なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(208)

         船越通信癸横娃検 。横娃隠鞠4月26日    

・19日の日曜日は礼拝後2015年度の船越教会定期教会総会が開催されました。総会前にお握りとNさんが

準備してくれました汁とでみんなで昼食をすませてから、総会を行いました。現住陪餐会員20名のうち10名

の出席で総会は成立。2014年度教会活動報告と諸報告、2015年度基本方針ならびに事業計画、2014年度会計

決算報告および2015年度会計予算、役員選挙と、議事は順調に進み、2015年度の教会総会を終えることがで

きました。2015年度の役員に選ばれたのは、週報にも報告してありますように、Tさん、Mさん、Iさん、Hさ

んの4人です。どうぞよろしくお願いいたします。なお、2年間役員を担ってくださいましたAさん、ご苦労

様でした。感謝いたします。基本的には2015年度も毎日曜日の礼拝を中心に、それぞれが置かれた場で課題

を担うという方向で船越教会の宣教活動は進められていくことになります。船越教会の周囲に居住している

会員は少数で、遠方から礼拝に来ている方が多い現状からすると、礼拝以外の教会を中心とした活動はなか

なか難しい状況です。総会では最後にN・Sさんから、平和センターの準備金から「辺野古基金」へのカンパ

をという提案があり、新しい役員会で決めることにいたしました。「辺野古基金」については、東京新聞社

説の記事を下記抜粋して紹介しておきます。

辺野古基金 傍観者でいていいのか  2015年4月21日:<米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめ

ぐり「辺野古基金」が設立された。沖縄の窮状を国内外に発信する。沖縄の声に耳を傾け、日本の安全保障

を身近な問題として考えたい。/・・・/主な活動は、米政府や米議会にロビー活動を通して県民の思いを

直接訴えることだ。国内では新聞に意見広告を掲載したり、地方議会で政府に対応を求める決議を働きかけ

る。沖縄や日米安保の実情を知れば、沖縄に関心を持たなかった人にも新たな基地はいらないという沖縄の

願いを分かってもらえるという思いがある。/・・・/沖縄では、昨年の名護市長選、知事選、衆院選の四

つの小選挙区すべてで新基地反対派が勝った。だが、基地反対の意思は一顧だにされず、辺野古での建設が

強行される。/・・・/沖縄を支える動きが広がっている。「ふるさと納税」制度を活用し、沖縄県や名護

市に寄付する人が増えている。新たな基金では少額でも協力の意思を示せる。/日本の安全保障は、基地問

題は、国民全体で考えなければならない。沖縄からの切実な問い掛けに、共にかんがえていきたい>。

・21日(日)には農伝に行き、それまでちょっと忙しかったこともありますが、22日(水)は一日鶴巻

で何もせずに過ごしました。ただ4月24日の支援会世話人会・事務局会までに、4月18日に開催した私の支援

会の総会報告をICレコーダーから文章化する作業があり、24日鶴巻を出る4時前までには完成したいと思い、

時間のある時に少しずつその作業を行いました。大体完成し、24日の会に持って行くことができました。

・さて、今年度から私は神奈川教区の基地・自衛隊問題小委員会の委員に加わりました。23日(木)16:30

から高座渋谷教会で委員会があり、はじめて出席しました。私が委員に加わったのは、横須賀の教会にいる

からです。神奈川県では主に横須賀と厚木座間、相模原に米軍基地があり、今まで委員会には横須賀の教会

からは誰も委員に加わっていなかったからです。横須賀で基地・自衛隊問題に関心のある教会は、教団の教

会では船越教会くらいではないかと思います。委員会では私が横須賀の現状報告をすることになっており、

今回はじめてその報告をしました。現在横須賀の基地の問題では、原子力空母が横須賀を母港として停泊し

ていますので、空母を動かす二基の原子炉が動いていているわけです。東日本大震災の東電福島第一原発

故後日本の原発がすべて停止した時にも、横須賀では空母が停泊しているときには、二基の原子炉が稼働し

ているわけです。その危険性は計り知れません。今年は原子力空母ジョージワシントンから、原子力空母ロ

ナンルドレーガンに交代することになっています。このロナルドレーガンは、「東電福島第一原発事故直後

トモダチ作戦原発からの放射能を受け、多数の乗組員が被爆して病気になり、その中の2人はガンで死

亡し、現在200名以上の水平が東京電力他4社を相手取って、米国連邦地裁に損害賠償訴訟を提起し」ていま

す。そのようなレーガンが横須賀米軍基地を母港化するとなれば、被爆したレーガンの除染が問題です。5月

10日(日)5時に横須賀中央のベルク6階第1会議室で「2015原子力空母交代を問う市民アクション」スタート

集会があります。私は東京の荻窪教会で私の支援会の出前集会がありますので、参加できませんが、参加で

きる方はいらしてください。

・24日(金)は18:30から紅葉坂教会で支援会の世話人会・事務局会がありました。風邪を引いた方の欠席

の連絡があって、最初は少な目で18日の支援会総会での課題を話し合うことができるか心配でしたが、9人が

集まり、総会ででた意見を踏まえて「北村慈郎牧師の処分撤回を求め、ひらかれた合同教会をつくる宣言」文

の確定を行いました。いろいろ意見を出し合って最終的にまとめることができました。この宣言は、賛同者

(公表)を連ねて行く運動で、18日の総会の段階で約65名いますが、その賛同者を100名、500名、1000名と

増やしていくことを通して、私の処分撤回とひらかれた合同教会をつくる運動を推進していくことを目的に

しています。できれば来年の秋に開催される教団総会までに可能な限りの多く賛同者の名前を連ねてもらい

たいと願っています。船越教会のみなさんにもご協力よろしくお願いいたします。ご自分の関係者の中に日

本基督教団に属する知人友人がおられましたら、その方々にもこの運動を広げていただければ幸いです。

・以前に私の説教集出版のことをこの通信で書いたことがありますが、その準備がほぼ終わりました。私に

説教集を出すように強く勧めてくれた名古屋のHさんからも私の説教集に寄せた文章がきましたし、説教集の

「あとがき」に入れる予定の上記「宣言」も完成しましたので、来週完成原稿を出版社に送ることができる

と思います。出版したら、ぜひ読んでみてください。