旬に2日ほど横須賀の街を巡りました。そして全国集会の場所と宿泊するホテルを探しました。最初に考えていた勤労会館が既に予定が入っていてダメでしたので、横須賀市産業交流プラザという場所を借りることにしました。場所としては京浜急行汐入駅から1分ですので、立地条件としては申し分ありません。次に40名ほどの人が泊まれるホテル探しです。これも汐入駅1分のところにありますホテルハーバー横須賀で予約を取ることができました。
 
後は2日目に計画しています横須賀米海軍基地と海上自衛隊の基地を海から見る軍港見学です。最近軍港めぐりの定期船が、汐入のダイエーの海側にできている乗船場所から出ることを知りました。ところがチャーター船は猿島行きの乗船場所でもある三笠公園からしか出ないということでした。会場からその乗船場所までは歩いて15分くらいありますが、ヨコスカ平和船団の方に案内をしてもらうこともあり、ヂャーター船を予約することにしました。
 
最後は1日目の集会後に予定しています交流会の場所探しです。時間も遅いしホテルでは高額になるのでと思い、横須賀産業交流プラザの職員の方にお聞きしましたところ、会場から歩いて3分のところにあるどぶ板通りのお店を紹介してくれました。さっそくそのお店に伺って予約することができました。交流会は日曜日の夜9時半以降ですから、その場所探しが難しいのではと思っていましたが、幸運にもそんなに苦労することなく探せて、一安心です。後は当日を待つのみです。
 
 集会名は、「沖縄から基地撤去を求め、教団の合同のとらえなおしをすすめる第3回全国総会」です。集会する場所や宿泊するホテルの大体の見当がついたころ、基地の問題は、5月までに普天間の移設先の決着をつけるという鳩山首相の発言の信憑性が問題になっていました。その後日米合意がなされ、普天間の移設先が辺野古近辺ということになりました。そして鳩山政権から管政権へ移行し、日米合意はそのまま引き継がれるということです。政府からは抑止力を理由に日本の米軍基地撤去は出てきません。
 
日本の米軍基地を問題にするとき、その根底には日米安保条約があるわけです。冷戦時代につくられ、60年以上も続いている日米安保条約が、未だに全く変わらないであるということが、そもそもおかしなことです。東北アジア一体構想が掲げられている時代に、アメリカの基地を日本が温存すること自体が問題にされなければなりません。軍事力によらない世界平和の構想を、憲法9条に基づいて日本は世界に先駆けて実践していくべきだと思います。その意味で基地撤去が不可欠です。「求めすすめる連絡会」の全国総会が、原子力空母ジョージ・ワシントンの母港である横須賀米軍基地の近くで行われますが、沖縄の基地撤去と共に日本にあるすべての米軍基地の撤去を求めると共に、軍隊としての自衛隊の解体再編を求めていきたいと思います。