なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(567)

船越通信、№567 2023年5月21日(日)北村慈郎

 

  • 14日(日)は礼拝後、4月11日に帰天されたN・Sさんを偲ぶ集いを持ちました。今回のSさんを偲ぶ集いは、帰天してから1年後などに開かれる通常の記念会でもなく、葬儀でもありませんが、どちらかと言うと、葬儀に近いのではないかと思いましたので、偲ぶ集いのはじめに追悼礼拝をすることにしました。追悼礼拝はほぼ葬送式の礼拝と変わりません。前週にH・Tさんから船越教会に置いてあるSさんの聖書・讃美歌をお借りし、追悼礼拝で歌う讃美歌を選びました。Sさんの名前がある讃美歌は、小型の讃美歌第一編で、〇印、◎印が何曲かの讃美歌についていました。◎印のついた9番と、〇印がついた405番を追悼礼拝で歌うことにしました。それに四季の折々によせて「この友は生きた」という歌詞の讃美歌21の385番も歌うことにしました。聖書はローマの信徒への手紙8章31-39節、特に38節、39節の「わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです」に基づいた説教をしました。追悼礼拝の後、礼拝堂の中央に机を二つ縦に並べ、周りの椅子に皆で座り、Sさんを偲ぶ時を持ちました。その司会はI・Iさんにしていただきました。まずは準備していただいお弁当を皆でいただきましたが、その際、Sさんの甥のN・Nさんが、Sさんの思い出のつまったぶどー酒を持って来てくださり、食前にまずSさんを憶えて、みなで献杯しました。この日富士宮で以前N・Sさん、N・Mさんと親しくされていて、今は東戸塚にお住いのご夫妻も出席されました。食事の後、そのご夫妻をはじめ、それぞれのSさんとの思い出をお話ししていただきました。M・Mさんはお連れ合いの海外勤務時代にSさんがわざわざ訪ねてくださったこと、I・IさんやH・TさんはSさんとした海外旅行のことなど、それぞれのSさんとの関りの思い出のお話を伺うことができました。甥のN・Nさんが指名されて、Sさんの思い出を語ろうとされましたが、胸を詰まらせてお話しすることができなかった姿が印象的でした。NさんにとってSさんはかけがえのない大切な人だったことが伝わってきました。午後1時半過ぎに偲ぶ集いは終了し、その後三々五々散会しました。午後2時半ごろに最後の方が帰られ、Sさんを偲ぶ集いを終えました。参加者は13名でした。私はその後後片付けをしてから教会を出ました。この日娘は横浜にいましたので、娘と横浜で落ち合い、早夕食を済ませて、私はひとりで鶴巻に帰りました。
  • 15日(月)には、久しぶりに自転車で遠出をと思い、小田急鶴巻温泉駅からすると小田原に向かって二つ先の秦野駅に近い、権現山の下にある日帰り温泉富士見の湯まで自転車で行きました。私の住んでいる近くには、鶴巻温泉駅の近くにある秦野市営の弘法の里湯という日帰り温泉施設の他に、本年3月末までは鶴巻温泉駅の隣駅である東海大学前駅近くにさざんかという日帰り温泉がありました。弘法の里湯は月曜日が定休日ですので、月曜日に温泉に入りたい時には、さざんかに行っていました。ところが、さざんかが本年3月末で廃業してしまいましたので、月曜日にやっていて私の所から一番近い日帰り温泉は富士見の湯になりますので、この日は自転車でそこに行ったわけです。案外スムーズに往復でき、1時間近く温泉を楽しむことができ、その時間を入れて、往復3時間弱でした。富士見の湯は、少し高台にあり、露天風呂からも内風呂からも富士山が真正面に見える所ですが、この日も温泉に来ていた人の話では、きれいに富士山が見えるのは冬の晴れた日で、今の季節から夏に向かっては、なかなかかっきりとは見えないようです。私は毎週3回は弘法の里湯を楽しんでいます。マンションのお風呂にはほとんど入りません。そもそも紅葉坂教会を辞めて終の棲家を探した時に、鶴巻温泉を選んだのも温泉に入れることがその条件の一つでした。お陰で私の健康も温泉で維持されているのかも知れません。
  • 18日(木)は国会前の辺野古新基地建設反対の座り込みに出かけました。この日は大変暑い日でしたので、熱中症にも気を付けて、家から冷蔵庫に冷やしたペットボトルを持って出かけました。何時もの参議院議員会館前の道路まで来ると、私たちがいつも座り込んでいる所と一部重なる所で、既に入管法改悪反対のグループが、スピーカーを4台国会議事堂方向に向けて、抗議行動をしていました。私たちもそのグループと並んで、何時もの4人で座り込みました。私たちは声を出して訴えることはほとんどしません。道路の石壁に辺野古新基地建設反対の横断幕やプラカードなどを貼って、それを通る人に見てもらっています。この日は入管法改悪反対のグループが、時々スピーカーで訴えましたが、後は入管法改定の審議が行われている参議院法務委員会の審議の様子をスピーカーで流していました。維新の梅村みずほ議員の質問が行われているようで、彼女の事実を検証した上での発言というよりは、私見に基づく発言には、抗議グループの方が、その都度抗議のアッピールをしていました。私たちの座り込みは午後4時少し前に石壁に貼ったグッズを片付けて午後4時には解散しますが、この日私たちが解散した後も、入管法改悪反対の抗議グループは、抗議行動を続けていました。また、衆議院第二議員会館前では平和ネットのグループも抗議行動をしていました。