なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(175)

           船越通信癸隠沓機 。横娃隠看8月31日                  

・8月24日の日曜日は礼拝後しばらくお茶を飲みながら懇談をして散会しました。私と連れ合い

は皆さんが帰った後、少し牧師館の後片付けをして船越教会から鶴巻に向かいました。お腹が空い

たまま約2時間電車の乗継をしていくのはしんどいので、京急田浦駅の近くで、しばらく前に寿司

屋から中華料理屋になったところで食べて行こうと、そのお店に入りました。すると、その日礼

拝に出席していた3人がいらして、3人は食べ終わりかけていましたが、私たちも同席させていただ

きました。私たちが食べ終わるまで、3人は待っていてくださり、いろいろとお話もできました。

私たちが食べ終わりましたのでお店を出て、そこでNさんとHさんとは別れ、Iさんと私たちは京急

に乗り、Iさんとは追浜で別れ、私たちは鶴巻に帰えりました。

・25日(月)から26日(火)にかけて、この夏にお休みをとっていませんでしたので、連れ

合いと大井川鉄道に乗り、寸又峡で一泊してきました。大井川鉄道千頭からその先の井川まで

は、大井川沿いの崖を走っているトロッコのような感じで、おそらくダム建設のために作られた

路線なのでしょうが、よくこんなところまで線路を作って電車を走らせたものだと感心しました。

千頭から寸又峡までの山間の道路をバスに乗っていきましたが、崖には船越教会の崖に張った落

石防止用のネットが張り巡らされていて、親近感を持ちました。寸又峡の温泉は肌がつるつるす

るよい温泉でした。2日間でしたが、日常を離れてのんびりと過ごすことができました。

・28日(木)19:00~20:30紅葉坂教会で、私の支援会の最高裁上告棄却報告集会がありました。

この日にしたのは、教団ジャーナル風の読者の集いがあるということで、その風の読者の集いに

重ねて私の支援会の集会をさせていただこうということで、風の関係者にお願いしてこの日の集

会を設定しました。しかし、風の読者の集いはなくなり、風の編集委員会に全国から集まった十

数名の方々が支援会の集会に参加してくれました。雨も降り、夜ということで参加者は60名でし

たが、私としては今後につながる発言もありましたので、よかったと思っております。この集い

の報告は、9月末にはまとめて通信11号として、皆さんにお届けできるのではないかと思います。

ローマ法王フランシスコの発言集の続き(第3回)

<支援を受けている貧しい人たちに 「みなさんの多くは、この残酷な世界によって裸にされて

きました。この世界は仕事も提供せず、助けようともせず、子供たちが飢えて死んでいっても関

心も示しません。」/教会と司牧 「教会のメッセージは、本質的な要素に集中しなければなり

ません。それこそ、もっとも美しく、もっとも重要で、もっとも訴求力があり、同時にもっとも

必要なことです。」/「教会の司牧は、まとまりもなく多数の教義をしつっこく強要するばかり

になってはいけません。」/「福音の提示は、もっと素朴に、もっと深く、光り輝いていなけれ

ばなりません。こういう提示の仕方によってこそ、そのあとに道徳結果がもたらされてくるので

す。」/「教会は時として、小さなことに、狭量な規則の中に、みずから閉じこもってきました。

もっとも大切なことは、最初に、イエス・キリストがあなたを救われました、と告げ知らせるこ

とです。」//「(第二バチカン公会議につづいた改革は)ぜったいに元に戻りません。」/

「わたしは傷ついて、みじめな、汚い教会のほうが、自分たちの安全にかじりついている不健全

な教会よりも好きです。」/「わたしたちは遠く広がる大海原の岸にいかりをおろしているで

しょうか。それとも、自分たちで造り上げた人口湖、規則や行動規範、自分たちの日程や聖職者

主義、教会制度という人口湖のなかにいかりをおろしているのでしょうか。」/「司祭や司教は

主の群れの世話をしなければなりません。そしてそのことを愛をもって行わないなら、かれらは

いなくてもいいのです。」/戦争、武器製造業者 「難民キャンプで飢えている子どもたちのこ

とを考えてください。このこと一つ、考えてみてください。これは戦争の結果です。そして、巨

大な応接間のことも。そこでは武器製造業者が宴会を開いています。」/「戦争があちらで起こ

れば、また別の戦争がこちらで起こる。それはほんとうに問題をめぐる戦争なのでしょうか。そ

れとも商業的な戦争、不法に武器を売るための戦争ではないですか。これこそ、わたしたちが闘

うべき敵です。」/バチカン官僚機構の改革 「いくつかのバチカン省庁は、検閲機関になりさ

がる危険を冒しています。」/「正当性の欠如をうったえる告発がローマに寄せられているのに

は驚いています。わたしは、そうした事例は地元の司教協議会で調査されるべきだと思います。

」/「ローマ(バチカン)の省庁は調停役です。管理者ではありません。」/「キリストがカト

リック教会に望まれるのは、困難な道、十字架の道、迫害の道です。教会は、組織の維持・拡大

が目的化した官僚組織でなく、組織の大きさや所属人数の多さ、事務所の拡大を誇るようであれ

ば、たとえ行っていることが善を志向していても、それは単なるNGOにすぎない。」/「着飾っ

た、気位の高いだけのキリスト教信者など、ウンザリです。社会から忘れ去られた人たちに寄り

添う勇気こそ、信者に必要なのです。」/「教会は、選ばれた人々だけを収容する小聖堂ではあ

りません。普遍的教会の広いふところを、わたしたちの生ぬるさを守ってくれる鳥の巣ごもりに

狭めてはなりません。/「教会は戦闘後方の野戦病院です。重い傷を受けている人にコレステロ

ールや血糖値を尋ねるほど無意味なことはありません。」/「教会はこれまでしばしば些細なこ

と、小さな掟にかかわりすぎていました。」/「キリストは最初の弟子たちを、ユダヤ教の法学

校の生徒や法学者たちの間で探すのではく、労働者や漁師といった、貧しくシンプルな人々から

選んだ。」/「わたしたちは、福音の光を必要としている僻地に行く勇気を持たねばならない。

僻地は地理的に遠いところのみならず、人間として低階層とされる環境を意味する。」(一部割

愛させてもらいました。これで終わりです。)