なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(395)

     船越通信、癸械坑機   。横娃隠糠1月13日   北村慈郎


・新しい年の皆さまの歩みの上に主の導きをお祈りいたします。


・1月6日(日)の日曜礼拝は、私は冬のお休みでしたので、船越教会の礼拝ではなく、今住んでいます

鶴巻の近くで、小田急渋沢駅から徒歩5分ほどのところにあります秦野西教会の礼拝に、連れ合いと一緒

に出席しました。実は秦野西教会の礼拝には、昨年9月の夏の休暇の時にも、私一人でしたが出席しまし

た。確か9月16日の日曜日だったと思います。その頃連れ合いは入院中でした。連れ合いは船越教会の礼

拝に出席できないときには、ずっと秦野西教会の礼拝に出席していましたので、「自分の病気のことはま

だ秦野西教会の方々には話していないので、9月16日には私が秦野西教会の礼拝に出席して、自分の病気

のことも話しておいて欲しい、秦野西教会の礼拝にもなかなか出席できなくなると思うから」と連れ合い

に言われて、私は秦野西教会に出席しました。1月6日はそれ以来の出席でした。礼拝後一言と言われま

したので、「実は昨年9月16日に出席した時には、T先生ご夫妻は声をかけられないくらい私が落ち込んで

いたと思われたようですので、今日は元気な姿をお見せするつもりで礼拝に出席させてもらいました」と

一言申し上げました。礼拝後はすぐに失礼して、渋沢駅前のJA販売店で食材を買って鶴巻に帰って来まし

た。


・今回の年末年始は、寿の越冬にも一度も顔を出すことができませんでした。そうしましたら、4日に寿

のドヤで火事があり2人の方が亡くなったというテレビ報道を見て、びっくりしました。火事のあったド

ヤは、昔ながらのドヤとは異なり、2010年にできた比較的新しい宿泊施設で、バリアフリーの施設のた

め、体が不自由な人も多く宿泊していたようです。


・4日(金)の午後、宮古島から帰省していましたO牧師が連れ合いの見舞いに鶴巻まで来てくださいま

した。O牧師が戸塚教会を退任して宮古島伝道所の牧師になって、この3月で丸4年になります。O牧師とは

戸塚教会退任以来お会いしていませんでしたので、ほぼ4年ぶりの再会になりますが、以前と変わらない

交流の時をもつことができ感謝でした。宮古島では自衛隊の基地強化が進んでいて、その反対運動にも取

り組んでおられるとのことでした。また宮古島伝道所の会堂建築も現在進行中とのことです。ご協力いた

だける方は、郵便振替01770-1-146695、加盟者名「宮古島伝道所会堂建築」宛献金をよろ

しくお願いいたします。


・≪沖縄の八重山諸島(石垣、宮古、与那国)への自衛隊配備・強化の動きが加速しています。26日に

防衛省若宮健嗣副大臣が中山義隆石垣市長に、警備・地対艦ミサイル部隊として500~600人の

陸上自衛隊配備を正式に要請しました。同省は、宮古島へ700~800人、与那国島へ150人、石垣

と合せて八重山3島で計約1500人の自衛官を新たに配備する計画です。これが、「中国脅威論」を口

実にした安倍政権の「島嶼防衛強化」に基づくものであることは言うまでもありません。そしてその根源

が、日米安保条約の「新ガイドライン」に沿った対米公約であることも自明です。したがって、「近年の

自衛隊と米軍との合同演習や基地の共同使用の状況をみれば、自衛隊基地の新設は、同時に米軍の誘致に

つながる」「石垣島に配備が計画されている自衛隊基地は、軍事的緊張を高め、住民の生命が脅かされる

危険性がある」(高良沙哉沖縄大学准教授、16、17日付沖縄タイムス)との指摘は的を射ています≫

(ブログ「アリの一言」より)は当を得ている見方ではないかと思われます。矢部宏冶は、主権国家とし

ての主体性を放棄して、アメリカの属国となっている現在の安倍政権による日本国家の危険性を指摘して

います。そして、アメリカは日米軍事同盟によって、日本の自衛隊を米軍指揮権下に置いているが、それ

は日本を守るためではなく、アメリカ本国を守るためだと言っています。いざという時、アメリカは日本

を守りはしないと(矢部宏冶『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』参照)。宮古島

自衛隊強化は、大きな文脈からすれば、このような問題を内包していることを見失ってはならないと思い

ます。辺野古新基地建設の問題を含めて、今安倍政権によって戦争のできる国造りが進められています

が、その動きに何とか抵抗していき、世界に向かって平和を造り出す日本の国になるようにしたいと、心

から願っています。


・5日(土)は連れ合いが性差別問題特別委員会の委員をしていて、今は出かけられませんので、委員会

を鶴巻の自宅で開いてくれました。


・8日(火)は18:00から蒔田教会教育館で常置委員会がありました。この日の常置委員会は3名の按手礼

志願者と1名の准允志願者の面接がありました。常置委員会では教区総会の議案にするかどうか決めるわ

けですが、志願者の所信表明と質疑応答を経て、4名全員が承認されました。今回の志願者の中には、東

神大出身者で連合長老会系の教会で3年伝道師をして、また、今回の常置委員会では、2月総会の議案とな

る「2019年度の宣教方策と実施目標」が可決されましたが、その論議の中で、或る常置委員から、、ヤス

クニ、天皇制の問題もあるが、この問題は教団では扱っていないのに、教区は教団と足並みをそろえない

でいいのか、いうような趣旨の、訳の分からない発言がありました。教区におけるヤスクニ・天皇制問題

への取り組みをやめさせたいとしか思えないような発言でした。その発言への反論があって標記の議案は

可決しました。


・11日(金)は私の支援会の世話人・事務局会が16:30から紅葉坂教会でありました。昨秋の全国交流集

会の報告を中心とした通信22号と4月の総会の準備をしました。