なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(410)

     船越通信、癸苅隠亜   。横娃隠糠4月28日   北村慈郎


・去る21日のイースターの礼拝には、一人の幼児を加えて25名の礼拝出席者がありました。毎年クリ

スマス燭火礼拝とイースター礼拝に出席される方が約10名いますので、今年のイースター礼拝もいつも

の礼拝の倍以上の出席者になりました。この日は教会総会もありましたので、ゆっくり会食会が出来ませ

んでしたが、HさんとNさんが手作りの稲荷ずしとおにぎりを準備してくださいました。それに闘病中で船

越教会の礼拝には出席できない連れ合いからの差し入れもあり、イースター礼拝後のいつもの会食と変わ

らないひと時を過ごすことが出来ました。会食を早めに終えて、2019年度の船越教会定期総会を開催しま

した。この日は船越教会の現住陪餐会員23名中14名が出席しました。遠方や高齢・病気、或いは事情によ

り普段礼拝に来れない方を別にしますと、1名の方が来れなかっただけで、ほぼフルメンバーが今回の総

会に出席しました。総会は、会計処理に関して監査委員から2,3要望がありましたが、それ以外は役員

会が用意しました2018年度活動報告、会計報告、2019年度基本方針と事業計画案の全てが原案通り承認さ

れました。以下に2019年度の基本方針と事業計画の主な部分を転記しておきます。


・2019年度基本方針ならびに事業計画:聖句「義の実は、平和を実現する人たちによって、平和のう

ちに蒔かれるのである。」(ヤコブ3:18)・・・2019年度も、私たちは、改訂平和センター宣言に示

されている船越教会の宣教の方向性を踏まえて歩み続けます。沖縄の石垣、宮古自衛隊基地強化、県民

の民意を無視して政府によって進められている辺野古新基地建設と共に、船越教会にとっては身近な船越

海上自衛隊基地の整備強化も進められており、日米軍事同盟によって日本の自衛隊が米軍と一体化して戦

争に加担する可能性がますます高くなっています。また、2019年は天皇生前退位と代替わり年になりま

す。国民統合のシンボルとして象徴天皇制が政治に利用される危険性は現在もまだ払拭されていません。

経済格差もますます広がっており、生活の困窮を抱えている人も多くなっています。/そのような状況に

あって、私たちは、毎日曜ごとの礼拝を中心に、また、各自が生活する現場で聖書を読み、祈り、私たち

をその働きに押し出すイエスの命を与えられて、すべての個々人の命と生活が守られる平和な社会の形成

をめざしつつ、各人がそれぞれの場所で小さくともそのための働きを担っていきたいと思います。/船越

教会としての平和センターの活動も、昨年度に引き続き平和と人権を考えるDVD鑑賞会を継続し、与えら

れている課題に取り組んでいきたいと思います。/また、横須賀の地に立てられている教会として米海軍

横須賀基地海上自衛隊基地の問題をはじめ地域の問題を担う責任が船越教会には課せられていますが、

現状ではこの地域の課題に殆ど応えることが出来ていません。けれども船越教会に課せられている課題と

して忘れないために、下記「主な課題」や「事業計画」の中にそれらの課題を記しておきます。めざすべ

き目標の一つとして覚えていきたいと思います。/そのような教会として、2019度も平和の実現をめざし

て、主日礼拝を中心にした礼拝共同体としての船越教会は、この地域と一人一人に仕える教会としてイエ

スの福音宣教に励んで参ります。/以下、主な課題をあげておきます。/主な課題:1、それぞれが主体

的な信仰に立ち、日常生活での課題を担いつつ、積極的に主日礼拝に参与する。2、新来会者、高齢や病

気、遠方その他の理由によって礼拝には来れない教会員等への対応は、各自が積極的に行い、個人情報に

留意しつつ情報を共有する。3、聖書や教団史等、共にある信仰の学びを大切にする。4、船越教会とい

う具体的な文脈の中で、戦争責任告白、聖餐、北村牧師「免職処分」を念頭に置き、船越教会改訂平和セ

ンター宣言を踏まえて、今日の状況の中で教会のあり方と具体的な活動を模索する。5、北村牧師の免職

処分撤回を積極的に支援する。6、平和と人権を考えるDVD鑑賞会などできるところから平和センターと

しての活動に力を注ぐ。7、平和センターパンフレットを活用し、教会の建物の有効利用を図る。8、

「シャワーの会」の活動が中断しているが、継続可能な道を模索していく。9、横須賀で活動している市

民グループとの連帯の可能性を探る。/事業計画:機⇔蘿劼僚室造鮨泙蝓▲ぁ璽好拭次∪士邱瀘彳釗∧

聖日、永眠者祈念礼拝、クリスマスをそれぞれにふさわしい準備をもって迎える。2、平和の問題、特

に地域にある米軍基地、自衛隊の問題を多様な角度から深め、地域の課題に取り組む。3、平和センター

が積極的に活用されるように努力する。4、東日本大震・熊本地震災被災者支援を継続して取り組む。

5、船越教会からの発信として、教会機関紙「船越の丘から」を今年度も継続して発行する。6、船越教

会ホームページを立ち上げたが、その内容の充実を模索する。7、その他


・この週の25日(木)は、連れ合いの診察日で、連れ合いが午前10時前に一足先に自宅を出て大学病院

に行きました。一人で尿と血液検査を済ませ、何時も受診する一般外科の診察室前の待合室の椅子に座っ

て、自分の番が来るまで待っています。受診予約が12時でしたので、前回はほぼ予約時間通りに受診しま

したので、11時半ごろには連れ合い待つ待合室に私も行きました。この日は待つこと3時間、午後2時半過

ぎに診察室に入り、検査の結果説明を受けた後、今回から新たに投与が始まる抗がん剤の副作用について

の説明を受け、副作用が出た場合の対処も伺い、看護師さんにポートに抗がん剤を投与する準備をしても

らい、診察室を出ました。看護師の方に腎内科に行ってから化学療法室に行くように言われましたので、

腎内科の診察を受けたから、化学療法室で抗がん剤投与を受けました。化学療法室に連れ合いが入ったの

は午後3時頃でした。今回からは抗がん剤の入った容器を持ち帰ることはなく、投与を受けた後は2週間投

薬による治療のようです。連れ合いが化学療法室に入った後、私はバスで伊勢原駅まで出て、午後4時に

なってしまいましたが、遅い昼食を取り、夕食の食材を買ってから、大学病院に戻り、午後6時半ごろ化

学療法室から出て来た連れ合いと一緒に鶴巻の自宅に戻りました。