なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

ゴールデン・ウイークが終わって

・ ゴールデンウィークも終わって、これから季節は夏に向かっていきます。現代日本にイエスが生きていたら、辺野 古(平和)と寿(人権)にいるのではないだろうか。これが、私の持論です。
・ 鳩山首相は、5月までに普天間移設問題に道をつけると約束しています。そのために4日に、沖縄に行きまし た。総スカンの感じです。当然でしょう。
・ でも、鳩山首相のよいところは、権力主義的ではないところかも知れません。根回しの政治的手腕はなさそうですし、優柔不断に見えますが、信念は強そうです。
・ テレビなどのコメンテーターは、ほとんど皆鳩山首相を批判しています。政権交代の時には、持ちあげといて、今はくそみそです。
・ 私は、もう日本には米軍基地も自衛隊もいらないと思っています。できるだけなくす方向に、これから進んでいくべきではないかと思っています。
・ ですから、政府が辺野古のキャンプ・シュアブ沿岸に基地を作ろうとするなら、あくまでも反対します。沖縄の方々も今まで以上に抵抗するでしょうから、政府の思惑は崩れるでしょう。 徳之島も無理だと思います。
・ 鳩山首相にはそのことを知ってもらう以外にありません。鳩山首相も、心の中ではわかっているかもしれません。「国民」の反対をバックに、地位協定や安全保障条約を変える交渉をアメリカ政府と、性根を据えてやってくれるように、私たちが鳩山首相を後押しするくらいになりたいものだと思います。
・ 役人や政治家を批判することは必要でしょうが、私たちは一体どうなのか、我が身を振り返ることがないと、自分の責任を棚上げして、役人が悪い、政治家が悪いと言っているだけになってしまいます。
・ 現在のような役人や政治家の存在を許してきてしまった、我々の問題が大きいと、私は思っています。
・少しずつ我々も変わっていき、日本にも世界にも平和が到来し、すべての人の尊厳が守られる社会にしていきたいものだと、私は祈り願っています。