なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(122)

          船越通信癸隠横押 。横娃隠廓8月18日       

・8月11日の日曜日は礼拝後しばらくお茶を飲みながら懇談して、午後3時から清水が丘教会で

あります神奈川教区の「平和集会」への参加のため、早めに散会しました。その後私は洗濯して衣

類を部屋に干し、後片付をして2時頃船越教会を出て、清水が丘教会に行きました。清水が丘教会

に着いたのは、ちょうど3時少し前で、既に社会委員会関係の方々が受付をつくっていて、名前を

書き資料をもらい、会費500円を払って会場である清水が丘教会の礼拝堂に入りました。既に礼拝

堂には参加者が散在して座っていました。暑い日であり、今年は会場を例年の紅葉坂教会から清水

が丘教会に移していますので、大分少ないのではないかと思っていましたが、そうでもなさそうで

ホッとしました。船越からは、Nさん、Wさん、Tさん、Kさん、それに私が参加しました。以下

8月12日の私のブログから。

・講演は、「東アジアの平和と日本国憲法歴史認識自民党改憲草案」という題で、関東学院大

学経済学部教授の林博史さんがしてくれました。講師は、A410頁のレジュメにA32枚のグラフ

等の資料を用意してこられ、資料に基づいた綿密な話をしてくれました。今問題になっています集

団的自衛権については、本来中小国による集団的自衛権が問題であったのに、これまで集団的自衛

権が行使された9件の事例のすべてがアメリカやソ連という大国による武力介入であることも、勉

強不足の私にははじめてでした。この平和集会では、毎回集会後デモをします。今年はコースが変

わりました。京急南太田駅前から桜木町方面に向かう道路を黄金町(初音町)交差点まで歩き、そ

こを右折してしばらく歩き左折してイセザキモールを関内方面に歩いて有隣堂前で解散というコー

スです。2キロ強ということでしたが、幸い集会が終わった頃には曇り空になっていて、直射日光

を浴びることなく、また予報にあった雨にも合わずに、総勢40名くらいだったでしょうか、歩き通

すことができました。その後有志で横浜に出て飲み会があり、私も最後まで参加して、鶴巻に着い

たのは午後10時頃でした。

・以下は「平和集会宣言」の一部です。

「・・・・平和を求める思いは誰でも同じであります。放射能汚染の危機、そして改憲の危険にさ

らされている今、キリスト者として所属する国家や民族の枠を超えたすべての人と存在の平和を求

めて、以下のように宣言します。

・過去の過ちを反省する中で形づくられ、「平和主義」と「戦争の放棄」を謳った日本国憲法を堅

持することを求めます。・日本が犯してしまった20世紀初頭のアジア諸国への侵略戦争の過ちを覚

え、その過ちと反省を受け継ぐこと、また共有する努力を続けます。・過去の過ちをないがしろに

しようとする全ての動きに反対し、同じアジアを形成する一員として和解の道のりを探ります。・

沖縄における米軍基地の強化など、あらゆる軍事力の強化、軍事力による国際紛争の解決を進める

動き、姿勢に反対し、行動します。・一刻も早い原子力発電所事故の収束と、すべての原子力発電

所の廃炉を求めます。また、すべての放射能汚染の被害者の権利が最大限に守られることを求め、

行動します。・キリスト者として、生活のあらゆる場において平和を求め、より大きな平和を創り

出すために祈り、また行動します。

 2013年8月11日  日本基督教団神奈川教区 「平和集会」出席者一同」

・14日(水)は、寿夏祭りに、午後1時から行われた炊き出しに出す混ぜご飯作りから参加しま

した。教会関係者の方は少なく、二つほどのグループの方々の参加で約20名ほどで、200人分の混

ぜご飯作りをしました。ご飯に混ぜる具は、こんにゃくとアゲと人参で、それに混ぜご飯の上にの

せるインゲンを、係の人からマッチ棒くらいに切り刻んでと言われました。ボランティアの中か

ら、そう言えば最近マッチ棒を見ませんねという声があり、参加者の中でマッチ棒をめぐって会話

が盛り上がりました。作業は高齢者ふれあいホーム・木楽な家で行いました。厨房は一階でご飯炊

き、上に乗せる具のシイタケ煮、上記の刻んだ野菜とアゲ、こんにゃく煮をしました。切り刻みや

混ぜご飯作りは3階の集会室が作業場です。ご飯はお釜3つ分を炊きましたが、お釜は2つしかな

いので、3時に二つ、4時に一つ。炊きあがったご飯は大きなビニールボールに入れて3階に運

び、そこで、先ず用意された酢を混ぜ、2種類の煮た具を混ぜ、それを70等分にパック詰めしま

す。パック詰めした混ぜご飯の上に煮シイタケ、インゲン、紅ショウガを等分に置き、出来上がり

です。出来上がったパックを輪ゴム止めして、持ち運び用の容器に入れて、寿労働会館前の夏祭り

会場に設置されたテントまで運びました。5時開始の炊き出しでは、この混ぜご飯パックに、他の

方々が作った煮物や煮魚や混ぜご飯や皮をむいた梨のパックとスイカか梨から、どれかもう一つを

受け取ります。それに紙コップの冷たい麦茶。5時前から並んだ方々が順番に二つと麦茶を自分で

選んで持って行かれます。中には二つのパックに、さらにスイカか梨をもっていこうとする方もい

ましたが、ボランティアの方に二つですよと言われて、手に持ったものを一つ返していく人もいま

した。すべての用意したものが配られて、後片付けをして、6時頃私は失礼しました。

・16日(金)午後には船越教会に、仙台にいるSさんご夫妻が訪ねて下さり、2時間半ほどいろ

いろとお話をすることができました。土日に東京で学会があるということで、前もって連絡を頂

き、私ははじめてお二人にお会いすることができました。お二人とも船越教会時代の教会生活を大

切にされていることを知り、嬉しく思いました。みなさんによろしくとのことでした。