なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(360)

      船越通信、癸械僑亜   。横娃隠固4月22日   北村慈郎


・15日(日)は朝方まで風雨が激しく、この日は礼拝後に教会総会を予定していましたので、出席者が

総会成立の数になるか心配でした。天気予報もこの日の午前中は雨も風も激しいという予報でしたので、

前週の木曜日夜に15日(日)の週報原稿を皆さんにメールで送った時に、15日(日)礼拝出席可能な方は

風雨対策をして船越教会の来てくださるようにお願いしていました。幸いにも礼拝が始まる10時半ころに

は、風雨も大分おさまって来ていて、礼拝出席者は総会開催には十分な数になっていました。礼拝後総会

前に礼拝堂の隣の集会室で昼食会を持ちましたが、礼拝後に東京に用事で来られた福岡在住のWさんも来

てくださり、共に昼食をいただき、その後後片付けをして、礼拝堂に移動せずに昼食会の場所で総会を開

催しました。船越教会の現住陪餐会員は21名ですが、この日10名が出席しましたので、総会は成立し、予

定された議事も役員選挙も滞りなく終えることが出来ました。総会を終えて、皆さんが散会した後、私は

来週の準備をしてから午後3時半過ぎに船越教会を出て、鶴巻に向かいました。


・教会総会で承認された船越教会の2018年度の基本方針ならびに事業計画を以下に抜粋しておきます。


・年度聖句「キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるため

に、あなたがたは招かれて一つの体にされたのです。」(コロサイ3:15)。/…2018年度も、私たち

は、改訂平和センター宣言に示されている船越教会の宣教の方向性を踏まえて歩み続けます。戦争のでき

る国をつくろうと目論む安倍政権下においてますます平和と人権が脅かされている現状にあります。ま

た、天皇生前退位と代替わりが一年後に行われようとしています。国民統合のシンボルとして象徴天皇

制が政治に利用される危険性は現在も払拭されていません。経済格差もますます広がっており、生活の困

窮を抱えている人も多くなっています。/そのような状況にあって、私たちは、毎日曜ごとの礼拝を中心

に、また、各自が生活する現場で聖書を読み、祈り、私たちをその働きに押し出す霊性を与えられて、す

べての個々人の命と生活が守られる平和な社会の形成をめざしつつ、各人がそれぞれの場所で小さくとも

そのための働きを担っていきたいと思います。/船越教会としての平和センターの活動も、昨年度に引き

続き平和と人権を考えるDVD鑑賞会を継続し、与えられている課題に取り組んでいきたいと思います。/

横須賀の地に立てられている教会として米海軍横須賀基地海上自衛隊基地の問題をはじめ地域の問題を

担う責任が船越教会には課せられていますが、現状ではこの地域の課題に殆ど応えることが出来ていませ

ん。けれども…めざすべき目標の一つとして覚えていただきたいと思います。

そのような教会として、2018度も平和の実現をめざして、主日礼拝を中心にした礼拝共同体としての船越

教会は、この地域と一人一人に仕える教会としてイエスの福音宣教に励んで参ります。以下、主な課題を

あげておきます。


・主な課題:1、それぞれが主体的な信仰に立ち、日常生活での課題を担いつつ、積極的に主日礼拝に参

与する。2、遠方の教会員、新来会者への対応等各自が積極的に行い、個人情報に留意しつつ情報を共有

する。3、聖書研究会への参加等、共にある信仰の学びを大切にする。4、船越教会という具体的な文脈

の中で、戦争責任告白、聖餐、北村牧師「免職処分」を念頭に置き、船越教会改訂平和センター宣言を踏

まえて、今日の状況の中で教会のあり方、具体的な活動を模索する。5、北村牧師の免職処分撤回を積極

的に支援する。6、平和と人権を考えるDVD鑑賞会などできるところから平和センターとしての活動に力

を注ぐ。7、平和センターパンフレットを活用し、教会の建物の有効利用を図る。8、「シャワーの会」

の活動が中断しているが、継続可能な道を模索していく。9、横須で活動している市民グループとの連帯

の可能性を探る。


・17日(火)は午後農伝の授業をし、その後夜紅葉坂教会で北村慈郎牧師の処分撤回を求め、ひらかれ

た合同教会をつくる会(以下支援会)の世話人・事務局会がありましたので、私も出席しました。支援会

の今後の取り組みとして、3月に開催した第6回支援会総会報告を中心に、10月の教団総会中日の全国交

流集会の案内と共に、7月初めに通信第21号を発行すること。私の戒規免職処分の不当性を秋の教団総会

までに、初めての人にも分かり易いリーフレットにすること。6月の神奈川教区総会決議教団総会議案に

するように、二つの議案を用意すること(一つは私の免職撤回議案、もう一つは聖餐論議の場設定を求め

る議案)などを確認しました。


・18(木)16:30から高座渋谷教会で基地・自衛隊問題小委員会がありました。新年度の取り組みとし

て、昨年はオリエンテーションとの共催で横須賀基地の学習と基地監視体験をしましたが、今年度は厚

木・座間・相模補給廠などの県央地区の米軍基地の学習と基地見学に、日米地位協定の講演会か学習会を

開催するという基本方針を確認しました。日米地位協定は社会委員会の8月に行われる平和集会のテーマ

の一つにも入っているようですので、社会委員会の平和集会のテーマが決まってから、具体的に動くこと

にしました。/20日(金)は午前中秦野日赤の泌尿器科に3か月毎の診察に行きました。この日は午後

6時半より寿地区センターで寿地区活動委員会がありましたので、私は午後5時少し前に鶴巻を出て地区

センターに向かいました。この日は教区に提出する寿地区活動委員会の活動報告の承認を委員会でしなけ

ればなりませんでしたので、前以って私が原案を書きメールで委員の皆さんへ送っておきっました。ただ

委員の中にはメールをしない人もいますので、委員会では改めてペーパーで活動報告を配り意見を求めま

した。いくつか誤記や表現の修正があり、委員会としての年度報告をまとめることができました。その他

5月26日(土)予定の講演会の役割分担を確認するなどして、午後8時半過ぎに委員会を終えて、私は

地下鉄長者町駅から上大岡に出て、上大岡から京急田浦まで来ました。夕食を食べていませんでしたので

船越の交差点の角にあります中華店で食べてから船越教会に行きました。教会に着いたのは午後10時過

ぎでした。