「市民意見広告運動」
「市民意見広告運動/市民の意見30の会・東京」(代表吉川勇一)からの「市民意見広告運動」の
チラシをいただきました。私もこの運動に参加したいと思っています。このチラシにありました「市
民の意見30」に私も賛同します。ちなみにその30の意見を下記に記しておきます。私たちの社会
のあるべき姿を思い描き、それに向かって社会を平和で住みよい形に変えていくことは、一市民とし
ての責任ではないかと思います。その意味で、この「市民の意見30」という提言は参考になります。
≪私たちは次のように考えます≫
憲法9条を活かそう
※ 軍事同盟である日米安保条約を終了し、日米平和条約を締結しよう。
※ 集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回させよう。戦争への武力介入は百害あって一利なし。
※ 政府は憲法を勝手に変えるな。立憲主義の破壊は国民主権の侵害。
※ 特定秘密保護法の撤回を求めよう。公安警察が監視する社会は民主主義の墓場。
※ 思想及び良心の自由は民主主義の基盤。日の丸・君が代・愛国心を強要するな。
※ 自衛隊ではなく、災害救助のための専門集団を作ろう。
国際平和に貢献しよう
※ 日本は自らの戦争責任を認め、すべての被害者に償いを。
※ 真の積極的平和外交を目ざそう。各国間の相互理解を促し、世界の貧困・災害と闘おう。
※ 領土問題は互いの異なる立場に耳を傾け、とことん話し合おう。
※ 武器輸出三原則の緩和や軍事費の増額は、死の商人を太らせる官民の癒着だ。
※ 強者の論理のTPPではなく、公平な貿易ルールを通じた国際間経済格差をなくそう。
基地はいらない
※ 沖縄の人びとに特に負担を強いている米軍基地の一日も早い撤去を日本政府に求めよう。
※ 美しい辺野古の海に軍事基地を作らせてはならない。危険な普天間基地の即時閉鎖を。
※ 植民地支配にも似た米軍の都合を優先させる日米地位協定をやめさせよう。
※ 住民の安全を犠牲に、全国で低空飛行訓練を繰り返すオスプレイの撤去をもとめよう。
※ 海外の戦争に駆り出される自衛隊員の人権を自衛隊員とともに守ろう。
原発を廃止しよう
※ 生物と共存できない放射能のゴミをまき散らす原発の再稼働は何としても阻止しよう。
※ 原発廃炉や汚染水対策を担う作業員の被爆労働を出来る限り防ぐ対策を要求し、監視を続けよう。
※ フクシマは他人ごとではない。風化させてはいけない。原発被害者に対する支援を。
※ 政府・東京電力は、福島原発事故の原因を徹底的に究明し、責任をとれ。
※ 自国で安全管理できない欠陥原発を他国に輸出するな。
※ エネルギー政策の予算は、省エネルギーと地域分散型の自然エネルギー利用に振り向けろ。
貧困・格差の拡大ストップ
※ 大企業と金持ちの優遇税制をやめ、所得累進課税を強化しろ。
※ 生活保護費の削減や申請窓口の不当な「水際作戦」など、福祉の切り下げに反対しよう。
※ 障がい者、ホームレス、ワーキンギプア、その他社会的弱者を支える制度を強化しろ。
※ 人間は物ではない。派遣・契約社員、その他非正規労働者を労働力調整の道具にするな。
社会を根本(もと)から変えよう
※ 成長神話に基づくライフスタイルを改め、自然と共生する社会を目指そう。
※ 弱肉強食のグローバル競争社会から、地産地消の循環型地域コミュニティを再生しよう。
※ 差別と偏見のない社会を創ろう。ヘイトスピーチは犯罪行為だ。
※ 民主主義社会は一人ひとりの意見の積み重ねから。選挙に行って自分の意思表示をしよう。