なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

説教準備に異変

  今日は日曜日で、礼拝がありました。しかし、今日の説教は私の担当ではありませんでしたので、昨夜はのんびりできました。毎月第2日曜日の説教は他の方にお願いしているからです。ただし、今日の礼拝は私が牧師をしている教会の創立記念日礼拝でしたので、毎年この礼拝で過去一年間に召された方々を追悼して祈祷をしています。その祈祷と聖餐式の司式を、私が担当しました。
  さて最近、私の説教準備にちょっとした異変が起きています。今年の3月までは、だいたい説教準備のラストスパートを、土曜日にしていました。テキストの下調べは、金曜日までに終わる週もありますが、土曜日に食い込むこともあります。でも土曜日の午後からは、説教の構想を考えるようにしています。
  しかし、その構想がまとまるのは、日曜日の早朝ということが多いのです。どんなに時間があっても、土曜日の夜11時ごろまでは、構想がいろいろ多岐にわたって浮かんでくるのですが、ほとんどまとまりません。不思議なのですが、どんなにまとめようとしても、ダメなのです。
  でも、この時間が大切ではないかと、自分では思っています。そして土曜日の午後11時ごろ、体力の限界に達し、説教準備は一時停止します。そして、風呂に入って、カンビールを飲みながら、さんまの番組「恋のからさわぎ」を観て、笑いまくります。そこで、多分説教の準備で頭にため込まれた資料や想念は、攪乱されて、ブレンド状態になるのではないかと、密かに私は思っています。夜中の0時半か1時ごろ寝て、4時ごろ起きます。
  そこから最後のまとめに入ります。すると不思議にポインが絞られて、これでいこうという着想が収れんします。最後まで収れんしない時もたまにありますが、そこは経験でカバーします。一通りワープロで打ち込み、後は講壇でのパフォーマンスです。
  今までは、こうして説教をまとめていました。ところが、4月から「恋のからさわぎ」の放映時間が、私に断りもなく、金曜日の夜に変わってしまったのです。ですから、このところ説教準備のペースが、なかなかつかめないで困っています。
  最後のまとめが、礼拝があるその日の早朝になるのは以前と変わらないのですが、土曜日の夜中0時前後の区切りが、以前ほどはっきりと設定できないので、今一、調子が安定していません。最近は、「恋のからさわぎ」が金曜日夜になったので、以前から理想としている、土曜日午前中までには説教が完成していて、土曜日午後は自由に過ごすことができるようにしようかと、思ったりしています。